岩! ピラミッド! 播磨アルプスを北側から。

2015.01.25(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 22
休憩時間
31
距離
10.1 km
のぼり / くだり
666 / 660 m
1
4
18
1 7
20
24
3

活動詳細

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JR御着(ごちゃく)駅 →30分→ 登山口 →30分→ かんざし岩 →30分→ 桶居山(おけすけ山)→1時間10分→ 主稜線 →5分→ 鷹ノ巣山 →20分→ 馬の背登山口 →30分→ JR曽根駅 去年の11月に播磨アルプスを縦走したとき、主稜線の北側に面白そうな稜線があり、かっこいいピラミッドピークがあるのを見ました。調べてみると、桶居山(おけすけやま)という山で、JR御着(ごちゃく)駅方面からのぼれそうでした。さらに調べていると、近くに「かんざし岩」という岩場があり、そこから登っていくルートが面白そうで、これは完全に私を呼んでいる、と確信した次第です。 この時期、六甲山でも上の方は雪が残り、下手をすると降られることもあるし、寒いのは苦手やし、関西人ですからスベるのは避けたいしで、標高の低いところに行こうと考えていました。今日は穏やかで風のない、絶好の播磨アルプス日和です。何せほとんど木のない稜線歩きですから、風が強いと厳しいので。 さて、JR御着駅正面の道を進み、最初の交差点を右折、川を渡ったところを左折し、2号線を右折すると御着城址公園があります。ここは、黒田官兵衛が若い頃を過ごした場所だそうで、公園内に顕彰碑がありました。官兵衛もピラミダルな桶居山を眺めては「かっこええんちゃう?」などと言っていたのでありましょうか? 公園の先の「御着」交差点で2号線から左折し、北上します。播但連絡道を潜って最初の交差点を右折、白髭神社を過ぎ、右手に池が見えてきたあたりで左のあぜ道に入っていきます。朽ちかけの民家の裏手の竹やぶにぽっかりと穴が開いたようになっているところがかんざし岩への登山口です。入り口の木にほんの小さな札がかかっています。御着駅からここまで約30分。 竹やぶに入り、どんどん登っていきましたが、途中で踏み跡が不明になり、さらに登って竹やぶを抜けると岩場になり、右から登ってくる道がありました。竹やぶは右から回り込むように登るべきだったようです。 すぐに切り立った岩壁の下に到着。前衛岩壁と言うそうです。休憩用のベンチとテーブルがあります。岩壁の左端を登り、岩壁上に出ると、尖ったかんざし岩が見えます。かなりの迫力です。基部まで歩き、登りに取り掛かります。傾斜は急ですが、岩の表面はざらざらしており、滑りやすくはありません。もちろん濡れているときはダメでしょうが。 かんざし岩は、基部に近いところから左右いずれかを巻きながら登るようですが、登りやすいからといって中央部をひょいひょい登っていくと、進退窮まることになりますので注意が必要です。そう、そんなことになったのは私です。ビビりました。 登山口から30分ほどでかんざし岩に着きます。標高は160mほどですが高度感もあり、すばらしい眺望です。 こんな感じでかんざし岩に着きましたが、YAMAPの軌跡がここまで飛んでいます。原因不明。結構緊張したルートやったんやけど。ムム。 ここからはすぐに稜線に出て右に道をとり、小さなアップダウンの後の少し大きめのピークを越えて送電線の鉄塔を潜って、桶居山への急な岩場の登りを頑張ると、かんざし岩から約30分で桶居山の頂上です。尖った見た目からは意外に広い頂上です。もちろんここも眺望は最高で、これから向かう高御位山や鷹ノ巣山も良く見えます。 さすがにピラミッドピーク、下りも急です。滑らないように気をつけながら下り、あとはアップダウンを繰り返しながら主稜線を目指して歩いていきます。ずーっと気持のいい稜線歩きです。左右にはミツバツツジが多く、春はきれいだろうと思います。紛らわしい分岐には道標が立ててあるので、迷うことなく進んでいけます。 そうこうしているうちに主稜線が近づいてきて、鷹ノ巣山の直下で主稜線に合流します。桶居山から1時間10分です。左右どちらにいくか迷いましたが、歩いたことのない馬の背の尾根を歩いてみたくなり、右に道をとりました。5分で鷹ノ巣山頂上です。12:17。ここでお昼にします。 鷹ノ巣山からは、直下に見える馬の背の尾根に向かって岩場の急坂を一気に下り、気持のいい岩尾根の上を歩いて20分で鹿嶋神社の大鳥居前に下りてきます。ここからはJR曽根駅まで約30分です。 播磨アルプスは主稜線も楽しいですが、北西稜(と勝手に名前をつけてますが・・・)は静かで気持のいい稜線歩きが楽しめます。岩場のスリルに興味のない場合は、深志野から稜線伝いに登れますしね。おススメです。

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