活動データ
タイム
23:39
距離
41.3km
のぼり
2456m
くだり
2482m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る年に一度、高校時代の友人と山で同窓会をするのが恒例となっており、今回は登山する者なら一度は登ってみたい北アルプス槍ヶ岳を目指します。 さわやか信州号の予約はなかなか難関で、当初の予定の7月末は瞬殺でアウト!アルピコさん大阪-上高地便増便お願いします。 それでも、予約さえ取れれば大阪から上高地までさわやか信州号であっという間に到着! 天気予報では曇り一時雨、土曜日もあまり期待できない感じで、河童橋からも北アルプスがガスってます。雨じゃないから良しとしよう。 そうこうしてるうちに天気はドンドン回復!上高地バスターミナルで飲料水を2Lハイドレーションに放り込みいざ出発です。 上高地を後にして、横尾までは散策気分でウォーミングアップ。 しかしながら、事前に全く運動をしていなかったのが祟り、横尾に着く頃には股関節に違和感が出てしまいました。 横尾から槍沢ロッジまでは普段なら問題なく歩ける斜度ですが、 股関節痛が酷くなり休憩を多く取りました。 殺生ヒュッテまで行ってテント泊することも当初考えていましたが、とてもじゃない状況でしたので槍沢ロッジでババ平のテント泊申込みを行います。 1,000円/泊 槍沢ロッジから望遠鏡で槍の穂先が見えるとのことでしたが、あいにくのガスでまだ槍の姿はお目にかかれてません。 槍沢ロッジを後にして、ババ平まではフラフラになりながらでしたが約40分ほどで到着。 すぐにテント設営し、ロキソニンテープと鎮痛剤のお世話に。 昼寝で体力の回復を期待し、晩飯もそこそこにして2日目のアタックに備えます。 北アルプス2日目 朝4時にテント場を出発。空を見上げると、満天の星空! 天狗平分岐辺りで夜明けを迎える。(とりあえず槍の姿を見たければ、天狗平方面に行くと5分程度で見れます。) 残念ながら稜線からのご来光は今回拝めず。 黙々と殺生ヒュッテを目指し日も高くなってきた時… 遂にその姿を現しました! ここからは再び天狗平分岐に戻ってくるまで9時間ほど、ずーっと槍はその雄大な姿を見せ続けていました。 殺生ヒュッテのテント場は結構空きがあるようでした。 ここからは何も言うことはありません。槍ヶ岳山荘にもあっという間に到着。 とりあえず水分補給だけして、いざ槍の穂先へ。 ご存知の方も多いと思いますが、登りと下りは一方通行となってるので安心です。 槍の穂先のレポートは他の方が沢山されていますので、そちらにお願いするとして 登頂後は大喰岳、中岳と3,000m峰の縦走をして天狗池で逆さ槍を拝んでババ平に戻るプランとなります。 槍ヶ岳山荘から大喰岳までの縦走は右手に笠ヶ岳方面、左手に常念岳方面の山々を眺め、緩やかな稜線歩きで最高です! ただ、大喰岳のピークは「大喰岳」と記された看板がポツンと立ってるだけで、気付かなければ通り過ぎてしまいそうな感じでしたね。 大喰岳から中岳へも緩やかな稜線歩きと思いきや、最後の方にハシゴが待っておりなかなかのものでした。 中岳のピークから一旦下るのですが、途中の岩峰で山荘の方がマーカーをペンキで塗り直されてました。 安全のための地道な取組に心から頭が下がります。 南岳へのルート途中に天狗池方面への分岐があります。 ここからの下りは想定外でした! とにかく岩場を下る、下る。激下りです。下っているすぐ横で自然の落石を初めて経験しました。 結構危険な箇所もありますし、槍ヶ岳に登った後なので疲労も蓄積されてます。 このルートを選ばれる際はお気をつけ下さい。 何とか激下りをやり過ごし、天狗池に到着です。見事な逆さ槍を拝むことができました。 ただ、この時点で飲料水、行動食とも底をついておりババ平まで水場もないので準備不足を大いに反省。 それでも気力を振り絞って2時間少し無事にベースキャンプのババ平に帰還! 帰還後はあまりの体力消耗で食欲が湧かない中、無理矢理焼きそばを平らげて吐きそうになりながら、2日目を終える。 3日目は14:20の上高地バス出発に合わせ、ババ平を7:00に出発。 この日のお目当は、徳澤のアイスクリームと、嘉門次小屋での岩魚の塩焼。 ちょうどいい感じで休息が取れるので、ペース的にはオススメです。 とにかくどちらも絶品でした。 上高地に戻って昼食を取りましたが、13:30頃になると売店の弁当が半額になります。 知らずに13:00頃買うと損した気持ちになるので気をつけて。 今回のルートは比較的初級者向けということでしたが、やはり北アルプスの登山です。 体力的には日頃から歩くトレーニングをしておいた方がいいと強く感じました。 来年も同窓会が開けるよう体作りしとこ。
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