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宝永山 (富士山の側火山) 水ヶ塚公園🅿️〜御殿庭〜宝永山〜大砂走〜幕岩

稲荷碗さん YAMAP Meister Black

  • YAMAPマイスター:ブラック
  • 自己紹介:日本人なら一度は!と、思い立って登った富士山が、恐らく人生初登山!
    体力づくりと禁煙のため、そうだ!もう一度あの富士山に!と目標を定め、
    近場の丹沢近辺から登り始めた初心者です。よろしくお願いします^^
  • 活動エリア:
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1970
  • 出身地:
  • 経験年数:1年未満
  • レベル:初心者
  • その他 その他

富士山

2014/12/03(水) 02:31

 更新

宝永山 (富士山の側火山) 水ヶ塚公園🅿️〜御殿庭〜宝永山〜大砂走〜幕岩

公開

活動情報

活動時期

2014/11/30(日) 06:54

2014/11/30(日) 11:29

アクセス:1202人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 1,764m / 累積標高下り 1,744m
活動時間4:35
活動距離14.13km
高低差1,301m

写真

動画

道具リスト

文章

今回は富士山の側火山である宝永山に行ってきました。
宝永山というと、昨年の8月だったか?
富士宮ルートで登頂後、下山は御殿場ルートを分岐し宝永山経由で富士宮口に戻ろうと計画実施したが、
宝永山の馬の背の手前に人が集まっており、どうしたのかと思いながら、馬の背に乗ろうとしたところ、
ものすごい突風が吹き抜け、前に進めないような状況だった。
団体で来ていた人たちは、ガイドに富士宮へ戻らずに、御殿場口へと行くよう誘導されていたが、
自分は車が富士宮口に駐めてあるので、どうしたものか?と迷ってしまった。
まあ、自分より先に迷っている人たちが大勢いたが…!
確かに、今まで経験したことのないような風で、台風でもこれほどではなかった。
途方に暮れていると、その突風に立ち向かう挑戦者、屈強な男が現れた。
全身をレインウェアなどで身を包み、一歩一歩、宝永山の稜線を進んでいく。
風上に体を傾け、這いつくばるように歩く。
まさに風上に向けロケットスタートを切ろうとする、短距離走のクラウチングスタートの体制を取りながら、横移動しているかのようだ。行った!無事、火口降り口までたどり着いて、降りて行った。良かった。

稜線に乗り、火口への降り口まで、距離にしてほんの50mちょっとなのだ。
そして、その火口降り口から、さらに50m程先に進んだところにあるのが、宝永山山頂だ。
しかし、その日は、だれもそこに行く人はいない。だれも行くことができなかった。
自分もそれどころではない。あの人と同じように行くしかない。
たとえ反対側の御殿場川へ転がり落ちても、砂礫がずっと続いているので、大けがはないだろうと覚悟を決めて、
四つん這いになりながら、無様な格好で何とか、火口降り口へたどり着いた。
火口側に下りると、嘘のように、風が穏やかで、なんとか、富士宮口まで、たどり着けたのを思い出す。

つまり今回はリベンジ登山だ!
宝永山を調べていると、11月17日で、富士スカイラインと御殿場口の間が封鎖され、
4月下旬まで富士宮口、御殿場口ともに冬期閉鎖中とのことだった。
だが、御殿場口までの通行止め区間は1.7kmで、スカイラインとの分岐、太郎坊トンネル周辺に車を駐車し、
そこから歩くことができるとのことだった。
で、さらに御殿場口が歩かれるようになってから廃道のようになってしまった須山口登山道というのが、
地元の人の尽力により2,000年に復興したとある。
なんだ、YAMAPにも、きちんとルートが示してあるではないか!
ということで、早朝5時15分ごろに自宅を出発。1時間半ほどで、目的の水ヶ塚公園駐車場に着いた。

ここに来る途中、御殿場口分岐近くの太郎坊洞門には、トンネルの手前と奥側、それぞれに車が5台ずつ程、駐車してあり、ほぼ満車状態。朝早くから登ってる人がいるんだろうな!
その太郎坊のトンネルから水ヶ塚駐車場までの途中に、シカ2匹とリス1匹を見かけた。また、会えるといいな。

