急遽、息子と西山谷へ　ルートの復習とロープワークの練習

【登山情報】 技術難易度：基本Lv. 7（迷いやすさは加味してません） 迷って変なところに行くと、難易度が高くなったりします。 ※西山谷はとても迷いやすく、危険もあり、熟練者向けとされている谷。安易に入ってはいけない谷です。最初はこの谷を良く知っている人に案内してもらうことをお勧めします。 （小６の息子が登っちゃってますし、某ヤマッパーの娘さんは小3にしてクリアしてますが、岩に慣れた子達です。） 【登山レポ】 もともと本今週末は3度目の近露（熊野古道・中辺路途中の集落）に行く予定でした。 3月に熊野古道中辺路を歩いた時にたまたま酒屋で出会い、我々を家に招いて泊めてくれた近露の山登りじいじ。その後5月に熊野古道を歩いたときも遊びに行き、畑にサツマイモを植えました。 今回はその芋を掘り、大日山の植樹イベントに参加し、翌日山登りじいじとその友達の笑いじいじと山に登る、盛りだくさんの週末の予定でした。 しかし、先方のやむにやまれぬ事情により、数日前になって残念ながら中止になってしまいました… ものすごく残念でしたが、仕方のないこと。週末を無駄にすまいと、土曜日はエキスポシティのニフレルへ行くことにしましたが、朝方、娘に微熱があり、大事を取って辞めることにしました。 このままだともったいないので、急遽息子を誘って西山谷に行くことに。 息子とは2人で野宿に行ったことはありますが、2人で山へ行くのは今回が初めてでした。 西山谷は4月の編隊山行のときにwa-iさんに連れて行ってもらったっきり。 ちょっと遅いですがルートの復習が今回の一番の目的です。 そして、もう一つの目的は、今まで家や公園でしか練習したことのないロープワークを山で練習することです（クライミングのためではなく、一般登山時の岩場の安全通過のため）。 昼の１２時前に自宅を出発。 約1時間ほど歩いて西山谷の取り付きに到着。 最初は私と2人で山に行くことに乗り気じゃなかった息子も、谷に入るなり「結構楽しいかも」とニコニコでした。 そして、息子と2人で西山谷を存分に楽しみました。 途中でロープワーク練習もでき、目的のひとつは達成です。 しかし、一番の目的のルートの復習は… やっぱり結構忘れていましたし、人についていくのと自分で行くのとでは大違い。4月の軌跡をダウンロードしていったにもかかわらず、ところどころ結構間違えました。というか間違えているかどうかすらわからないこともしばしば。結果、大幅に時間をロスしました。 西山谷は支流が多く道がわかりにくい上に赤テープもほとんどありません。ルートの目印と言えば、たまにあるB1などと書かれた救助要請用の看板と堰堤を巻く道にあるボロいロープくらいです。軌跡がなかったら、今の私は迷いまくって日が暮れるかもしれません… 今回一番の道迷いは最後… F18を登った後、どう進めばいいのかさっぱりだったので（4月はF18を登らなかった気もする）、とりあえず藪を漕いで尾根にでました。すると割とはっきりとした踏み跡を発見。しかし、それを辿っていくとやがてイバラの藪が行く手を塞ぎます。それでも、その先に進めそうに見えたので、果敢に攻めます。 しかし、イバラの真っただ中でそれ以上道がないことがわかりました… 戻るのも辛いな…と思っていると、息子が数10m先に建物を発見。あと少しなら…と痛いのを我慢して、さらにイバラを強行突破して進みます。そうして、出たところは某ヴィラの庭…ドライブウェイに出ると、本来のゴールである草鞋から東に数10mのところでした。 というわけで、今回は宿題が残ってしまいました。 レポを書きながら滝や堰堤の名前も少し頭に入ってきたので、 近々朝駆けでもして、もう一度行きたいと思います。