ガスの中の九千部岳～山法師の残りを求めて～

山法師が見たい。 そういうわけで、九千部岳に初登山。 周回コースがとれるらしく、田代原トレイルセンターから反時計回りに回ることに。 車道から登山道に入り、最初は比較的楽な登り道でしたが、登りがあまり休むことなく続きます。 「山頂まで1000m」の標柱から次の標柱を求め、登り続けますが一向に現れない。 やっと現れた！と思ったら「山頂まで500m」…この500m、相当こたえました。 それからは岩場がありますが、比較的楽な登山道で、頂上付近まで。 このときガスで展望は悪かったです。しかししばらく待つと少しガスが晴れ、斜面の山法師が顔を出しました。この瞬間がラッキーでした。これからしばらくはガスの中となりました。 頂上に上がる前に、九千部大明神さまにお参り。 頂上に上がると、ガスが晴れるのを待つ方々が何人かおられましたが、生憎ガス中でした。 下山途中、雲仙への分岐で通行規制の看板が設置してありました。第２吹越から普賢岳へは通行禁止のようです。 それから九州自然歩道を下るのですが、道が荒れてる荒れてる。 牧場のゲートにつくと、そこは土砂で埋まっていました。標柱の「九州自」以下は土砂の中でした。 それから木道などを通りながら田代原トレイルセンターまで戻りますが、木道もだいぶ傷んでいます。 一応、山法師の九千部岳をみることはできましたが、勝敗でいえば負けのようです。 山法師はもう終わりですね。