夏の富士宮口のマイカー規制時期は有料となる水ヶ塚駐車場からのピストン輸送で賑わうらしいが、
今日は、ガラガラで無料だ。富士山は、雲で見えないが、天気は良い。気温を確認すると5度!
まずは、公園の奥にあるトイレに!きれいで、無料。山に来ると当たり前のことに感謝してしまう。
車に戻り、靴を履き替え、本日デビューのショートゲイターを装着し、7:00ちょっと前にスタート。

富士山スカイラインを挟んで富士山側にすぐが、須山口登山道の位置口になっている。
始めは、緩やかな登りの森の中を歩く。歩き出せば、寒さは気にならないが、手だけが冷たい。
固まった溶岩の塊でゴツゴツしたところもあるが、豊富な樹木とその根元に苔が生え、楽しく歩くことができた。
2合5勺の御殿庭下あたりから傾斜が増してくる。時々、シカがいないかなと周りを見渡しながら登る。
すると3合目あたりだったが、前にソロの方がいた。
お互いに、上まで行くんですか?イヤイヤ、行けるとこまでみたいな会話をし、譲っていただいたので、先に進む。いつも前半は急ぎがちで、少し汗をかきながら登ってしまう。寒くなってきたら、アンダーウェアを脱いで、上着を着ようと思うが、まだ大丈夫と、段々と傾斜がきつくなっていく樹林帯を登る。

登り始めて1時間半ほどで、いよいよ森を抜け、木々の背丈も低くなり、目の前が開ける。
眼前には雄大で、真っ白な富士の山、後ろを振り返ると雲海が広がり、朝日を受けてキラキラしている。
周りの樹木がなくなり、宝永の火口の縁にのったことで、風が吹き抜け、かなり寒い。
稜線の手前で着替えれば良かったと思いながら、上半身裸になって、アンダーウェアだけを脱ぎ、
ザックから入れ替わりで出した上着を着込む。
先週、笊ヶ岳では出番なくザックにしまったままだったモンベルのソフトシェル!
タイトな方が好みなので買ったレディースMサイズだが、伸縮性もあり、腹回りもスマートでgood!
かなり快適になった。
ここから砂礫の斜面が宝永山の火口降り口まで続く。
所謂、砂浜を歩くのと同じように、沈み込む砂礫に足がとられ、空回りしているかのような斜面だ!
ストックがあれば少しは歩きやすいのかもしれないが、めんどくさがり屋の自分は今日も、ノンストックだ。
稜線は日当たりがよく、雪はないが、周りの斜面には雪面が広がっている。
宝永火口の入り口から雪道を歩くため、軽アイゼンをザックから取り出す。
ブーツのまま、雪の上に乗ってみたが、固くカチカチに固まっており、1歩目でやめた。
アイゼンで雪に上がると、グリップ?が全然違って、安心感がある。
靴では滑って転んだら、下の火口まで一直線、どこまでも滑って行ってしまいそうだ。

宝永山火口から宝永山を見上げる。もう手が届きそうだが、道標では50分となっている。
そんなに掛かるとは思えないが、ここのジグザグ急斜面はかなりきつい。
前回来たときは下りだから良かったが、かなりの急斜面の砂礫地帯で、
さらに、変に斜めに斜面を登るため、片方の足だけに負担がかかる。
そして時折、ガラガラと火口の上から、落石が落ちる音が聞こえることがある。まさにアリジゴクのようなのだ。
覚悟をしてここまで来たが、1ついい意味で予想外だったのが、固い雪面である。
アイゼンで歩けば、砂礫のように崩れることがなく、思いのほか歩きやすい。
それでも、キツイことに変わりがなく、さっき着込んだ上着が暑い。
脱ぎたくもなったが、恐らく上の稜線で出れば、強い風が吹いているはずと思い、
チャックを開け、無理せずゆっくり歩くことにする。宝永山はすぐそこである。

