1839峰 灼熱の藪漕ぎ地獄

2016.08.06(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 26
休憩時間
3 時間 11
距離
9.9 km
のぼり / くだり
1589 / 297 m
DAY 2
合計時間
14 時間 7
休憩時間
2 時間 13
距離
14.3 km
のぼり / くだり
811 / 2101 m

活動詳細

すべて見る

AM1時に札幌を出発して4時に到着後4時30分頃出発しました。 上二股まではコイカクシュサツナイ川を遡行して砂防ダムやゴルジュには明確な巻道がありました。 上二股で沢靴をデポして夏尾根に取り付きしばらくは身の丈以上の笹藪を抜けしばらくすると1300mくらいにテン場がありそこからは垂直に近い危険な岩場があり足元があまりにも高くて目が眩むほどでした。 夏尾根頭にたどり着くと目の前に1839峰がそびえたっており、これから向かう尾根が果てしなく遠く見えました。 テン場には1張テントがありましたが、主は不在のようでした。 そこからコイカクシュサツナイ岳に向けてしばらく穏やかな道が続き日高の山々を眺める余裕もありました。 北大ケルンを超えコイカク山頂を過ぎると今までとは明らかに違う濃いハイマツが道を被い脛や太ももを容赦なく痛めつけられました。 ヤオロマップ岳までは160mくらいの高低差を登っては下り、下っては上る精神力を試される厳しい道が続きます。 途中の1762を過ぎた辺りでサロマ湖100キロマラソンのTシャツをきたカップルが下りてこられなんと日帰りで登頂を目指したが1839峰直下のコブでタイムアップの為引き返してきたとのことでした。 その後、コイカクのテン場の主3人組も下りてこられ2泊3日の予定なのでコイカクまで戻り明日下山するとのことでした。 そうこうして、やっと本日の宿泊地のヤオロマップ岳テン場に到着し長い1日が終わりました。 テント設営後山頂から10分くらい下ったところにある水場を目指しましたが、踏み跡ははっきりしていたのですが危険な感じだったのであきらめました。 翌朝3時に起床して3時40分頃ヘッドライトをつけてザックには水と食料だけ入れてアタック開始しました。夜半から吹き続けていた風はとても強く心配していましたが少し高度を下げると風も弱まり日が昇ってくると、あっという間に昨日と同じ灼熱地獄となりました。 1781の南側にはお花畑が広がっており熊の掘り返しやフンが何か所もありました。 1839峰に近づくとほぼ垂直に登る踏み跡が確認でき何か所かの岩場には古いロープも設置してありました。 疲労困憊の中山頂に辿り着き写真撮影後すぐに帰路につきました。 本当はゆっくりと景色を楽しみたかったのですが、明るいうちに登山口に戻るにはやむをえませんでした。 テン場情報 夏尾根中間あたりの1300m付近に1か所。 夏尾根頭に3か所。 コイカク山頂に1か所 1560から1752の間に2か所 1752山頂に1か所 ヤオロマップ岳山頂に3か所 ありました。 ヤオロマッフ岳から1839峰に2分くらい下がったところのテン場は風も当たらなく良さそうでした。 水場情報 ヤオロマップ岳山頂から7・8mコイカク側に戻った岩のあるテン場から帯広側に下りたところにあるそうです。(未確認) 今回は偶然お会いしたMさんと同じ日程だったので2日間ご一緒させていただきました。 暑さと きつい登りと ハイマツに何度も心が折れそうになりましたがMさんのおかげで無事登頂をはたし下山することができました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。