前半岩だらけ、後半は散歩道。芦屋地獄谷から荒地山・六甲前山

2015.02.21(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 16
休憩時間
31
距離
10.5 km
のぼり / くだり
927 / 685 m
1 49
54
2
31
6
27
8
3

活動詳細

すべて見る

阪急芦屋川駅 →30分→ 高座の滝 →30分→ A懸垂岩 →25分→ B懸垂岩跡 →15分→ キャッスルウォール方面分岐 →15分→ キャッスルウォール取付 →10分→ キャッスルウォール上 →10分→ ブラックフェース取付 →15分→ ブラックフェース上 →25分→ 荒地山 →20分→ 七兵衛山方面分岐 →20分→ 七兵衛山 →15分→ 打越山 →35分→ 住吉道 → 15分→ 住吉台 寒いのとスベるのは嫌、ということで標高の低いところで面白いコースはないかな、と考えて、芦屋地獄谷から荒地山の岩場をめぐり、六甲の前山を歩いてこよう、と考えました。 阪急芦屋川から高座の滝までは、さすがに六甲随一の人気コースということで道標もしっかりしていますし歩いている人も多いので、迷うことはないでしょう。 30分ほどで高座の滝に到着、滝の左手を登ったところで、尾根に上るロックガーデンへの道から分かれて左の川原に下ります。ここからが芦屋地獄谷です。岩がごろごろしている沢筋をしばらく登ると、最初の滝に出会います。結構な高さがあり、滝の左右の壁面は登れそうにないので、右手前からの巻き道を登ります。ここから先は基本的に川床に沿って登り、いくつかある小滝も巻かずに直登できます。 地獄谷入り口から15分ほどで小便滝に着きます。その先には堰堤が立ちふさがっています。地獄谷はまだ続くようですが、今日は小便滝から右の支谷に登ります。途中から左にそれ、堰堤を見下ろすところからさらに上に登ると、A懸垂岩の下に出ます。登れるルートを探して右に回り込み、チムニー状のところを木の根をつかんだりしながら何とか登りましたが、どうも正規のルートではなかったみたいです(汗)。A懸垂岩の上からはすばらしい展望が得られます。南東は大阪方面、振り返ればこれから登る岩尾根の奇岩群が迎えてくれます。ワクワクしますね。 A懸垂岩からは、基本的に登れそうなところは何とか奇岩を登り降りながら、尾根を外さないように進みました。巻道もあるようでしたが、スリルもあって楽しかったです。夢中になって登っていくと、いつの間にかロックガーデンからの道に合流しました。あれ?ピラーロックに向かう道をやり過ごしてしまったようです。あらま。 風吹岩方面に進み、風吹岩手前のやや下ったところから、キャッスルウォール方向(右)に分岐します。ここの分岐には「キャッスルウォール」という表示はありません。標柱が立っているところから反対側に分岐します。 緩やかに下っていき、高座谷の支谷に沿ってさらに下り、高座谷に出たところの堰堤上で流れを渡ればキャッスルウォールの取付です。 キャッスルウォールは、左端に巻道がありますが、左端に近いところのルンゼが登れそうだったのでチャレンジしました。途中かなり苦労するところもありましたが何とかルンゼを詰めて(いやースリルあった)巻道に合流し、シダの生えた岩場を登るとキャッスルウォールの上に出ます。ここもすばらしい眺望です。 ここで大阪から来られたベテランさんとお会いし、ブラックフェースに連れて行ってもらうことにしました。岩梯子方面へ進み、少し下った鞍部付近から(たぶん。このあたり記憶がはっきりしません。すみません)左(高座谷方向)に下っていき、右にブラックフェースの岩壁が見えてくると今度は右にトラバース気味に進み、ブラックフェース基部に着きます。 ブラックフェースも急傾斜の岩壁です。左端に巻道があるようですが、中央やや左から左斜め上にステップが刻まれたバンドがあり、そこから登っていきますが、傾斜が急なのでバランスに気をつけて慎重に登らなければなりません。ホールドとスタンスを間違えずに確実に登ります。 ブラックフェースからは、巨岩を縫うように急登を続け、その後木立の中の道を進んで荒地山山頂に着きます。 荒地山山頂は木立の中で展望は芳しくありませんが、こずえ越しに六甲最高峰やおたふく山方面が見えます。ここでお昼にします。 岩三昧はここまで。ここからは一転、木立の中の静かで緩やかなコースになります。知らずにピークを通り過ぎたなかみ山を経由して、ベンチのある水場を過ぎ、分岐を左(風吹岩方面)にとっていきます。ここらあたりはまだ風吹岩から最高峰へのメインルートなので行きかう人も多いですが、やがて分岐で打越峠方面の道に入ると、静かな山の散歩道になります。七兵衛山、打越山を経由して、緩やかに下っていくと、やがて道は住吉川を渡り、住吉道に合流します。ここからは林道を住吉台まで15分。住吉台に出ると、最初の角を右に曲がったところが「エクセル東」バス停です。くるくるバスでJR住吉駅まで行けます。

