富士山 吉田ルート(富士山駅⇔剣ヶ峰)~0合目からの富士山登頂~

2016.09.01(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
14 時間 47
休憩時間
19
距離
43.2 km
のぼり / くだり
3144 / 3142 m

活動詳細

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予定通り、夏までに奥多摩南側のピーク登頂が完了し、次のエリアとなる八王子市のピーク踏破に向けて活動しようと思っていましたが、まだ8月の夏場であり、標高1000m以下のピークしかない山道を歩くのはかなりしんどいよー(ノД`;) 暑さが一段落する9月中旬以降に活動するとなると、1ヶ月近く山行を控える事となり、復帰後のリハビリでかなり苦しそうな予感。 という事で、八王子市エリア活動開始前に1回山行を挟みたいなーと思い、また、奥多摩南側は眺望が良くない場所ばかりで、ストレスを若干感じていたので、眺望が良くて、出来れば地元神奈川・東京以外で良いところが無いかなーと調べました。 なんと、今って富士山が登れる時期じゃないですか。 ただ、プロフィール欄記載の通り、百名山登頂は後回しと宣言している手前、正直行き辛いなー。。 でも、夏場の富士山は初心者でも登れると言いますし、やはり森林限界を超えた山に登ってみたいという好奇心に抗えず、結局行く事にしました。。 という事で、富士山は例外って言う事でご勘弁ください(^^) さて、富士山登頂って言ってもどこからどう行くのか分からないので、まずは調査から(^^;) 何でも富士山は、吉田・富士宮・須走・御殿場の4ルートあるらしいです。(すいません、本当によく分からないのです。) 中でも御殿場ルートが一番最長で体力がないと厳しいとの事です。 なるほど、御殿場ルートが一番厳しいと、、では、もう少し御殿場ルートについて調べてみましょう。 御殿場ルートは、標高1440mから開始して、頂上まで約2300mの標高差があり、往復約17.5kmの距離らしいです。 あれ?キツイと言いながら、数値だけ見ると、今まで奥多摩南側で活動した数値に比べると何れも低く、たいした事がないように見える。。 う~ん、せっかく遠出するのにコレで良いのか?と思ってしまいました。 とりあえず、他に何か情報は無いかと、適当にサイトを巡回していたところ、私好みの山行日記を見つけてしまいました。 0合目から富士山に登頂するという、とんでもない日記です!! 0合目とは、諸説あるようで、馬返し、北口本宮冨士浅間神社、富士山駅近くにある金鳥居が候補に挙がっているようです。 どうせなら、後悔が無いように一番遠い金鳥居から開始出来ればなーと考え、数値的な情報を調べてみました。 標高800m付近開始して、頂上まで約3000mの標高差があり、往復約40Kmの距離らしいです。 数値的なところを見ても、前回実施した三山縦走と遜色ないので、問題なし! という事で、今回は日帰りの0合富士で決定! 次に、いつ実行するかですね。。 特別休暇(=夏季休暇)が1日残っているので、平日でもOK! さすがの富士山。平日でも混雑しているに違いない。という事で、どこか穴場は無いかと考えてましたが、 9月1日(木)なんて、夏休みモードから一転慌しくなる転換日で、天気予報では、晴れ予定の平日。コレだ!と思い、この日に決めました! 尚、往復40Kmだと、日照時間帯に終える事は難しいし、日の出も見たいという事で、仕事上がりで富士山駅に向かい、夜間0時にスタートする事にしています。 翌日は普通に仕事だし(汗)、山登りに精通している人にこの事話したら、山を舐めるな!ときっと怒られるんだろうなー(笑)という事で、周りにはナイショでの決行です。 ■自宅~富士山駅 定時で帰宅し、自宅で準備をします。←直前に準備って(^^) 準備完了後、残りの時間は、食事をとったりや風呂に入るなどをしてまったりと過ごし、午前0時前に富士山駅に到着するように自宅を出ました。 富士山駅までの時間は計画上では、睡眠時間と考えており、全力で寝ようと思っていたのですが、まったく眠くなく、結局ほとんど寝る事無く、富士山駅に到着してしまいました(ノД`;) また、富士山駅だから近くにコンビニがあるだろうと、食料や水を現場で購入しようと思っていたのですが、周りにコンビニが無い! 