岩内岳〜目国内岳 縦走 ■裸足で湿原越え■

2016.06.15(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 23
休憩時間
50
距離
10.8 km
のぼり / くだり
1309 / 769 m
1 58
54
25

活動詳細

すべて見る

帰省中にじっとしてられず登ってきました^^; 今朝は晴れており、岩内岳も山頂にかるく雲がかかる程度。これは登山チャンスと思い、光の速さで準備して登頂開始! ■岩内岳 快晴の中、意気揚々と岩内スキー場(登山口)を後にします。森の中は蚊とブヨだらけ。エアサロンパスを噴射したらいなくなりました。 8合目を超えると、雲の中に突入。急に風が冷たくなります。岩内岳山頂では、霧のため景色ゼロ。山頂付近には15人くらいのツアー登山者がいました。何処まで行くのかと尋ねたところ、このまま岩内岳を下山するとのこと。物足りなさを感じ、目国内岳縦走を決意。 ■恐怖の雪渓 岩内岳から目国内岳の分岐に到着。(雷電山は熊が出るらしいので、ソロのため今回は目国内岳へ) 分岐を超えて直ぐに登山道がなくなり、目の前にとてつもない雪渓が現れました!斜面の下には雪溶け水が溜まってできた池があり、雪渓が纏ってる冷気のモヤで不気味に感じました。引き返すのも、悔しいので勇気を振り絞って雪渓をすすむことに! 雪渓を進むと直ぐに、「何処に行くのよ⁉︎」と呼び止められました。振り向くと、山賊ではなく、年季の入ったおじさんが居ました。おじさんと話した内容を要約すると、 ・おじさんは岩内岳〜目国内岳を目指している ・雪渓を進んだが、登山道が見当たらない ・それっぽい笹薮に入ったが、登山道ではなかった ・おじさんはこの雪渓を2時間彷徨ってる おじさんは紙の地図を見せてくれて、この辺りに登山道があると言うのですが、直ぐにおじさんの勘違いに気がつきました。 溶けた雪渓で出来た池をパンケメクンナイ湿原と勘違いしてたようです。ヤマップの地図を見ると、湿原まで、1キロ以上あるので、雪渓に沿って進む必要があることを説明。おじさんと雪渓の途中まで一緒に進みましたが、疲れたので飯を食うから先に行けと言われ、お別れ。スポーツ飲料ではなく、赤コーラを飲んでいたのがすごく印象的でしたw おじさんのお陰で、不用意に笹薮に足を踏み入れずにすみ、無事に登山道を発見。(ちなみに、笹薮に入ると遭難の可能性大です!)溶けた雪渓が登山道に流れ込み小さな川になってます。進むと直ぐに湿原にでました! ■パンケメクンナイ湿原 湿原の入り口で、蛇に噛まれたであろう蛙の死体を2匹発見(グロいので写真は割愛します) うわぁ〜蛇がいるのかぁ。不気味さが蘇って来ました。サクサク越えようと思いきや、雪渓の雪溶け水のせいで、湿原が増水 → 登山道水没。笹薮を通ろうと試みましたが、笹薮も水没orz 結局、裸足になり水没した登山道を超えました。 蛇がいたらどうしよう?などと考え、気持ち悪さMaxでしたが、何も踏まずに無事湿原クリア。後ろを振り返りましたが、おじさんの気配はなかったので、登頂を諦めたんだと悟りました。 ■目国内岳〜新見峠 目国内に向かう途中も、雪渓のせいで登山道が消えており、何度も迷いそうになりながらもヤマップを頼りに、目国内岳→前目国内岳→新見峠(ゴール)と進むことが出来ました。 スリリングな登山でしたが、終わってみると非常に楽しかったです。還暦を超えた父に、新見峠まで迎えに来てもらい、無事帰宅!(老体に鞭打つ) 次回は雷電山を目指します(^^)

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。