活動データ
タイム
14:47
距離
43.2km
のぼり
3144m
くだり
3142m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る予定通り、夏までに奥多摩南側のピーク登頂が完了し、次のエリアとなる八王子市のピーク踏破に向けて活動しようと思っていましたが、まだ8月の夏場であり、標高1000m以下のピークしかない山道を歩くのはかなりしんどいよー(ノД`;) 暑さが一段落する9月中旬以降に活動するとなると、1ヶ月近く山行を控える事となり、復帰後のリハビリでかなり苦しそうな予感。 という事で、八王子市エリア活動開始前に1回山行を挟みたいなーと思い、また、奥多摩南側は眺望が良くない場所ばかりで、ストレスを若干感じていたので、眺望が良くて、出来れば地元神奈川・東京以外で良いところが無いかなーと調べました。 なんと、今って富士山が登れる時期じゃないですか。 ただ、プロフィール欄記載の通り、百名山登頂は後回しと宣言している手前、正直行き辛いなー。。 でも、夏場の富士山は初心者でも登れると言いますし、やはり森林限界を超えた山に登ってみたいという好奇心に抗えず、結局行く事にしました。。 という事で、富士山は例外って言う事でご勘弁ください(^^) さて、富士山登頂って言ってもどこからどう行くのか分からないので、まずは調査から(^^;) 何でも富士山は、吉田・富士宮・須走・御殿場の4ルートあるらしいです。(すいません、本当によく分からないのです。) 中でも御殿場ルートが一番最長で体力がないと厳しいとの事です。 なるほど、御殿場ルートが一番厳しいと、、では、もう少し御殿場ルートについて調べてみましょう。 御殿場ルートは、標高1440mから開始して、頂上まで約2300mの標高差があり、往復約17.5kmの距離らしいです。 あれ?キツイと言いながら、数値だけ見ると、今まで奥多摩南側で活動した数値に比べると何れも低く、たいした事がないように見える。。 う~ん、せっかく遠出するのにコレで良いのか?と思ってしまいました。 とりあえず、他に何か情報は無いかと、適当にサイトを巡回していたところ、私好みの山行日記を見つけてしまいました。 0合目から富士山に登頂するという、とんでもない日記です!! 0合目とは、諸説あるようで、馬返し、北口本宮冨士浅間神社、富士山駅近くにある金鳥居が候補に挙がっているようです。 どうせなら、後悔が無いように一番遠い金鳥居から開始出来ればなーと考え、数値的な情報を調べてみました。 標高800m付近開始して、頂上まで約3000mの標高差があり、往復約40Kmの距離らしいです。 数値的なところを見ても、前回実施した三山縦走と遜色ないので、問題なし! という事で、今回は日帰りの0合富士で決定! 次に、いつ実行するかですね。。 特別休暇(=夏季休暇)が1日残っているので、平日でもOK! さすがの富士山。平日でも混雑しているに違いない。という事で、どこか穴場は無いかと考えてましたが、 9月1日(木)なんて、夏休みモードから一転慌しくなる転換日で、天気予報では、晴れ予定の平日。コレだ!と思い、この日に決めました! 尚、往復40Kmだと、日照時間帯に終える事は難しいし、日の出も見たいという事で、仕事上がりで富士山駅に向かい、夜間0時にスタートする事にしています。 翌日は普通に仕事だし(汗)、山登りに精通している人にこの事話したら、山を舐めるな!ときっと怒られるんだろうなー(笑)という事で、周りにはナイショでの決行です。 ■自宅~富士山駅 定時で帰宅し、自宅で準備をします。←直前に準備って(^^) 準備完了後、残りの時間は、食事をとったりや風呂に入るなどをしてまったりと過ごし、午前0時前に富士山駅に到着するように自宅を出ました。 富士山駅までの時間は計画上では、睡眠時間と考えており、全力で寝ようと思っていたのですが、まったく眠くなく、結局ほとんど寝る事無く、富士山駅に到着してしまいました(ノД`;) また、富士山駅だから近くにコンビニがあるだろうと、食料や水を現場で購入しようと思っていたのですが、周りにコンビニが無い! 