活動データ
タイム
09:24
距離
13.8km
のぼり
1332m
くだり
1326m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【アクセス】 富山県側からは立山駅から室堂までの料金は往復4,310円です。今の時期はケーブルカーの始発は7時です。 【お天気】 1日目 晴れ〜曇り 2日目 晴れ〜曇り 【感想/記録】 6月上旬の立山は晴天率が高いそうです。ならばと言う訳で、平野部ではできない星景写真を撮影しに立山の雷鳥沢キャンプ場ヘ。星景写真は人工光がある平野部ではキレイに撮影できません。人工光の無い山の中なら比較的簡単にできると思います。撮影には重い三脚がいるので、今までは星がキレイな夜を山で迎えても撮影はできませんでした。雷鳥沢キャンプ場なら室堂から約2キロ、200メートルほどを下るだけなので、重い三脚とテントを背負っても比較的楽に行けそうです。 金曜日の午前中は県東部で研修なので、午後から休暇を頂き立山駅へ。さすがに平日の午後だとツアーの団体さんはいましたが、登山者は少なく立山駅もケーブルカーも高原バスもガラガラでした。3時前に室堂に到着し登山届を提出して、準備をしてから雷鳥沢キャンプ場へ。今回はテントの他に三脚やアイゼン等の冬山装備もあって、ザックの重さは16.8kgにもなり、カメラバッグは約2kgもあって合計で約19kg近くの重さでした。こんなに重くてはとても涸沢まで行ける自信はありませんね(笑)。 ザックは重くても今日は基本下りなので、あっという間に雷鳥沢キャンプ場へ。この時期なら当然まだ雪に覆われていると思ったら、一部地面が露出していました。せっかくスコップやスノーペグを持ってきてたに無駄な荷物に(´Д` )。早速テントを設営し一息ついたらやることが無くなってしまいましたので、運び上げた(降ろした)ビールを呑んでマッタリと。空は晴れていますが徐々に雲に覆われていく感じで、星景写真が撮影できるか微妙な雰囲気に。 今日の晩御飯はいつものカレーとハンバーグにしようかと思ったら、白米のアルファ米のストックが無く、しょうがないので、ドライカレーのアルファ米とレトルトのハンバーグになりました。初日はほとんど動かず呑んで食べただけので太りそうですね(笑)。晩御飯を食べてもすることが無く、iPhoneでネットをチェック。ここはソフトバンクでも4Gがバリバリに使えます。しかし雲はますます多くなり、キレイな星景写真を撮影するのはかなり厳しくなってきました。暇なので危うく寝てしまうところでしたが、8時前に外を覗いてみると、雲が多いながらも星空も見えて、星屑を撮影しました。幸い新月に近く邪魔な月は見えませんでした。大接近している火星らしき赤い星が見えましたが、残念ながら雲の中に消えました。 暗闇の中で微かな光の星を撮影するのは難しく、被写体が暗くて液晶画面で確認できません。ので、撮影時にピントが合っているかわからない。露出もマニュアルなので、絞り開放F2.8、シャッタースピードは30秒、ISO感度は1600で撮影しましたが、この設定で良かったのか分からないと、苦戦の連続でした。M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROは、ピントリングを手前に引くとマニュアルフォーカスモードになり、距離計指標が出ますので、あらかじめ広角端での無限遠のピント位置を覚えておいたので、大丈夫そうでした。でも無限遠時のピントを合わせたら、ピントリングをテープで固定してしまうのが良いでしょうね。 撮影後は9時過ぎに寝ましたが、翌日の1時半過ぎに寒くて目覚め、外を見るとなんと晴れている!急いで撮影の準備をしてしばらく撮影をし、イメージ通りの立山の上に広がる天の河を撮影できました(^-^)/。立山に天の河が広がると言う事も知りませんでしたし、広がるとしてもその時間も知りませんでしたが、これは執念でしょうか。シャッタースピードが長時間露光となる30秒では、ノイズリダクションにも30秒が必要なので、1回の撮影で合計1分間となります。 その間はずっと待っていないといけないので、ダウンを着てグローブをはめていても、寒くて震えていました。撮影後また寝ようとしましたが、晴れたので放射冷却のためかさらに寒くなりあまり熟睡できませんでした。朝起きるとテントの前室には霜がついていたので、かなり冷えたようです。 今回の立山で星屑を撮影するというミッションは夜のうちに終了したので、朝はゆっくりと起きて朝ご飯を食べてから、準備をして6時過ぎに立山一周目指し出発しました。朝は雪が再凍結して硬くなっていたので、急坂の雪渓の雷鳥坂は登らず降ることにし、雄山から反時計回りに一周することにしました。一ノ越までは雪がありましたが、日が上がると腐ってアイゼン無しで大丈夫でした。雄山神社で参拝し休息してから、大汝山、富士ノ折立、真砂岳を経て別山に到着し、別山北峰で今回も剱岳を見ながら、昼食をいただきました。 別山では風が強く寒いのでダウンを着て、これからは雪渓を降るので、ゲーターを付けて雷鳥沢キャンプ場を目指します。