納古山 中級コースを登る

2016.10.22(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 37
休憩時間
40
距離
5.3 km
のぼり / くだり
556 / 583 m

活動詳細

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久しぶりの登山、このところ土日はキャンプやら保育園のイベントでなかなか山に向かうことができなかった。ようやく時間ができたこの週末に向け、家族と登るつもりでコースタイム3時間以内、ちょっとした岩場や景色のよさそうな山で調べる中で、名古屋からも近く、この時期ちょうどよさそうな山として納古山が候補に挙がった。久しぶりに長男も乗り気だったので楽しみにしたいたのだが、次男の風邪がうつってダウン、そんなわけでまたしても単独で向かうことに、一人ならもうちょっと時間のかかる山でも良かったのだが、子供三人家に残しておくと家の中が大変なことになるので早く帰りたかったのと、下見ということで予定通り納古山に向かうことにした。 前日の天気予報は曇りだったが、この際天気はいいかと思い前夜バタバタと準備する。朝5:00家を出る、ようやく明けてきた空は雲はあるが晴れている。良かった。運転すること約一時間、木和谷林道についたが道が細く、結構デコボコで、看板もないのでほんとにこの先に駐車場があるのか不安になりつつ進むとレポートにあったトイレが見えてきた、駐車場に6時過ぎ到着、他に車はない。 6:20工事現場においてあるようなトイレを利用させてもらい出発(トイレの照明は切れているようで、僕だけだったから扉は開けて利用する)ふと駐車場の脇を見ると熊出没注意の看板が倒れている。このところ熊に襲われるニュースをよく見かけるので、気持ちが落ち込む。ほかの登山者ゼロ。しかも熊鈴を忘れたことに気が付く。。仕方ないので時々手を叩きつつ、口笛を吹きつつ、人間いるぞーと精一杯アピールをしながら歩く。 しばらくは針葉樹林の中、繰り返し沢を渡りながら沢沿いを緩やかに進む。最後の渡りの場所には水場の看板があり、コップも置いてあった。で飲んだが、その後おなかは特に問題なかった。そこからは傾斜のきつい登りになる。広葉樹も混じるころから岩が見え始め、手も使いつつ登る。景色も見え始める。最初の岩場からは、遠くに富士山が見えた。雲はあるが、期待してなかっただけにうれしい。 その後、二つの鞍部を超えて山頂を目指す。駐車場の気温は12℃だったが、登ってるうちに暑くなってきたので鞍部に差し掛かったところで長袖を脱ぐ。このあたりは眺望もあるし、ちょうどよい岩もあってうちの子供でも大丈夫そうだ。しっかり三点支持で岩を超え、緩やかになるとすぐに頂上に着く。 今回は頂上付近で一人すれ違った以降、下山した駐車場まで人に会うことはなかった。 頂上までのタイムはほぼ途中休憩することなくコースタイム通りで、7:22山頂、待望のノコリンを写真に納める。おもっていたよりでかい。雲はあるが月が見える程度に晴れ、気温は22℃、風がなかったので半袖で気持ち良い。 景色はというと、遠くはもう見えなくなっていたが、360度見渡すことができ岐阜市の方や近傍の山は見えたので満足だった。コーヒーを淹れて風景を楽しみつつ、おにぎりを食べてまったりと30分ほど一人の山頂を満喫する。 8:00下山開始。膝が心配だったので帰りは初級コース→塩の道→尾根の道を通るルートを選択、 下山し始めると、今日この道を通るのは僕が最初なのか、とにかく蜘蛛の糸がまとわりつく、いつしかストックは空中で円を描きながら蜘蛛の糸よけになってしまった。それと登山道に時々落ちている獣の出来立ての糞が。。。熊はこんもり大きいと聞いたことがあって、落ちてた糞は小さかったからきっと熊じゃないだろと思いつつ、そもそも獣の糞の大きさの違いなんてわからないから、だいぶビビりながら周囲に目を凝らしつつ、ストックを打ち鳴らしつつ、まとわりつく蜘蛛の糸をはらいつつ忙しく下った。 途中、がさっと音がするから何事かと見たら鹿らしき動物が去っていくのが見えた。 その後は登山者も動物も見ることもなく駐車場へ、9:00無事下山 帰り選んだルートは眺望がなく、薄暗い林道をずっと歩くので、中級コースを下った方が楽しかったかもしれない。膝には優しかったが。。。 歩いていた時間は2時間程度、ちょっともの足りなさもあったが、コースは案内も比較的わかりやすく、短い中にも変化もあって楽しめた。ここも今度家族で登りたい。いい足慣らしと下見になった。

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