仕方が無いので、だいぶ離れたところにあるコンビニまで歩き、購入後、富士山駅に戻りました。(無駄な体力の消耗が発生) ■富士山駅~馬返し 開始前にいくつか予想外のトラブルがありましたが、予定通り、富士山駅よりスタートです! まずは、金鳥居を潜って、北口本宮冨士浅間神社に向かいます。この区間は明るいのでまったく問題なかったのですが、北口本宮冨士浅間神社到着して愕然。暗すぎる。。 とりあえず、北口本宮冨士浅間神社で無事戻ってこれるように祈願して、右のわき道から馬返しに向かいました。 この区間の印象はとにかく暗いのと、なんでわき道に側溝みたいなでっかい穴があるんだ!という感想でした。 舗装路を歩いているのに、まったく車が通らないので寂しいし、ちらちら動物の目が光ってるし、横の穴に落ちないように気を使うで、中の茶屋までの移動はかなり緊張感を伴いましたが、さすがに1時間も歩いていると慣れてしまい、途中からは眠たさとの戦いになってしまいました(^^) ■馬返し~佐藤小屋 馬返しからは、ようやく登山道での移動になります。 途中途中に出てくる廃墟が怖すぎですが、この区間は、暗闇の中の移動だけあって特に感想はなく、ただただ登りこんで行きました。 * ナイトハイクは初めてでしたが、登山中は何も見えないので、正直ナイトハイクのつまらなさを実感しました。 ■佐藤小屋~剣ヶ峰 佐藤小屋到着後、夜景を楽しみつつ、少し肌寒くなってきたので長袖に着替えて、6合目まで移動しました。 佐藤小屋に到着したからといって、真夜中だけあって6合目までは、まだ人と出会う事はありませんでしたが、6合目到着後の人出にびっくりと同時にホッとした瞬間でもありました。 * 人が多いと言いましたが、御来光組みと時間帯がズレてますし、今まで誰とも出会ってなかったので、数人レベルでもその時の私にとってはかなりの人出と感じてました。 7合目あたりまでは特に問題なく移動してましたが、7合目途中ぐらいから急激に疲労感が出てきて、スピードが遅くなってきました。 ちょうど、日の出の時間帯でもあったので、少し登山道から離れた場所に座って、休憩がてら日の出を待ちました。 さすが、ベストな日を選択しただけあって、最高の日の出を見ることが出来て感無量です。 しばらく日の出を拝んだ後に、頂上まで登りこんでいきますが、8合目を過ぎたあたりから、息切れするような登り方をすると高山病と思われる症状が出てきたので、頂上までのこの区間は、ゆっくりと騙し騙し登って行くことで、なんとか高山病発症を回避しつつ頂上まで辿り着く事が出来ました。 ■剣ヶ峰~佐藤小屋 頂上到着後の達成感を感じながら、お鉢巡りを実行します。 お鉢巡り途中、緊張の糸が切れてしまったのか、お鉢巡り途中であまりの眠たさに耐えられず、人に見られない場所に移動して、20分ほど仮眠をとりましたが、仮眠をとった後のコンディションは抜群で、睡眠力の凄さを実感した時でもありました。 剣ヶ峰は写真撮りで行列が出来るとの情報でしたが、特にそういう事もなく、待たずに写真をゲット出来ました。(9月1日という日を選択して正解!) お鉢巡り終了後は、慣れない砂走りで下山しますが、今までの登山経験で何とか脚を痛めずに6合目まで移動する事が出来ましたが、周りの人は、なぜか後ろ向きで歩いている人が多かったような。。 ■佐藤小屋~富士山駅 砂走りでの下山の影響なのか、さすがに下山ばかりしているせいか、馬返しまで来ると足裏が痛くなってきてしまいましたが、単純に足裏が痛いだけなので、なんとか歩き通して、富士山駅まで戻ってくることが出来ました。 富士山駅到着後、時間を見ると直ぐに電車が来る模様。慌ててお土産を購入し、電車に乗り込みましたとさ。 急遽打ち立てた超弾丸の富士山登頂を無事終えることが出来ました。 次チャレンジする機会があるようなら、もう少しレベルを上げた海抜0m富士にチャレンジしてみたいなーと思います。

富士山 登山者は誰も乗車してなかったです。
登山者は誰も乗車してなかったです。
富士山 撮り鉄ではありませんが、滅多に乗らないので一応。。
撮り鉄ではありませんが、滅多に乗らないので一応。。
富士山 富士山駅 ここからスタート!
富士山駅 ここからスタート!
