南アルプス深南部 黒沢山2122.8m 笹の海・激ヤブを越えて 奈良代山林道ゲ―ト～シャウゾ山～黒沢山～シャウゾ山～奈良代山～林道ゲ―ト

南アルプス深南部遠征です｡ 1日目は、黒沢山です。この山は背丈ほどのクマザサに覆われた激ヤブで魔の山とも言われていますが・・・(*_*) 前夜出発で水窪ダムの駐車場で車泊です｡ 雨が降った見たいで車道が濡れていました。 朝、周囲が歩くなったのを見計らって奈良代山林道をゲ―トまで行きます。ここが登山口となり、入山の記帳を見ると7月にシャウゾ山に行ったものしか有りませんでした。 少し曇りの中を出発します。 林道をショ―トカットして、まずはシャウゾ山を目指します。踏み跡やテ―プも沢山有ります。南アルプス特有の苔むした自然林の中を歩いて行きます。シャウゾウ山に付くと、三角点の周囲に鹿の角が沢山置いて有りました。 さぁ～ここからが激ヤブとの闘いか？・・と思いきや、案外道ははっきりとしてテ―プも有り｡ まだ先かと思い進んで行くと、笹が明らかに変だと気付いた。踏み跡に沿って薄い茶色に変色して枯れている。あら❗ 枯葉剤を散布した見たい。途中の木に、昨年の 10月に枯葉剤を散布したと営林署の記載を見つけた。あ～やっぱりね😅 うーんラッキーなのか・・・・。 枯れているので歩きやすく、踏み跡もはっきりと確認出来る。何よりも笹の夜露で濡れないのが、良いです😄 このまま黒沢山まで行くのかな～と思いきや❗ そんなに甘くは無く、1867m付近から笹の海が広がり、猛烈ヤブこぎの始まり。やっかいなのは倒木が有り笹に隠されて見えず、これに引っ掛かり転倒や足をぶつける。 また、夜露で濡れているたも、あっという間に全身はびしょびしょに｡ やはり深南部、簡単には行かない。じわじわと進んで行く、笹が少し細いので多少助かる。新潟遠征時のネコブや矢筈岳では、笹がもっと太くて、かなり厄介だった経験が活きたかな。 黒沢山に近くなると笹も低くなり核心部は通過した。 山頂には、あっさりしたもので展望は無し。山名がひとつ有るのみ。少しガスが沸いて来たので、早々に下山を開始する。 帰りも激ヤブ地帯には苦労したが、下りなんで幾分が楽に行けた😃 最後に奈良代山のピークを踏んでゲ―トまで戻った。 やはり、誰とも会う事は無し。 営林署の枯葉剤で幾分楽になってますが、激ヤブは有りますので、行かれる方は経験者と同行願います。 安易に行かないように、よろしくお願いいたします☺