不動滝からシビレ山、丹生山淡河道を浦川へ下山

2016.08.30(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 53
休憩時間
1 時間 1
距離
9.3 km
のぼり / くだり
649 / 639 m
3
15
1 9
9
24
1 38

活動詳細

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8月始めにブンゲンに行ってから少し腰痛に悩まされ、大事を取って山行きを控えていましたが、回復した様なので、9月から再開するため近場にトレーニングを兼ねて、北神戸の丹生山系の西に位置するシビレ山(465m)に淡河町勝雄の不動滝から歩いてきました。 多田繁次さんの「北神戸の山々」不動滝からシビレ山を参考に、淡河川沿いの不動滝入り口近くに車を停め、沢に沿って杣道を少し登ると石碑や石像が建ち並びその先で橋を渡ると淡河八幡神社(800年の伝承行事「御弓神事(おゆみしんじ)」で有名)の「禊ぎ場」、沢には注連縄が架かり神聖な領域となっている。 台風10号の影響で前日は大雨に見舞われ、天気は回復したとは言え笹濁りながら水量の多さは沢登りの条件にピッタリ、沢靴を持ってくればと悔やんだが、やはりここは神域なので遠慮せざるを得ない。参道から沢を眺めると沢山の滝が掛かり滝見には打って付けです。多田繁次さんも書かれているが、不動滝とシビレ山を挟むコウモリ谷は、地形的にもよく似ていると思います。最後は手摺りを掴みながら階段を上りきると落差15mの行場でもある勝雄不動滝、何故か世界遺産大峰山の護摩道場もお稲荷さんも在ります。シビレ山へは急で狭い修行の道を登るのですが、不動滝の高巻き道で鉄クサリが2本、最後はロープが1本。本当に最後のロープの箇所は切り立っていて、ホールドスタンスともに少なく本気で攀じ登りました。勿論ここ以外にも易しい登山道(不動滝行場への途中から右へ分岐)もあり様です。 登り切るとなだらかな尾根に出る、そこは展望が良く一休み。なだらかな尾根には桜等の植林がされているが、水やりが大変なのか枯れかけていた。そのまま南へ尾根を辿ると地形図にある神戸市三木市界に出るはずだが、薮漕ぎとなる。多田繁次さんによると一旦左側の沢へ降り沢沿いに進むとあるのだが、降雨でシダがグッショリ濡れて足許がびしょぬれ、オマケに蜘蛛の巣が顔面に張り付き拾った枝で払いながら沢へ降りる。沢沿いの杣道は、歩き易く炭焼き窯跡もあります。その中で始めて窯の焚き口にまぐさ石が残っている窯跡を見つけた。煙突穴も残っており天井の鉢を被せるとそのまま使えそうです。沢を詰めると丹生山系の縦走路に出てシブレ山へ。丹生山まで歩き淡河から丹生山神社への参詣道を降って淡河本町へ戻る。この道はハッキリと残っていて歩きやすい。尾根の最後は、浦川の本流と支流の分岐点でそのまま浦川に沿った杣道を戻り、道の駅淡河からバス道を歩いて淡河八幡神社経由で戻りました。 一日中爽やかな風に吹かれ余り汗もかかず歩けました。9月から復帰します。

