活動データ
タイム
09:47
距離
17.6km
のぼり
1697m
くだり
1546m
活動詳細
すべて見る小松原沢を登行した際、南沢の出合いで見つけた小屋。調べてみると、昔、まだ藩だった頃の山形と宮城の番所跡だそうで、歴史ある小屋で、今は一般でも使用可能らしいとのこと。古道とか、古い物好きなわたしには、たまらない発見。しかも地図には掲載されていないのだという。 山登りを初めてから、まだいったことのない面白山を経由して、さっそく行ってきました。 もう東北の沢は寒いけど、渓谷を歩きたいなぁと考え、紅葉川沿いの登山道を権現様峠へ。そこから大東岳へ至る登山道を沢沿いの水場まで足を運ぶと、この登山道はあまり人が入らないためか、ムキタケがまだ残っていました。ビニール袋いっぱいにムキタケをとって、今日の夕餉に。(きのこを勉強しているので、ツキヨタケとの区別も出来るようになった!) 面白山に至る登山道は、気持ちのよいブナ林の中を進み、ようやくたどり着いた山頂は、貸切。白く染まった大東岳を眺め、ゆっくり珈琲を飲んで、贅沢な時間を堪能しました。 ここからは蔵王の縦走コースですが、刈払いされたばかりの、歩きやすい登山道をすすみます。山形側には、すでに雪に覆われた月山と朝日連峰。次に朝日連峰に行くのは、どっしり雪が積もった頃かなと思いながら、ようやく到着した翠雲荘は、歴史ある場所。 実はわたし、ひとりで小屋泊するのはこれが最初。「コアな場所を選ぶね~」と山友に言われましたが、寒がりのわたしにはちょうどよい薪ストーブもあるし、なにより沢もある(*^^*)お化けが怖いなぁと思っていましたが、薪ストーブに癒され、採ったばかりのきのこを食し、誰もいない静寂の夜で読書を堪能でき、終わってみたら、ひとりの小屋泊もいいんじゃないかなと感じるようになりました。 翠雲荘は古き良き小屋。 それにしても埃っぽかったので、帰りは箒をかけ、持ってきた雑巾で床を拭き、蜘蛛の巣をとり、出来る限りお掃除させていただきました。 どうかこの小屋が地図に載ることがないように(本当にいい場所って内緒にしておきたかったり。)どうかわたしがお婆ちゃんになっても、残っていて欲しい場所だと感じました。 初めてのログ、ちゃんとアっプできてるかなー?
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