活動データ
タイム
03:31
距離
5.1km
のぼり
467m
くだり
487m
活動詳細
すべて見る自分の車でなんとか行けそうな雪山… 平家平はどうだろ。何とかいけるんじゃないか? いや行けるだろう! という事で国道194号線を北上、大森トンネルを抜けて県道17号線へと入り高藪の登山口を目指す。 ■とどかなかった想い。 高藪の町道に入るとすぐに雪が目立ってきた。 いいぞ、いいぞ。雪山散歩だー!魂(ピッケル)の出番だー! と、ここまでは盛り上がっていた。 しかし、予想を上回る積雪量に少し不安を感じ始める。 まあ、車の轍もしっかりしてるし大丈夫だろ!とか思っていると、轍もなくなってしまった。 登山口はまだ遠い。 凍結はしてないが、ハンドルが取られるほど雪深い。 そして、空しくタイヤが空転し始めた。 こじったり、色々試みるも先には進めそうにない。 完全にスタック。 平家平のお嬢様の足下にもとどかなかった。 ■ゴーイングマイホーム どうにかこうにか脱出。 しかたなく帰路に着くが、だんだんと気持ちがヤサぐれてくる。 いかん!荒んだ心のまま帰るわけにはいかん! 少しでも雪が残ってる山、やま… そうだ。ホーム(工石山)に戻ろう。 工石山なら雪も積もってるかもしれないし、ルートによっては魂の出番もあるかもしれない! 淡い期待を胸に高知市へと車を走らせた。 ■ヤサぐれた気持ちを癒すもの ない。ないよ!雪がああ! 魂どころかアイゼンの出番もない。 完全に意気消沈。 大好きな苔の写真を撮りつつ山頂へと向かうが、心が入らず。 薄い残雪がよけい喪失感をあおる。 雪山を想定したバックパックが肩にのしかかり、いつもより重い。 気持ちも晴れぬまま山頂が近づいてくると何やら賑やかな声が響いてきた。 高知市内の子供会や陽気なおば様たちで山頂は大賑わい。 みんな楽しそうだ。 大人も子どもも楽しめる、これが工石山の一番いいところだなと再確認。 やっぱ、この山はいいな。 ここでやっと腹が減っている事に気づいた。 今日も山ラーうめえなあ。 ■ついに動かず 気持ちもほぐれたところで風が出てきた。 さあ下山だ。 残雪とはいえ多くの人たちが踏み固めているため、シャーベット状に凍っている箇所も多い。 下山時には注意が必要だ。 おば様たちもアイゼンつけるか思案していたようだし、これは魂の出番があるかも。 慎重に降りていこう… で、そのまま無事下山、魂動かず! まあ前回ができすぎてたし、こんな日もあるさ。 楽しみが少し先に延びただけだ。 さあて、魂の出番はいつだ?
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。