北アルプス縦断2段目(種池山荘より笠ヶ岳)

2016.09.27(火) 日帰り

活動詳細

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四日目(9月27日)・・・5時18分出発、天候晴れ、朝から雲が無く高い山の下には雲海が広がっている。日の出とともに雲海も消えてゆき遠く富士山までもが見える。 360度の展望はこれまでの北アルプス登山では初めての事の様な気がする。今日のコースタイムは10時間の予定なのでゆっくりしている暇はないが、遠くまで見える 景色を楽しみながらの山歩である。三つ岳を越え、黒部五郎岳まで来ると周囲は明るくなり山の色もはっきりしてきた。紅葉もこれまでの所よりも色がしっかりしている ように感じる。真砂岳、東沢乗越、この辺までが雲が無かった時間である(10時頃)。目の前には水晶岳が見えてきた、登り口の岩の色は赤い崖が続いている、 息を切らしながら登って行くとヘリコプターが飛んできた。水晶小屋は営業を終了し小屋の工事を始めるところだった。荷物をここにデポし、身軽にして水晶岳(11時11分) の登頂をし、1時間ほどかけて戻ってきた。ワリモ岳分岐を雲の平方面に行かず、鷲羽岳を目指す。鷲羽岳(13時42分)を通過して下ると今夜宿泊する三俣山荘を目指した。 到着14時43分、今日は天気も良かったせいか疲れも感じつに歩く事が出来た。昨日まで小屋で一緒だった方は誰も居なくなった。 雲の平から登ってきた方、双六小屋から来た方である。黒部五郎小屋は25日で小屋終いという。時間も早いので外のベンチで山形から3人で来ていた、年齢も同じくらいの 方とビールや持って行った酒を飲みながら話題が弾んだ。5時からの夕食を済ませると談話室で色々な方と情報の交換や、これまでのコースの話などをした。 就寝19時半に就く。

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