岩手山(馬返し)約半年ぶりの軽アイゼン!!

2016.11.19(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 15
休憩時間
1 時間 14
距離
10.8 km
のぼり / くだり
1446 / 1448 m
34
2 56

活動詳細

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岩手山は初心者+メタボの私が登るには超キツイ山なので少しでも早く登るため、前日から準備します。朝4時に家から出て月をたまたま見たら、見た事のない月の姿「月がさ」と言われる現象みたいです。今朝の新聞に載っていたので、一眼でしっかり撮影すればよかったかな後から後悔しました。いつも早起きの朝はFM青森、FM岩手のラジアンリミテッドFを聞き「I'm a Radioman」がかかれば5時なので、無条件にあと何分でつくか考えます。 登山を始めて今年で3年なります。ヤマレコ内で登山の目標を岩手山10回登るというように宣言して今回が丁度10回目の登山になります。やったというよりも、全7コース中、1コース(上坊コース)を制覇ができなかったので、来年以降に持ち越しです。 4月から岩手山に登り、残雪期の岩手山を知っているので少しくらいの雪なら、登りは軽アイゼン必要ないだろうなと思いながら登り始めました。案の定、下の土は凍って歩きやすく、良いペースで登れるかなと思っていました。身体は正直で前回よりも調子悪くて、0.五合目、一合目、二.五合目、三合目と休憩しっぱなしで登ります。 かなりの汗をかき始めると体調が戻り、ここからは普通のペースで登れました。六合目付近から残雪も目立ち、少し滑りますが普通に歩けます。七合目に着くとほぼ道は雪に覆われていますが、気温が高いので少しくさっていました。八合目避難小屋で冬用の手袋にチェンジし、軽アイゼンを装着後に頂上目指します。小屋をでると、七合目付近から、わずかに見えていた岩手山が見えなくなり吹雪いてきました。約半年ぶりの6本爪軽アイゼンは効いている感じなので、普通に歩いていると不動平で今日二人目の登山者と遭遇。「こんにちは」と挨拶はしましたが、どうもきょろきょろ周りを見渡し、カメラを撮影しながら歩いているので、岩手山をあまり知らない方なのかな?もう少し話してあげればよかったかなと思いながら、いつものY字路は右登ります。 御鉢についたら、吹雪が真横から吹いて痛い痛い。すぐに顔を隠しサングラスとネックウォーマーでしのぎます。御鉢の下は気温がそれまで高かったのか土がぐちゃぐちゃに濡れて、アイゼンが土の中に埋まりながら歩きます。焼け走り分岐付近になると風速10m位になり下はカチカチ状態で歩きやすかったかな。頂上に着いたら「しっぽ」が無い・・・いつの間に消えちゃったんだ!寒くはないけど、ちょっと湿った雪なので自撮りは諦めすぐ下山します。 ここで、Y字路手前まで、私の後ろを歩いていた登山者はこの吹雪で諦めたのか頂上から戻ってきた時も会いませんでした。反時計周りで一周したのでしょうか?それとも、この吹雪で頂上まであきらめたのでしょうかわかりません。岩手山、風強いのが当たり前で視界も悪いので普通だったら登らないかもしれませんね。 八合目避難小屋に戻り速攻着替えをして、はじめての「チリトマトヌードル」を食べます。いつも山友さんが食べているのでどんな味かは気になっていたのですが、以外にいける(^◇^)もっと辛くてもいいけどこの時期にはピッタリの辛さでした。ちょいたしでチーズ足しても美味しいかなって思いました! 写真で載せていた、おやつタイムのケーキは天候がやばそうなので食べずに下山します。 避難小屋を出ると、雪が降ってもう少し真っ白になると「ホワイトアウト」状態なりそうです。朝より雪が増えて風も強くなり視界もかなり悪いので、下りは新道?旧道?と考えましたが結局旧道を下ります。 七合目から六合目手前までは、くさった雪のアイス状態に新雪が積もっているので、アイゼンとはいえ歩きにくく一番慎重に下りました。結局は五合目手前までアイゼン装着しながら下りました。四合目になるころには雪が雨に変わり気温もあがり暑いのでソフトシェルで空気調整しながら下ります。やっと一合目に着くころには雨もあがりましたが、下がドロドロ状態で滑りまくりです。駐車場に着いたら、もう一台も車がなく、あるのは私の車だけでした。 このまま帰るのではなく、八幡平の金沢清水に行き水を汲んで、八幡平温泉館 森乃湯でお風呂に入りゆっくり自宅に戻りました。

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