黒笠山（徳島県）登山・1泊2日の1日目

10月3連休は、朗人会メンバーの4名で個人山行という形で、 当初、火打山・妙高山（新潟県）に行く予定だった。 連休前半が雨模様の天気予報だったので、火打山・妙高山行きは中止し、 1日出発をずらして前夜発の1泊2日で四国の山に登ろうということになった。 比較的、神戸からアクセスのいい香川・徳島あたりの山を候補にした。 1日目は、黒笠山（1703m）に登り、テント泊して移動後、2日目は大麻山（538m）を予定。 黒笠山は、尖った山容から阿波のマッターホルンと呼ばれている。 天気がよければ、山頂からは剣山方面の展望が素晴らしいらしい。 前夜は雨が降ったこともあり、天気の様子をみながら、出発はかなり遅くなった。 登山口は剣山方面にあるせまい林道を走るので、運転のSさんはしきりに対向車に神経をつかう。 天気は曇天だが、登山道は前夜の雨で、岩場などは滑りやすくなっており、 上部に進むほど、道もかなり荒れているため、迷いやすい箇所もある。 しかし、登山道周辺は鬱蒼とした木立や苔があり、静かな山歩きが楽しめる。 頂上に着いたころは、周辺はガスが立ち込めて、何も見えなかった。 往路を引き返す形になるため、下山はさらに滑りやすいシーンがかなりあった。 無事下山した後は、剣山寄りにある小さなうどん店に立ち寄り、美味に堪能する。 美人の湯と謳っている「剣山木綿麻温泉」にも立ち寄り、一汗流してから、道の駅近くでテント泊にした。