六甲山・長峰山・摩耶山 高座の滝
高座の滝
六甲山・長峰山・摩耶山 ここから、左の川原に下ります。
ここから、左の川原に下ります。
六甲山・長峰山・摩耶山 降り立った川原。正面の沢を詰めていきます。
降り立った川原。正面の沢を詰めていきます。
六甲山・長峰山・摩耶山 最初の滝。右手前の巻道で登ります。
最初の滝。右手前の巻道で登ります。
六甲山・長峰山・摩耶山 ここは右側の壁面を直登します。
ここは右側の壁面を直登します。
六甲山・長峰山・摩耶山 ここも、巨岩の間を登ります。
ここも、巨岩の間を登ります。
六甲山・長峰山・摩耶山 小便滝。ちょっと元気がありませんね。
小便滝。ちょっと元気がありませんね。
六甲山・長峰山・摩耶山 A懸垂岩からの眺望。すばらしい。
A懸垂岩からの眺望。すばらしい。
六甲山・長峰山・摩耶山 A懸垂岩から、これから進む岩尾根。わくわく。
A懸垂岩から、これから進む岩尾根。わくわく。
六甲山・長峰山・摩耶山 C懸垂岩(?)からA懸垂岩方面。
C懸垂岩(?)からA懸垂岩方面。
六甲山・長峰山・摩耶山 こんなところも通ります。
こんなところも通ります。
六甲山・長峰山・摩耶山 こんなところも。
こんなところも。
六甲山・長峰山・摩耶山 B懸垂岩(?)からC懸垂岩、A懸垂岩方面。
B懸垂岩(?)からC懸垂岩、A懸垂岩方面。
六甲山・長峰山・摩耶山 この標柱の向かい側から、キャッスルウォール方面に分岐します。
この標柱の向かい側から、キャッスルウォール方面に分岐します。
六甲山・長峰山・摩耶山 高座谷に出たところ。
高座谷に出たところ。
六甲山・長峰山・摩耶山 キャッスルウォールです。岩登りされている人も。
キャッスルウォールです。岩登りされている人も。
六甲山・長峰山・摩耶山 このルンゼをチャレンジしてみました。
このルンゼをチャレンジしてみました。
六甲山・長峰山・摩耶山 キャッスルウォール上から。
キャッスルウォール上から。
六甲山・長峰山・摩耶山 キャッスルウォールから荒地山。
キャッスルウォールから荒地山。
六甲山・長峰山・摩耶山 ここからブラックフェース方面に下ります。松の木が目印。
ここからブラックフェース方面に下ります。松の木が目印。
六甲山・長峰山・摩耶山 ブラックフェース。
ブラックフェース。
六甲山・長峰山・摩耶山 ブラックフェース上部の岩壁を確実に登るベテランさん。
ブラックフェース上部の岩壁を確実に登るベテランさん。
六甲山・長峰山・摩耶山 ブラックフェース上から見下ろす。途中にテラスがあり、3段構造になっています。
ブラックフェース上から見下ろす。途中にテラスがあり、3段構造になっています。
六甲山・長峰山・摩耶山 ブラックフェース上からの眺望。
ブラックフェース上からの眺望。
六甲山・長峰山・摩耶山 しずかな荒地山山頂。
しずかな荒地山山頂。
六甲山・長峰山・摩耶山 荒地山から最高峰方面。
荒地山から最高峰方面。
六甲山・長峰山・摩耶山 七兵衛山山頂。団体さんが食事中でした。
七兵衛山山頂。団体さんが食事中でした。
六甲山・長峰山・摩耶山 七兵衛山から南面の眺望。
七兵衛山から南面の眺望。
六甲山・長峰山・摩耶山 打越峠。
打越峠。
六甲山・長峰山・摩耶山 静かな打越山山頂。テーブルと椅子が置いてあります。
静かな打越山山頂。テーブルと椅子が置いてあります。
六甲山・長峰山・摩耶山 住吉川を渡って、
住吉川を渡って、
六甲山・長峰山・摩耶山 住吉道に合流。
住吉道に合流。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。