稜線に出るとやはり、強い風が吹き抜けてあり、帽子が飛ばされそうだったので、フードをかぶる。
稜線の先端に、宝永山の頂上標が見える。
高度は、ほんのわずかに稜線の方が高く、先端の方が少し下がっている感じがする。
ゆっくりと歩き、念願の宝永山の山頂を踏みしめた。

帰りは御殿場口方面を途中で分岐し、須山口下山道へと進む。
宝永山からは、一度山頂の方へ登るように、
宝永山の馬の背の付け根の先にある、御殿場ルート6合目付近へと足を向ける。
御殿場ルートの下山道、つまり大砂走りで駆け降りる道にぶつかる。本日の最高地点2,750mくらいか!
下山道にそってロープが続いており、それに沿って降りていけば、迷うことはない。
ただ、雪が固いので、走って降りるのはちょっと無理。
春になると登山後、スキーで滑降するのが、知られているが、確かに滑りたくなる気持ちがわからないでもない。

下山途中、何人かの人とすれ違った。皆に、上まで行ってきたんですか?と言われ、イヤイヤ、宝永山までですと答え、今度は逆に、上まで行くんですか?と問うと、イヤイヤ行けるとこまでという答えだった。
下ってくると、雪が解けて砂地が出てきたが、寒さで固くなっていて、走れそうにもないなと思っていたが、
さらに下ると、今度は雪が柔らかくなり、靴がズブズブっとのめり込むようになった。
砂地も柔らかくなっていたので、アイゼンをザックにしまって、駆け出してみる。大砂走りだ。

気付くともう雲海が目の前に迫っている。ロープがあるので、ルートに間違いはないが、誰か登りの人がいたら、ぶつかってしまいそうなので、歩きに戻る。
まあ、そもそもここは下山道なのだが、ロープや道標の目印があり、それに沿って砂地が出ていることもあり、登ってくる人もいるのだろう。
1人、スニーカー&普段着で登ってくる人がいて、驚いた。この方も行けるところまでと言っていたが、行けるところまでではなく、帰ってこれるところまでにした方がよいと、声を掛け、気を付けてと別れた。

あっという間に辺りは、真っ白で、視界はもう足元のまわり5m程しか見えない。
一応、iphoneを取り出し、YAMAPで現在位置を確認しながら、ロープに沿って須山口の下山道の分岐を探す。
分岐の道標を見つけ、こっちの方に行くということは分かったが、御殿場ルートのようにロープがあるわけではない。結構、不安ではあったが、YAMAPが正常に作動しており、充電の残量も問題なかったので、須山口方面へと進むことにした。
あまり歩く人がいないのか、また、砂礫地帯のためなのか、明確な踏み後がない。
辺りには、ススキのような草が生えているが、どこまで行っても同じような砂礫が続く。
といっても、ほとんど視界がないので、晴れていれば違ったのかもしれない。
左側には間違いなく双子山があるはずだが、まったくわからない。
道標が一定の間隔であるようで、それがあるのを確認しながら進んでいったが、次の道標が見当たらない。
といっても、この辺に道標があるという確信はないので、YAMAPで確認しながら進んだが、
どうやらルートから逸れてしまったようだと気付いた。
ただ、今までの感じからルートといっても、広大な砂礫地帯に目印として道標を設置し、
それを結んでルートとしているようだったので、現在位置と進行方向を確認し、また道標のある場所に出ることができた。登ってきた時とは逆に、段々と背の低い木々から樹林地帯へと変わっていき、木々が増えると霧も晴れ、ルートも明確になってきた。
残念ながら全く見えなかった幕岩を過ぎると、緩やかな遊歩道のようになり、程なくして駐車場にたどり着いた。

時間にして4時間半の宝永登山だったが、日暮れまでは5~6時間ほどか?!
その時間で宝永山から富士山頂までの往復ができれば、日帰りもできるということになるのだろうが、今の自分の体力では自信がない。安全登山が一番ですね。
駐車場のトイレに行って出てくると、富士山がきれいに見え、それが、その日最後に見た富士山になった。
御殿場口直下の太郎坊トンネルのところは、路駐がさらに2、3台増えていて、富士山の人気のほどがわかる。
ところで、この須山口とかで富士登山する場合の入山料って、どうなっているのか今気づいた。

コメント

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