富士山 金鳥居 ここを0合目とする説があります。
金鳥居 ここを0合目とする説があります。
富士山 浅間神社 先ずはここで旅の安全を祈ります。
浅間神社 先ずはここで旅の安全を祈ります。
富士山 浅間神社右のルートから馬返に向かいます。(ここからナイトハイクが始まります。)
浅間神社右のルートから馬返に向かいます。(ここからナイトハイクが始まります。)
富士山 大塚岳 辺りが闇なので、本気で怖いです。とりあえず行きは安全な歩道を歩くことにします。。
大塚岳 辺りが闇なので、本気で怖いです。とりあえず行きは安全な歩道を歩くことにします。。
富士山 中の茶屋 動物の目が光るのが怖かったので、寄ってこないように熊鈴を鳴らして歩いてました。
中の茶屋 動物の目が光るのが怖かったので、寄ってこないように熊鈴を鳴らして歩いてました。
富士山 馬返 暗闇に慣れてしまいました。暗闇だと周りの風景がみえないんで、退屈で眠くてコックリしながら歩いてました。。
馬返 暗闇に慣れてしまいました。暗闇だと周りの風景がみえないんで、退屈で眠くてコックリしながら歩いてました。。
富士山 一合目 後ろの建物が悪い意味で、なかなか良い雰囲気を出してます。
一合目 後ろの建物が悪い意味で、なかなか良い雰囲気を出してます。
富士山 二合目 暗いから標識を見つけるのに苦労します。
二合目 暗いから標識を見つけるのに苦労します。
富士山 三合目 道中ど真ん中に配置されている四角い木箱2セット(一つ目の箱は石ころが入っていて、2つ目の箱は泥?が入っています。)は何なんだー。暗くて通りにくいったらありゃしない。
三合目 道中ど真ん中に配置されている四角い木箱2セット(一つ目の箱は石ころが入っていて、2つ目の箱は泥?が入っています。)は何なんだー。暗くて通りにくいったらありゃしない。
富士山 四合目 標識がどうしても見つけられませんでした。。
四合目 標識がどうしても見つけられませんでした。。
富士山 五合目 これもまた分かり辛い。
五合目 これもまた分かり辛い。
富士山 佐藤小屋 ようやく一息がつけそうです。(佐藤小屋より少し先に行った場所から見る星空と夜景がすごかったです。)
佐藤小屋 ようやく一息がつけそうです。(佐藤小屋より少し先に行った場所から見る星空と夜景がすごかったです。)
富士山 この標識に従い、6合目に向かいます。
この標識に従い、6合目に向かいます。
富士山 花小屋 七合目ぐらいかな。
花小屋 七合目ぐらいかな。
富士山 まだ時間が早いのですが、空が白み始めました。
まだ時間が早いのですが、空が白み始めました。
富士山 日の出館 これも七合目付近の山小屋かな。
日の出館 これも七合目付近の山小屋かな。
富士山 鎌岩館 これも7合目付近かと。
鎌岩館 これも7合目付近かと。
富士山 7合目途中からの日の出
7合目途中からの日の出
富士山 続き...
続き...
富士山 続き......
続き......
富士山 鳥居荘 本7合目?定義が良く分かりません。
鳥居荘 本7合目?定義が良く分かりません。
富士山 9月の1日平日という日を狙っての登山。予想通り、人はまばらです。
9月の1日平日という日を狙っての登山。予想通り、人はまばらです。
富士山 太子館 ようやく8合目です。
太子館 ようやく8合目です。
富士山 蓬莱館 まだまだ先は長いです。
蓬莱館 まだまだ先は長いです。
富士山 あれ、今日は晴れと聞いていたのに、太陽が隠れそう。。
あれ、今日は晴れと聞いていたのに、太陽が隠れそう。。
富士山 白雲荘 呼吸を整える為、長めの休憩を取りました。
白雲荘 呼吸を整える為、長めの休憩を取りました。
富士山 麓から本当に登ってきたんだなー。(感慨)
麓から本当に登ってきたんだなー。(感慨)
富士山 息切れが激しく、なかなか登れない。。
息切れが激しく、なかなか登れない。。
富士山 富士山ホテル 8合目は長いよー。
富士山ホテル 8合目は長いよー。
富士山 ここから浅間大社の境内になるようです。
ここから浅間大社の境内になるようです。
富士山 御来光館 八合五勺ってなんなんですか?
御来光館 八合五勺ってなんなんですか?
富士山 ようやく9合目と頂上と捕らえました。
ようやく9合目と頂上と捕らえました。
富士山 迎久須志神社 9合目の象徴・シンボルです。
迎久須志神社 9合目の象徴・シンボルです。
富士山 頂上最後の鳥居です。
頂上最後の鳥居です。
富士山 頂上とうちゃくー。
頂上とうちゃくー。
富士山 雲が無いより、多少あったほうが良い感じですね。
雲が無いより、多少あったほうが良い感じですね。
富士山 この後、あそこにあるピークを目指します。
この後、あそこにあるピークを目指します。
富士山 雲が多くなってきた?
