紀伊半島中央部伯母子岳と和歌山県最高峰

2011年の夏に三田谷を沢登りで伯母子峠に詰め上げたときに午後からの雨の為時間切れで伯母子岳山頂を踏めなかったので、どうしても登ってみたいと思っていたので、護摩壇山側の千丈林道から山頂往復で登って来ました。 早朝5時出発、阪和道泉南インターから岩出を経由し高野龍神スカイラインで護摩壇タワーまで走り目的地の千丈林道登山口に到着。未だ車も居ない一番乗りでした。支度を済ませ車1台が通れる林道を歩き始める。落葉樹林の道を進むと最初の頂口千丈山に到着、三角点が有るだけで展望は無し。更に林道を進むと1332mピークを巻く様になってしまうので、林道を離れて尾根を辿ると北へ向かう尾根を持つ頂に到着。小さな山名板に焼山ノ太尾ノ頭と記載してあり、林道を歩いていたら判らない処でした。そこから直ぐの南へ尾根を持つピークを過ぎると展望が一気に開ける。向かう先には牛首ノ峰と更に遠く大峰山系の山々が飛び込んで来た。南側に目をやれば龍神の山々に重なる様に果無の山々までもが青空の下に果てし無く広がっている。なんと素晴らしい景色でしょう。本日の目的地伯母子岳は残念ながら牛首ノ峰に遮られてまだ見えません。 爽やかな風と柔らかい日差しにも恵まれ足も軽くなる。牛首ノ峰が近づき林道が左え山腹を巻く様になるので、山頂を踏む為尾根を登る。山名に牛首と呼ばれるのは何故かも確認したい。山頂手前から護摩壇山とタワーも見えるとその先に山名板がありました。目の前には目指す伯母子岳も見えてきた。林道に合流し大きく右へ尾根が回ると大股への分岐点深タワ、山頂への坂を登り切ると待望の山頂到着、5.4kmを2:30で到着です。ゆっくりと山メシを作り美味しい珈琲を味わい、伯母子峠へ降る。 峠の避難小屋も変わらず綺麗でした。改めて遡って来た三田谷を上から眺めてから小辺路を大股へ辿り、帰りは全て巻道を歩き登山口へ戻る。 ゴマサンタワーへ戻ると予定時間より少し早いので、Uさんの希望も有り和歌山県の最高峰「龍神岳」へ向かう。途中の護摩壇山には和歌山県夕日百選のモニュメントが設置されていました。生憎雲が多くて見る事は出来ませんでした。龍神岳山頂から今日歩いた山々が見えまた又感激でした。 本日の山メシは、ファミチキのバジルソーススパゲッティ、同行者にも美味しいと評判でした。