ﾐｭｰｱｳｯｽﾞ国立公園（米国ｻﾝﾌﾗﾝｼｽｺ）

ｾｺｲｱが見れるｻﾝﾌﾗﾝｼｽｺの国定公園のひとつです。 ｾｺｲｱとはﾋﾉｷ科ｾｺｲｱ属の常緑針葉樹で、高さは約100m近く（ﾋﾞﾙ約30階）になる世界有数の大高木です。 良質な材木として重宝されていたため、19世紀半ばには大量に伐採された経緯があり、現在では数カ所の国立公園で保護されてます。 ｻﾝﾌﾗﾝｼｽｺは、乾季においては朝夕夜に必ず霧が発生しますが、ｾｺｲｱは霧中の水分をうまく体内に吸収する仕組みがあるようです（土壌から水分を100m近く吸い上げるのは大変なため、高さ100m付近の霧から水分を取っている）。 木の高さは約100mにもなりますが、根の深さは5～10mしかなく、その代わり半径30m近く横に根を張り、群集して生えることで根を絡ませてるそうです。 ちなみに樹皮が黒いのは落雷の跡で、落雷があっても、樹皮が30cm近くと分厚いため、火事にならないそうです。