雲が多くなってきた?
富士山 あれ、あれ、雲の量がちょっと多いんじゃないんですかね~。(天気予報では晴れでしたよ。)
あれ、あれ、雲の量がちょっと多いんじゃないんですかね~。(天気予報では晴れでしたよ。)
富士山 さすがに日影には、まだつららが残ってるんですね。
さすがに日影には、まだつららが残ってるんですね。
富士山 富士宮口側の山頂標識
富士宮口側の山頂標識
富士山 剣ヶ峰 ここに来るまでの登りが想像以上にきつかったです。
剣ヶ峰 ここに来るまでの登りが想像以上にきつかったです。
富士山 剣ヶ峰側だと、大内院が良く見えました。
剣ヶ峰側だと、大内院が良く見えました。
富士山 お鉢巡りが一通り終わったので、須走口登山道経由で下山します。
お鉢巡りが一通り終わったので、須走口登山道経由で下山します。
富士山 雲の量がえらいことに、、
雲の量がえらいことに、、
富士山 砂を利用して、ズルズル滑るように下ります。
砂を利用して、ズルズル滑るように下ります。
富士山 雲が迫ってきています。
雲が迫ってきています。
富士山 ここの分岐点で、吉田口方面に進みます。
ここの分岐点で、吉田口方面に進みます。
富士山 江戸屋 吉田ルート下山道沿いにある山小屋です。
江戸屋 吉田ルート下山道沿いにある山小屋です。
富士山 指導票に従い、ここを吉田口方面に進みます。
指導票に従い、ここを吉田口方面に進みます。
富士山 指導票に従い、ここも吉田口方面に進みます。
指導票に従い、ここも吉田口方面に進みます。
富士山 とうとうガスってきちゃいました。
とうとうガスってきちゃいました。
富士山 ようやく登り道に合流しました。(永遠に続くかと思われた九十九折が本当にきつかったです。)
ようやく登り道に合流しました。(永遠に続くかと思われた九十九折が本当にきつかったです。)
富士山 ここも当然吉田口方面です。
ここも当然吉田口方面です。
富士山 暗闇の中で撮影した時は、顔が見えなかったんですが、意外とかわいい顔してたんですね。
暗闇の中で撮影した時は、顔が見えなかったんですが、意外とかわいい顔してたんですね。
富士山 これこれ、ナイトハイクで苦しめられていたものです。一箇所だけでなく随所に設置されていました。
これこれ、ナイトハイクで苦しめられていたものです。一箇所だけでなく随所に設置されていました。
富士山 結局昼間でも4合目の標識が見つかりませんでした。
結局昼間でも4合目の標識が見つかりませんでした。
富士山 夜すげー怖かった場所だったんですが、昼間だとふーんという感じです。
夜すげー怖かった場所だったんですが、昼間だとふーんという感じです。
富士山 ナイトハイクしているとき、このごつごつとした岩が邪魔で、何度も転びそうになりました。
ナイトハイクしているとき、このごつごつとした岩が邪魔で、何度も転びそうになりました。
富士山 長い時間かけてようやく馬返まで下りてきました。(過去経験の無い下りの連続だったので、この時点で久々に足回りに違和感を感じてました。)
長い時間かけてようやく馬返まで下りてきました。(過去経験の無い下りの連続だったので、この時点で久々に足回りに違和感を感じてました。)
富士山 残りは馬返と中の茶屋です。
残りは馬返と中の茶屋です。
富士山 馬返を出ます。
馬返を出ます。
富士山 ナイトハイク時は舗装路を使っていたので、今回は遊歩道を使います。
ナイトハイク時は舗装路を使っていたので、今回は遊歩道を使います。
富士山 馬返直後を除けば、障害がまったくないすばらしい遊歩道でした。
馬返直後を除けば、障害がまったくないすばらしい遊歩道でした。
富士山 中の茶屋 営業しているようには見えませんでした。
中の茶屋 営業しているようには見えませんでした。
富士山 えらい長かった遊歩道もここで終了です。
えらい長かった遊歩道もここで終了です。
富士山 浅間神社でお参りをします。
浅間神社でお参りをします。
富士山 下山時にやられた足が痛くて、歩くのに時間がかかります。
下山時にやられた足が痛くて、歩くのに時間がかかります。
富士山 舗装路歩きがきつかったですが、金鳥居が見えてきたところで、ようやくフィナーレを実感しました。
舗装路歩きがきつかったですが、金鳥居が見えてきたところで、ようやくフィナーレを実感しました。
富士山 富士山駅 疲れたー。
富士山駅 疲れたー。

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