活動データ
タイム
05:41
距離
6.5km
のぼり
620m
くだり
622m
活動詳細
すべて見る相棒の傷も癒えてきたので、リハビリ登山をすることに。 多少不安も残るので、登山道がきれいに整備されている工石山が最適だろうということで登ってみた。 高知市内から車で県道16号を約1時間ほど登山口のある工石山青少年の家に着く。 昔から「県民の森」として親しまれていて、全国初の自然休養林にも指定されているそうだ。 ■樹木図鑑と名所の北回りコース さあて、久しぶりの二人登山だ。 ウォーミングアップと感触を確認するためにゆっくりと登り始める。 思ったほどブランクを感じさせない歩きだ。 余裕が、少し出てきたので中学生のような他愛もない話しが始まる。 やっぱ楽しい! 北回りはコースに沿って全国の樹木が植林されていて、歩いて観察する樹木図鑑のような登山道だ。 名所も多くクスの木風倒根、白鷲岩やトド岩などの展望の素晴らしい岩場が楽しませてくれる。 ■工石のあっこちゃん 小振りで雰囲気のいい工石神社を参拝して、丁度お昼に山頂展望台に到着。 見晴らしも天気もいいし、さあ久しぶりに話しをしながら山ラーだ! 準備をしていると山頂は徐々にパーティが増えてにぎやかになってきた。 するとひとりの昔山ガールがするするっと近づいてくる。 シャッター押してくださいかなーと思いながら顔を見ると。 !!従姉だった! びっくりしたー!まさか山に登っていて親戚に会うとは思わなかった。 子供の頃よく遊んでもらっていて、姉のように慕ってた通称「あっこちゃん」 街で見るときより、10歳くらい若く見える。 お仲間と登りに来たそうだ。 思いがけないサプライズで山頂は、さらに賑やかに楽しくなった。 ■今日一の収穫!北の迂回コース サプライズランチも済んだところで北の迂回コースを歩いてみることにした。 その時の気分でコースを決められる手軽さがいいなあ。 普通のハイカーはあまり利用しないらしく、やや荒れ気味の登山道。 しばらく進むと巨木が目立つようになり、やがてダークグリーンの巨大な固まりに遭遇した。 大きな岩に杉の巨木が根を縦横無尽に這わせ、その上を苔覆い尽くしている。 すごい。 樹木が根を岩に絡めているのは珍しくない光景だが、ここは異様だ。 やがて自分が根を張っている岩を砕き、自身を覆った苔ごと倒れてしまうだろう。 それでも朽ちることなく枝や根を張り続け、また姿を変えていくんだろうな。 樹木たちの静かな戦いが目の前で繰り広げられている。 相棒がそっと抱きついてみる。 「マツコ・デラックスに抱きついてるみたい!ものすごい重厚感や!」 マツコ・デラックスに抱きついたことが…あるんですか。 ■Come Back! 「さいの河原」まで降りてきたが、相棒はまだまだ元気。 こうなりゃ、ついでだ南コースで登り返してみようということになった。 多少ペースを上げるも全然大丈夫そうだ! 結局、休憩を取ることもなく再び山頂へ到着。 完全復活の日も近い! 下山後の温泉はオーベルジュ土佐山。 お高いので食べたことはないが(笑)地元の食材をふんだんに使ったコース料理が旨いらしい。 露天風呂に浸かりながら、今後の予定を話し合う。 こんな話しも久しぶりだな。 あ〜面白かった! さあて、次はどこのお山に登る?
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