切なさと胸キュンと

今日のお目当てはこの山で忘れられない場所があって、そこに久々に訪れることだった。山自体に登るのも5年ぶりくらいかなあ。 登山口となる公園に着いてみると、工事関係者の方たち以外にはわたしの車一台だけ。 う～ん、熊が心配。 ま、熊と鉢合わせになったらその時は運命だと諦めることにしようと歩き出す。 朝の光と紅葉が綺麗で、上を見上げながらゆっくりゆっくり歩く。 あれ？それにしてもあの場所に着かないなあ…すぐに着くはずなのに。 で、ふと気づいた。 コースが違うと😅 スキー場から登らないといけなかったんだ。 なのに公園から登ってきちゃったよ。 忘れられない場所とはちょっとした広場があって、そこでギュッと抱きしめられ、愛してると言われたこと。 これは先日別れたばかりの彼ではなく😓 その前の恋のお話。 山登りする人ではなかったけれど、植物の研究者で色々教えてもらったんだよね。 その彼の影響で植物に少しだけ詳しくなれた。 この時はその広場まで一緒に登ってきた。 やっぱりいつも愛してるとか、大好きとか言ってくれてたっけ。 でも、わたしから別れを告げて終わりにしたんだよね。 まぁ、原因は色々で… それ以来、この場所はなんとなく避けていた。 あ～あ、その場所まで行くにはまたいったん下りて登り返さないといけない。 その思い出は10年以上前のことだし。 面倒くさ！ってことでスルー。 ほんと、時間と言うのはお薬だよね。 あの時は一週間、泣いて泣いて4～5キロも痩せたっけ。 それが今は懐かしく思えて、切なさとは違う胸キュンしてしまうよ。 どんどん紅葉も下りてきて、綺麗な紅葉がたくさん。 ついつい、足を止めては木を見上げてしまう。 山頂に着いたけど、誰ひとりいない。 ここはあまり景色がないので、下りることにした。 するとあちこちに手作りベンチが置かれていた。ありがたいね。 コンビニで買ってきたサンドイッチをほおばりまた歩き出す。 そして欧陽菲菲の🎵 LOVE IS OVER 悲しいけれど終わりにしよう、キリがないから🎵と大声で歌いながら下りてたら、下からソロのおじさまが登ってきた。 げ！ 何事もなかったように、静かにおはようございますとやり過ごす😅 で、誰もいないことを見計らってまた歌いだした。 🎵LOVE IS OVER🎵 また誰かが登ってくれば、静かに挨拶をかわす😅 歌いながらちょっと涙ぐんだりして、わたし、何歌ってんだろう、バカみたいと思いながら。 先日終わったばかりの恋も、時と共に懐かしい思い出に変わって行くんだろうな… さすがに今はまだ切ないけどね😢 登山を終えてもまだお昼だったので、栃尾の道院まで行ってきた。今、紅葉がちょうど見頃でめちゃくちゃ綺だったよ(^○^) 山は心の療養所で時はお薬になるよね。 生きているだけで丸もうけだもの😊 次はどこの山で癒してもらおうかしらん。