暑くなってきたので休業中の剣御前小舎でダウンを脱いで、雪渓を降って行きますが、夏道が終わって雪渓になるとルートが良く分からないので、雪渓が続くところを適当に歩いてゴールしました。が、ここからテントを撤収して、荷物をザックに押し込んで、少しは軽くなったけどまだまだ重いザックを背負って、室堂ターミナルまでの坂を登り返すのが一番大変でした(笑)。 【注意点】 稜線上にはほとんど雪が無く、あっても斜面ではないので、アイゼン、ピッケルは不必要でした。雪渓は早朝や夜には再凍結して硬くなりますので、この時間帯に行動する場合にはアイゼンが必要です。 モンベルのダウンハガー900 #3はリミット温度が-2℃なので、この時期はダウンの上下を着ていても寒かったです。 今回使用したアルミ製のトラベル三脚、マンフロット Befree ボール雲台キットは価格が安かったのですが、安いなりの理由がありました。なんと肝心の撮影時に石突きが取れて、ポールが出ないと言うトラブルが発生。ゴム製の石突きはネジで強引に押し込んで留めただけでと言うお粗末な作りでした。ゴムが寒さで収縮したのか、経年劣化で縮んだのか分かりませんが、山の中で故障するのは困りました。 下界は暑いのに稜線上に出てちょっと風が吹くと寒くなり、夜中のテントの中もダウンを着ていても寒くて、ウェアの調節が大変でした。 【コース状況】 ・室堂〜雄山 一ノ越までの雪原は雪が腐っているのでつぼ足で問題ありませんでした。一ノ越から雄山まではの斜面は浮き石が多くザレてスリップに注意。登山道の一部が崩壊しているように思われました。登山道を示す矢印が薄くなっています。登山道が急すぎる、浮き石だらけと言う事はありませんので、おかしいと思ったら引き返すのが良いと思います。 ・雄山〜富士ノ折立 すべて夏道が使えます。一部雪渓が残っていますが、斜面では無いので問題無いと思います。 ・富士ノ折立〜真砂岳 富士ノ折立から真砂岳の鞍部へ降りる最後の斜面の手前は、登山道に崩落した岩が落ちて歩きづらくなっています。 ・真砂岳〜別山 ほとんど夏道ですのでつぼ足で問題無いと思います。別山南峰には雪が残っています。 ・別山〜剱御前小舎 雷鳥坂は夏道が終わると雪渓が続きますが、踵を蹴り込んで行けばアイゼン無しでも問題無いと思います。アイゼンを付けていると安定して降れると思います。ルートが分からなかったので、雪渓を適当に降りてしまいました。早朝や日没後は気温が下がって雪が再氷結して固くなりますので、この時間帯ではアイゼンやピッケルが必要だと思います。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal) 402 1168 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分) 50 212 スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間) 13 15 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階) 22 202 ウォーキングの距離(km) 7.27 24.02 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩) 8,625 28,204 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数) 56〜104 42〜130 体重 62.4 -> 61.4 今回は下山後になにも食べなかったので、体重はちょっと減りました。
活動の装備
- オリンパス(OLYMPUS)M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
- マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)South Col 70 OutDry
- サロモン(SALOMON)ミニム エバック ミッドレイヤー
- その他(Other)NEMO ANDY LS 2P
- その他(Other)Sport38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド
- その他(Other)モンベル(mont-bell)ジェットボイルZIP1824325ブラック
- サーモス(THERMOS)山専用ステンレスボトル FFX-500
- モンベル(mont-bell)GORE-TEX アルパインスパッツ
- パナソニック(Panasonic)マイクロフォーサーズ用8mmF3.5単焦点魚眼レンズGFISHEYEH-F008
- その他(Other)Manfrottoコンパクト三脚Befreeアルミ4段ボール雲台キットMKBFRA4-BH
- モンベル(mont-bell)ダウンハガー900
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