太陽と戦意喪失

日本百名山の一つ磐梯山まで行って来ました。 磐梯河東インターを降りて、ゴールドラインを目指したが「積雪の為、通行止め」との事で早速、出鼻を挫かれる。裏磐梯方面には行けるらしいので、大回りして裏磐梯スキー場に到着。すでに駐車場には10台ぐらい止まっていて、先行者は登り始めていた。やや気落ちしながらも午前9時過ぎにスタート。 スキー場を登り、上部に着くと桧原湖やグランデコスキー場、そして裏磐梯の爆裂火口が見えてくる。 泥濘んだ道を歩くと銅沼に到着。到着と爆裂火口、絶壁である。落ち葉で登り辛いが進んで行くと、中の湯に到着。若者3人組と遭遇。八方台から進んで来たので、「ん⁉︎」と思って聞いてみたら、ゴールドラインは10時過ぎにオープンしたとの事。ガッデムである。彼らは一旦銅沼まで降りて、火口壁を登るという...アッパレである。今の私にはとてもそんな「気」が起きない。さらに登って行くと積雪が増し、陽が射してる場所はシャーベット状でまだ良いが、日陰の場所は凍結していてズルズルと滑り踏ん張りながら登るので時間と体力を消費する。今日は行けるとこまで行ければイイかなと思っていたので、ここら辺が潮時かなと。気分が乗らず萎えてきたので、清く撤収。表側から縦走して来たという女性に話を聞いたら、アイゼンを持ってなくて苦戦したとの事。まっ、また来る口実が出来たし今後の課題という事で。課題があればモチベーションが繋がるし。銅沼の絶景でオニギリを食べて、山を降りて 帰りに裏磐梯レイクリゾートの温泉に浸かって疲れを癒しました。露天風呂に浸かり、桧原湖を眺め、緑から紅にグラデーションががったモミジの傘の下、陽に当たりながら、幼い頃に思い描いていた人生とは程遠くなってしまったが、今の人生も悲観するほど悪くはないかな？と思いながら、この瞬間が永遠になればいいなと。