小富士 須走口馬返しからグランドキャニオン、錦秋を楽しむ

2016.10.23(日) 日帰り

活動データ

タイム

03:27

距離

7.1km

のぼり

647m

くだり

650m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 27
休憩時間
24
距離
7.1 km
のぼり / くだり
647 / 650 m
1 45
18
50

活動詳細

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富士登山といえば、赤茶けた溶岩の砂れきというのが一般的なイメージ。しかし、麓近くからは樹林帯のなかの山歩きとなり、まったく違った趣きとなる。今回は、いくつかある麓からの道のうち、須走口を歩き、知る人ぞ知るグランドキャニオンと色とりどりの紅葉を楽しむ。 須走の道の駅からあざみラインに入り、東富士演習場を横目に急勾配の道路を五合目に向けて車を走らせる。ストレートラインからジグザグの道になり、6キロメートルほど進むと、右手にグランドキャニオンと書かれた小さな標柱が現れる。その少し先の路肩の車3台分ほどのスペースに駐車する。 標柱のところから樹林帯に入るとロープが張ってあり、その脇を通り先へ進むと沢に降りることができる。そこがグランドキャニオンのはじまり。 溶岩の砂利をザクザクと踏みしめながら進んで行くと、縞模様の入った断崖が徐々に高くなって行く。黄色、朱に染まった木々の葉がその上に縁取りを付けている。しばらく進むとV字の谷の先に富士山の山頂が現れる。右手に広い斜面を見上げながら進むとやがてゴロゴロとした大きな岩が出てくる。ここで左方向へ道なき斜面を無理やり上がると踏み跡の付いた道に出る。近くにはキノコ採りと思われる人がいる。ここから細ひもや目印に沿って進んで行く。 あざみライン沿いに広々とした道を行き、そして再び沢状の道になる。そして五合目に立ち寄るために一旦車道に出る。五合目までは5分ほどで到着する。見上げると幻の滝付近に沢山の人が見える。ここの標高はジャスト2000メートル。何気にありがたい感じがする。 茶店の前を通り過ぎ、樹林帯を進んで行くと、ほどなくして小富士に到着する。少し山頂付近に雲があるものの富士山の頂がくっきりと見える。そしてその裾を金襴緞子が飾っている。その右には八ヶ岳、そして富士山の反対側にはクジラの形をした山中湖も見える。風もなく温かい。しばしまったりする。フランス人ぽいカップルとお互いに写真を撮りあう。 帰りは、上りと反対側を下って行く。しばらくは溶岩砂れきの斜面をザクザクとブレーキをかけながら進む。どんどんと標高を下げて行く。上りで谷底から見上げた崖を上から確かめる。 しばらく樹林帯を進んで右方向へ再びグランドキャニオンへと降りて行く。そしてほどなくしてスタート地点に到着する。荒々しくも艶やかな富士山を存満喫。須走道の駅で足湯につかり爽やかな気分で帰路につく。

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