南亦山 大滝小滝コース~間弓ノ行者山周回

2016.12.03(土) 日帰り

活動データ

タイム

06:21

距離

13.0km

のぼり

1464m

くだり

1464m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 21
休憩時間
47
距離
13.0 km
のぼり / くだり
1464 / 1464 m
2
35
30
39
15
9
41
17

活動詳細

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 今日も天気が良さそうなので、未踏の山から南亦山をチョイス。ガイドブックにある山頂付近まで車で上がるコースだとすぐに終わってしまいそうなので、麓から大滝小滝コースで登ることにした。  登山口は紀勢大内山ICで降りて、今は閉館となったグリーンパークの標識(またはその痕跡)に従って進むとふれあい広場という広大な駐車場に着く。間弓ノ行者山を周回するなら、登山口はこの近くなので、ここに停めた方が良い。ただ、最初はピストンするつもりだったので、さらに舗装された林道を1kmほど進み、林道終点の東屋の前に駐車。  最初はなかなか雰囲気の良い沢沿いの道を進むが、道はやや荒れ気味。しばらく進むと「大滝まで400m」の標識が現れたが、それが示す方向とは逆の方に黄色のテープが巻いてある。最初はテープの方に進んでしまい、踏み跡が無くなって引き返す羽目に。  後で山頂付近の東屋に、「黄色のテープは調査用なので取らないように」との注意書きがあったが、、、そんなん分かるかあ!この山域では、赤以外のテープは信用しない方が良い。  大滝への分岐の標識には、左側に手書きで小さく南亦山と書かれているが、まずは右側の大滝の方に行ってみた。小滝は登山口にあったどうってことのない滝だったのであまり期待していなかったが、なかなか迫力のある滝で行って正解だった。距離も5分ほどと近いので、是非行った方が良い。    再び分岐に戻り、しばらく進むと展望が開け、ロープが張り巡らされた崖沿いの岩場に出る。ここがこのコース最大の難所で、写真では多分伝わらないが、最初は本当にここを通るのかと少し躊躇してしまったほど。実際歩いてみると足場がしっかりしており、危険を感じるようなポイントは無かったが、初心者にはお勧めできない。  ここを越えるとしばらく緩い登りになる。要所にテープがあるものの数は少なめで、ところどころ分かりにくい。特に尾根への取り付きはショートカットする登山者が多いようで、あちこちに薄い踏み跡があってしばらく悩んでしまった。結局荒れた道を直進するのが正解で、やがて赤テープが現れ、曲がるポイントをしっかり誘導してくれる。  尾根に出てからは迷うようなポイントは無かったが、展望がほとんど無い上、所々で木が生茂って歩きにくい。875mのピークには「大平谷の高」と書かれた手書きの標識があり、左に下ってしばらくすると少し展望が開け、ようやく南亦山が顔を出す。  再び展望の無い尾根道を進むと東屋に辿り着き、ここからは視界が開けて道の整備状況もぐっとよくなる。ところどころに木の名前を示すプレートが立てられているが、ほとんどの木が枯れて紅葉も終わっていたのが残念。  山頂の展望は今一つだが、やぐらが立ててあり、これに登ると快晴も相まってなかなかの景色だった。なお、紅葉といえば、翌朝近場の網掛山でリベンジしたが、ちょうど見頃だった(^^。  下山はまずは仙石峠の標識に従って林道まで下り、東屋まで周回。そこからはピストンで帰るつもりだったが、大平谷の高の分岐には、間弓ノ行者山方面にグリーンパークの文字が併記されており、周回できそうなことが分かった。  ただ、ガイドブックにもYAMAPの地図にもこのルートは記載が無く、どうしようかと思案したが、電波が入ったので、ネットで検索してみると、マップにヒット。コースに難所もないようなので、行くことに決断。  間弓ノ行者山までは展望岩というポイント以外は展望の無い尾根道が続く。しかし、間弓ノ行者山は山頂は狭いものの、なかなかの絶景。  正直、南亦山だけだと評価は微妙な感じだったが、この周回コースは正解で結構満足できた。ここからは尾根を離れて下っていくが、テープが頻繁にあって迷うことは無かった。大滝小滝と違って難所も全くないので、下山はこちらがお勧め。  今回のコース、他の登山者は全く見かけず人気がなさそうだが、そこそこは楽しめた。ただ、特に大滝小滝コースは道が荒れ気味な上に分かりにくいので、初心者は避けた方が無難。

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