丹生山・帝釈山・シビレ山 不動滝への入口
不動滝への入口
丹生山・帝釈山・シビレ山 此処から滝場が始まりますが、注連縄が架かってますね。
此処から滝場が始まりますが、注連縄が架かってますね。
丹生山・帝釈山・シビレ山 参道から覗いた滝が幾重にも重なってます。
参道から覗いた滝が幾重にも重なってます。
丹生山・帝釈山・シビレ山 沢に降りて見ました。
沢に降りて見ました。
丹生山・帝釈山・シビレ山 庇の様な岩
庇の様な岩
丹生山・帝釈山・シビレ山 何かの行場?
何かの行場?
丹生山・帝釈山・シビレ山 雨上がりなので凄い水量ですよ。
雨上がりなので凄い水量ですよ。
丹生山・帝釈山・シビレ山 最後の滝には、大峰山の行場も有りました。
最後の滝には、大峰山の行場も有りました。
丹生山・帝釈山・シビレ山 大峰山護摩道場の看板が。
大峰山護摩道場の看板が。
丹生山・帝釈山・シビレ山 最後の行場からの道は、修行場らしい道ですよ。鎖が2箇所、最後のロープは此れが無いと簡単には登れません。雨上がりのザレ場で手掛かり足掛かりが乏しく本気で登らないと危ないです❗️
最後の行場からの道は、修行場らしい道ですよ。鎖が2箇所、最後のロープは此れが無いと簡単には登れません。雨上がりのザレ場で手掛かり足掛かりが乏しく本気で登らないと危ないです❗️
丹生山・帝釈山・シビレ山 不動滝を登ったピークから北の展望。
不動滝を登ったピークから北の展望。
丹生山・帝釈山・シビレ山 雄岡山雌岡山
雄岡山雌岡山
丹生山・帝釈山・シビレ山 沢に降りて来ました。
沢に降りて来ました。
丹生山・帝釈山・シビレ山 まぐさ石と煙突穴が残った炭焼き窯跡
まぐさ石と煙突穴が残った炭焼き窯跡
丹生山・帝釈山・シビレ山 まぐさ石だけでなく、煙突の穴まで残ってました。こんな炭焼き窯初めてです。
まぐさ石だけでなく、煙突の穴まで残ってました。こんな炭焼き窯初めてです。
丹生山・帝釈山・シビレ山 シビレ山への登山道に出ました。
シビレ山への登山道に出ました。
丹生山・帝釈山・シビレ山 展望も無いシビレ山山頂
展望も無いシビレ山山頂
丹生山・帝釈山・シビレ山 シビレ山の一級基準点
シビレ山の一級基準点
丹生山・帝釈山・シビレ山 衝原ダムから丹生山はの自然歩道に合流
衝原ダムから丹生山はの自然歩道に合流
丹生山・帝釈山・シビレ山 三角点シビレ山に寄り道
三角点シビレ山に寄り道
丹生山・帝釈山・シビレ山 丹生山への分岐
丹生山への分岐
丹生山・帝釈山・シビレ山 淡河本町への分岐。最後はこれを降ります。
淡河本町への分岐。最後はこれを降ります。
丹生山・帝釈山・シビレ山 丹生山系縦走路出合
丹生山系縦走路出合
丹生山・帝釈山・シビレ山 丹生山参詣道途中の展望。
丹生山参詣道途中の展望。
丹生山・帝釈山・シビレ山 丹生山山頂の神社。40ウン年振り。中学生の頃初めて神戸電鉄のハイキングで来て以来かな。
丹生山山頂の神社。40ウン年振り。中学生の頃初めて神戸電鉄のハイキングで来て以来かな。
丹生山・帝釈山・シビレ山 右から菊水山、鍋蓋山、再度山、摩耶山が並んでます。
右から菊水山、鍋蓋山、再度山、摩耶山が並んでます。
丹生山・帝釈山・シビレ山 右 丹生山  左 山田へ
右 丹生山 左 山田へ
丹生山・帝釈山・シビレ山 淡河本町への丹生山参詣道途中の崩落地。
淡河本町への丹生山参詣道途中の崩落地。
丹生山・帝釈山・シビレ山 左 山道  右 丹生山
左 山道 右 丹生山
丹生山・帝釈山・シビレ山 浦川まで降って来ました。
浦川まで降って来ました。
丹生山・帝釈山・シビレ山 浦川の支流を渡ります。
浦川の支流を渡ります。
丹生山・帝釈山・シビレ山 小さな支流が浦川へ
小さな支流が浦川へ
丹生山・帝釈山・シビレ山 林道に架かる橋まで戻りました。もう少しです。
林道に架かる橋まで戻りました。もう少しです。
丹生山・帝釈山・シビレ山 道の駅淡河の直ぐそばにある淡河城址分岐
道の駅淡河の直ぐそばにある淡河城址分岐

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