仕方が無いので、だいぶ離れたところにあるコンビニまで歩き、購入後、富士山駅に戻りました。(無駄な体力の消耗が発生) ■富士山駅~馬返し 開始前にいくつか予想外のトラブルがありましたが、予定通り、富士山駅よりスタートです! まずは、金鳥居を潜って、北口本宮冨士浅間神社に向かいます。この区間は明るいのでまったく問題なかったのですが、北口本宮冨士浅間神社到着して愕然。暗すぎる。。 とりあえず、北口本宮冨士浅間神社で無事戻ってこれるように祈願して、右のわき道から馬返しに向かいました。 この区間の印象はとにかく暗いのと、なんでわき道に側溝みたいなでっかい穴があるんだ!という感想でした。 舗装路を歩いているのに、まったく車が通らないので寂しいし、ちらちら動物の目が光ってるし、横の穴に落ちないように気を使うで、中の茶屋までの移動はかなり緊張感を伴いましたが、さすがに1時間も歩いていると慣れてしまい、途中からは眠たさとの戦いになってしまいました(^^) ■馬返し~佐藤小屋 馬返しからは、ようやく登山道での移動になります。 途中途中に出てくる廃墟が怖すぎですが、この区間は、暗闇の中の移動だけあって特に感想はなく、ただただ登りこんで行きました。 * ナイトハイクは初めてでしたが、登山中は何も見えないので、正直ナイトハイクのつまらなさを実感しました。 ■佐藤小屋~剣ヶ峰 佐藤小屋到着後、夜景を楽しみつつ、少し肌寒くなってきたので長袖に着替えて、6合目まで移動しました。 佐藤小屋に到着したからといって、真夜中だけあって6合目までは、まだ人と出会う事はありませんでしたが、6合目到着後の人出にびっくりと同時にホッとした瞬間でもありました。 * 人が多いと言いましたが、御来光組みと時間帯がズレてますし、今まで誰とも出会ってなかったので、数人レベルでもその時の私にとってはかなりの人出と感じてました。 7合目あたりまでは特に問題なく移動してましたが、7合目途中ぐらいから急激に疲労感が出てきて、スピードが遅くなってきました。 ちょうど、日の出の時間帯でもあったので、少し登山道から離れた場所に座って、休憩がてら日の出を待ちました。 さすが、ベストな日を選択しただけあって、最高の日の出を見ることが出来て感無量です。 しばらく日の出を拝んだ後に、頂上まで登りこんでいきますが、8合目を過ぎたあたりから、息切れするような登り方をすると高山病と思われる症状が出てきたので、頂上までのこの区間は、ゆっくりと騙し騙し登って行くことで、なんとか高山病発症を回避しつつ頂上まで辿り着く事が出来ました。 ■剣ヶ峰~佐藤小屋 頂上到着後の達成感を感じながら、お鉢巡りを実行します。 お鉢巡り途中、緊張の糸が切れてしまったのか、お鉢巡り途中であまりの眠たさに耐えられず、人に見られない場所に移動して、20分ほど仮眠をとりましたが、仮眠をとった後のコンディションは抜群で、睡眠力の凄さを実感した時でもありました。 剣ヶ峰は写真撮りで行列が出来るとの情報でしたが、特にそういう事もなく、待たずに写真をゲット出来ました。(9月1日という日を選択して正解!) お鉢巡り終了後は、慣れない砂走りで下山しますが、今までの登山経験で何とか脚を痛めずに6合目まで移動する事が出来ましたが、周りの人は、なぜか後ろ向きで歩いている人が多かったような。。 ■佐藤小屋~富士山駅 砂走りでの下山の影響なのか、さすがに下山ばかりしているせいか、馬返しまで来ると足裏が痛くなってきてしまいましたが、単純に足裏が痛いだけなので、なんとか歩き通して、富士山駅まで戻ってくることが出来ました。 富士山駅到着後、時間を見ると直ぐに電車が来る模様。慌ててお土産を購入し、電車に乗り込みましたとさ。 急遽打ち立てた超弾丸の富士山登頂を無事終えることが出来ました。 次チャレンジする機会があるようなら、もう少しレベルを上げた海抜0m富士にチャレンジしてみたいなーと思います。
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