霧の丹波天平

　１１月下旬のヤマユキは衣服の装備に迷うことがある 　まだ霜も降りてないからといって保温を軽んじると寒いし過度な防寒を行うとこれもまた服の中がサウナ状態となり汗だらけとなってしまうからである 　最近ではこの重ね着方法のことを‘レイヤー’と言うそうで最初耳にしたときは何のことを言っているのか解らなかったし衣装を着替える‘コスプレイヤー’が訛ってなのかと思いきや（←？）実はアニメを製造する際にセル画を重ねる操作が語源とのことだそうだが私としてはチャント分かり易い日本語で言ってほしいと思う。 　当日は予報では夕方から雨とのことだったのだがバスで奥多摩駅から登山口のある親川に向かっている途中から小雨が降り出し、更には山の中腹から上は濃い霧に見舞われて気温は終始１２℃だったが木々から滴が落ちて肌や衣服を濡らし視界遮られると言う不測の事態に体感的には１０℃を下回っている感覚だったがさほど寒さを感じなかったのは正に淺知恵ながら前夜にアレコレとレイヤーに悩んだ甲斐というもの。 　これからのレイヤーは重要なんです。 　 【周辺情報】 のめこいの湯HP（丹波バス停から徒歩15分ほど） http://www.nomekoiyu.com/ 09:24親川バス停→09:59高畑集落跡10:05→11:15保之瀬天平→12:11丹波天平→12:53丹波山→13:00サオラ峠(サヲウラ峠)13:16→14:27山王沢乗越→15:17丹波バス停