生駒山(枚岡神社~摂河泉展望コース~生駒山~辻子谷コース~石切劔箭神社)

2016.11.26(土) 2 DAYS

活動詳細

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近鉄枚岡駅から生駒山をめざし出発。前回は、新石切駅から頂上まで登り、暗峠経由で奈良県側、南生駒方面を超えて富雄へ出た。今回は枚岡駅から頂上経由で、前回とは逆に石切へ下りることとする。 枚岡神社(9:30~) 駅から踏切を渡ればすぐに枚岡神社の鳥居。ここは梅林で有名。今日は11月最終の土曜日とあって七五三詣りがちらほら。境内裏手が例の梅林。この時期は花も葉もなく寂しい風景だ。ここから神津嶽ハイキングコースが始まる。 登り始めるとすぐに枚岡山展望台(10:00)。大阪平野の視界がひらけ、北は六甲山から南は堺市辺りまで見える。遠くかすんであべのハルカスの三段のビルがわかる。(パノラマ写真で見つけられるでしょうか。) 神津嶽(10:11~) ハイキングコースから外れて、神津嶽に入る大きな注連縄をくぐる。ここは元枚岡神社のあったところらしい。神津嶽本宮という。頂上に石の御社があり、ここにも枚岡神社と銘の入った鳥居がある。創祀の地の石碑がある。 もと来た方に戻らず、超えて逆の側へ下り、神津嶽ふれあい広場へでる。 生駒縦走コースとの合流点で、縦走コースへと進む。暗峠への分岐を経て慈光寺の裏あたりか、別石十三仏がある。ガードレールから少し下りたところにひっそりと13体の石仏が並んでいる。後で調べたところ、慈光寺のこばからしい。 摂河泉展望コースとの合流で、前回下りで通った見慣れた道に出る。ベンチで小休止。 テレビ塔(11:40~) テレビ塔が見えたら頂上についた証し。土曜日というのに山上遊園地は子供連れの人影が少ない。トイレ休憩したら地図を確認して下山準備。 下りは、興法寺を経る辻子谷コースで石切へでる。途中休憩でアンパンの昼食をとる。老夫婦が向かい側のベンチでお握りと玉子焼きをうまそうにほおばっている。 三昧尾十三重塔へ寄り道(13:00~) 聖良橋のたもとに白瀧白龍王の滝場がある。誰も来ないので少し薄気味悪い。聖良橋を渡れば三昧尾山。石仏が道に沿って続いている。地域の信仰の場所だというのがよくわかる。山上はそれほど遠くない。頂上には三味尾十三重石塔(塔高4.98m、永仁七年(1299))がある。 ここで再度休憩。後で調べたが、この周辺は陶製の蔵骨器などが出土する遺跡となっており、三昧尾山遺跡と言われているそうだ。いわゆる三昧とは墓地のこと。 チキンラーメンとコーヒーとで少し温まる。(落葉を掃除して空地を作り、このまえ自作した空缶製のアルコールストーブを試運転。いい調子で湯が沸いてくれる。牛肉の缶詰も温めてアツアツのを食べられGoodだ。)ここで一時間ほどコーヒーも飲んで、タバコを2・3服。ボーっと休憩した。 辻子谷コース沿いは上石切まで道沿いにお地蔵さんが続く。地蔵に見守られながらどんどん下山する。民家のある舗装路まで下ってくる。 爪切地蔵は弘法大師が一夜にして爪で刻んだという伝説があるそうな。平板な花崗岩の表面に点線で地蔵菩薩が刻まれている。ここを過ぎれば石切さんへの参道。石切劔箭神社はすぐそこ。土産物店が軒を連ねる。 石切さんでは、絵馬殿を見物。左右に阿吽の仁王像ならぬ饒速日尊(にぎはやひのみこと)と可美真手命(うましまでのみこと)の像。 向かって右が、饒速日尊の息子の可美真手命。口を開いて阿のかたち。手に持っているのは、布都御魂剣(別名、十束剣)で石をも貫く。向かって左が饒速日尊。口を閉じて吽の形相。手に持っているのが天の羽羽矢で、石をも貫く矢ということだ。 新石切駅到着。(15:45) 今日も天候に恵まれ、怪我なく無事に下山できました。

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