信仰登山道を辿って前武尊へ

修験道の山岳信仰の行場として開かれた変化に富んだ川場尾根コースで前武尊まで行ってきました。 川場野営場の駐車場に停めて、不動岩コースに向かい前武尊まで行き、その後 武尊山まで行こうか迷いましたが、山頂は雲がかかっていたので今回は止めました。 不動岩へ向かうとクサリ場が出てきて暫くすると不動岩の板があり岩の頂上部に出ました。不動明王のレリーフの下は15ｍの鎖があるが下が見えないのでちょっと怖い。右に巻けるようですが今回はすべて鎖場を行く事にし、そこを降りるとザレ場を降り、カニの横這い・背すり岩があり、丁度、妙義の鎖場の様です。 登り着くとつぎはチムニー状で降り切ると、相撲の場に出るが横這いに3連の鎖がありますが、すぐ下に道が出来ています。鎖場が終わり、やっと緊張から解放されて急登を登って前武尊に着きました。 時計は10時で武尊山まで行ける時間でしたが、今回はここまでで日本武尊の像の前で休憩し山座同定し、赤城山や皇海山が確認できました。その後、オグナスキー場の方から一人登ってきた神奈川からの青年と少し話をしてから下山しました。 下山は周りの紅葉を楽しみながら野営場に向かいました。