経ヶ岳

先週の日曜日が仕事で、金曜日に振替休日をとった。 水曜日の夜、同期の飲み会があって、木曜日の山の日は昼まで寝てて、午後、次男のキャッチボールの相手をして、夕方長男を塾へ送り迎え、ついでにスーパー銭湯に入った。 このまませっかくの連休を無駄にしてはもったいないと思い、山に行くことにした。 去年の夏は、暑いから山登りはやめていた。 そしたら健康診断が例年と同じくひっかかった。 今年は、「そうか、涼しい山へ登ればいいのか」と気が付き、夏も山に登ることにした。 久しぶりにアルプスが見たくなって、長野県へ。 まだアルプスに登る自信はないので、二百名山の中から、 前から登りたいと思っていた経ヶ岳に登ることにした。 木曜日の深夜、高速で向かった。 やっぱりいつものように眠くなって、気が付いたら東海環状自動車道を美濃加茂まで走っていた。 仕方なくＵターンして、土岐ジャンクションから中央道、伊那インターで降りて、伊那市考古資料館の駐車場に着いたときは午前3時になっていた。 そのまま車中泊。 朝、暑くなって目を覚ますと8時だった。 急いでコンビニで買ったサンドイッチを食べて出発した。 駐車場には僕の車しかなかった。 天気は曇っていた。ずっと樹林の中を歩いた。 相変わらずコースタイム通りには歩けず、時間がかかった。 8合目付近になると、花がたくさん咲いていた。 8合目は天気が良ければ展望がありそうだ。 蝶々もたくさん飛んでいた。 頂上近くで、夫婦連れ、親子連れにそれぞれすれ違った。 頂上は樹林でしかも曇りなので展望はなかった。 頂上を独り占めして昼食をとった。 ゆっくり休憩して、下ろうとすると、身軽な若者二人が登ってきた。 しばらく下っていると、若者二人に追い越された。 登りも、下りも足が遅いなと実感した。 靴の底のゴムもすり減っていてよく滑った。 ようやく仲仙寺付近に到着したころには薄暗くなっていた。 本日の温泉はすぐ近くのみはらしの湯に入った。 まだ、子供が小学生の頃、ここらへんにキャンプだとかコテージに泊まりに来ていたことを思い出した。 せっかくの連休だし、もう一日山に登りたいなと思い、妻にお伺いをたてたら、 「いいよ、気を付けてね」とメールが帰ってきた。 なので、もう一晩車中泊することにした。