山伏（テン泊）

富士山を眺めながらビールを飲みたい！　夕空の富士山を見たい！　満点の星空を見たい！　富士山から昇る朝日を見たい！ということで夏山限定の装備で山伏へ。 結果、叶えられたのはビールだけ．．．とほほ。 担ぎ上げたザックの中には酒類1ℓ+飲料水2ℓ+食事用3ℓを含めて約17kg、テントとシュラフは安物ですが夏専用なので軽くてもこの重量、きつかったです。 肝心の山行内容ですが、金曜日ともありこの日すれ違った人は9人、内1一人の方は山小屋泊の方でした。息も絶え絶え頂上に着くも、あたり一面ガスが沸き立ち360度何も見えず、それでもまずはビールで一人乾杯！（美味かったです！）昼食を終えテントの設営へ、雷が怖くて林の中に設営しました、しかしこの後すぐに風が強まるとともに、木の葉が霧を拾い集め、雨雫のように降り注いできたため場所を移動しました（勉強になりました） この後、風もガスもどんどん強まりにつれ不安も増大。気温は18度とそれなりの寒さ。夕食をテント内で済ませ、外はどんな感じかと様子を伺うとなんとガスは飛び星空が開けてました。でも目的の星空は月の明るさで半減、しかし富士山がシルエットでわずかながらに見れて感激（この時も強風は変わらず） 夜は風が吹きすさぶ音で熟睡できず朝を向かえ天気はどうだ！．．．ガスってる．．．気温15度、まずは飯でも食って体温上げるか！食後再度外の様子を確認、おお！何とか晴れ間が覗いてる！消化不良ぎみも何とか1晩をやりきり下山。ザックも軽くなったとはいえ13kgはある、もうへろへろ．．． あ～疲れたぁ～！