朝日岳と 癒しの小屋御飯

2016.09.24(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 32
休憩時間
1 時間 15
距離
12.2 km
のぼり / くだり
1456 / 772 m

活動詳細

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北アルプスの北の端っこ 最後の大きなピーク 朝日岳に行って来ました。 お花の名山、我が地元の白山に負けずとも劣らない、お花の素晴らし~い朝日岳。初めて 秋の紅葉期に訪れます。 今回の目的は 紅葉も期待だけれどそれ以上に 美味しいご飯と 温かい雰囲気の朝日小屋で のんびりしたい♪というもの。 蓮華温泉Pには、早朝5時過ぎ到着。白馬大池経由の白馬岳に向かう人の出発点でもあるので、ハイシーズンは前泊しないとなかなかスペースがない。ラッキーなことに 僅かに空きがあり 停められました。 蓮華温泉から歩き始め、スタートからいきなり ぐんぐん下降します。 朝イチの木道は前日の雨で滑りやすく、スタスタとは歩けません。ちょうど冬の朝に雪道を歩くような歩み。 元々 水が豊富なルート。泥濘んだ道や湿原を歩きやすいようにと整備して作られた木道がとても多い。有難い反面、木道はとっても疲れるのです\(>_<)/ 風の抜けにくい樹林と湿度、夏場はかなりヘトヘトになる ロングコースです。過去に2度訪れた時もヂバチに襲われたり 転けたりと苦い思い出あり。 それでも また行きたいと思うのは、静かで 変化に富んだルートと小屋の魅力でしょう。 2つの鉄の橋を渡り、川底からの急登 カモシカ坂を汗だくで頑張ると、やがて樹林が切れてパッと視界が広がる木道に変わります。前方に彩り鮮やかな木々が見え始め、緩やかな花園三角点の水場。絶好の休憩所でゆっくり。 五輪の森から 吹上のコルまでは 更に鮮やかな紅葉と そびえる雪倉が 素晴らしい。夏のお花畑の代わりに花がなくなった葉っぱが赤く色づいている。あちこちから水が湧き溢れる間を くねくねと 木道が繋がる。 自然の中の人工物であるのに、いいカンジに馴染むのは木でできているから?その白いくねくねが いいアクセントになって 絵的にも綺麗なんです。 吹上のコルで一休みして ピークまでの最後の登り。展望指示盤がはめ込まれた石台のある頂上に着いたときはガスで展望なし。明日に期待し小屋へ向かうことに。30分程でガスの中に赤い屋根の朝日小屋が見えた。 受付で 管理人(主人ではないそうです)のゆかりさんが お迎えしてくれる。 この方の 温かな登山者への気持ちが、この小屋の人気の全てを作っているのだと思う。 受付にある“お疲れさまの金平糖” 決して新しくはないけれど ピカピカに磨かれた床。清潔なお部屋と寝具。トイレも 玄関も綺麗。 至るところに優しい心遣いが見える。誰も外履きスリッパを脱ぎっぱなしにしない。まるで 厳しくて優しいお母さんのいる家みたいな温かさ♪ 夕御飯も美味しい御飯(お米)と 地元の食材たっぷりのおかず。 昆布締めのお刺身に、ホタルイカの沖漬け、温かいおでん、疲労回復に鶏の甘酢あん… いっぱい食べました。 ☆食後に販売される笹寿司は“鱒”と“くるみ味噌”があり、ひとつ¥250(2個でおにぎり1個分くらいのボリューム) 個数を選べて 食べやすい行動食として とても良いと思います☆ そして、ゆったり寝られるようにとの配慮で予約定員打ちきりの お部屋。 食後に(ガスで期待してなかった)夕陽を見に 木道を北又に下る方向へ。このルートは蓮華からより近いけれど、タクシーを使わなければ入れないので少し不便。 夕陽は雲が邪魔して今一つだけれど、キラキラ光る黒部川と遠く日本海が見えました。 小屋前の天場はゆったりしていて 本日は10張りもないくらいでした。 明日の朝ごはんも楽しみです。 おやすみ~

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