鈴鹿マイナールート■銚子ヶ口登山口～丸山～黒尾山948.7m～銚子ヶ口1076.8m～イブネ1160m～イブネ北端～クラシ～クラジャン～お金峠～キツネ峠～P８４３～ヒロ沢出合～白滝谷出合～林道出合～銚子ヶ口登山口※周回コース

久しぶりに鈴鹿の山行に行って来ました～💦 鈴鹿にも、かなりマイナーなルートが有ると言う事で杠葉尾・黒尾山から銚子ヶ口を経て、イブネ・クラシの周回コースを計画しました。 特に黒尾山から銚子ヶ口までは、事前下調べでも悪場が連続する尾根が続き余り歩かれて無いルートと思われます・・・(*_*) 銚子ヶ口・登山口に車を駐車して出発です。まずは、杠葉尾から丸山の支尾根に取り付くために登山口から車道歩きです。途中、鹿柵の扉から中に入り支尾根に取り付きます。この支尾根にはコースサインは全く有りません。杣道が尾根に沿って有るのでこれを辿ります。なかなかの急坂が続き、斜面は植林帯です。主尾根に上がり、本日の一つ目のピーク丸山です。ここから黒尾山に向けて縦走の開始です。やはり情報通りテープ類は殆ど見られず踏み跡も薄く、人が余り歩いてない感じです。庭戸山を越えてＰ６９１を過ぎた辺りから悪場が連続。幾つもの登り返しが有り、足場も悪くヤセ尾根が連続します。特に黒尾山の登り返す急登での足場が悪くかなり緊張させられました(+_+) 黒尾山に到着し、とりあえず一息。山頂には朽ちかけた山名板が有りました。 黒尾山からも気を抜けないヤセ尾根、急登が連続します。特に大きくガレている核心部の通過には慎重に足場を確認しながら通過しました。ようやく左手に銚子ヶ口の一般ルートの尾根が見えだし、銚子ヶ口の山容も確認出来ました。 イブネ方面の分岐から一旦、銚子ヶ口に向かいます。この辺りも平坦部で迷いやすい場所と感じました。山頂の周囲には木々が有り余り展望は良く無いですが、黒尾山とは違い山名板が数多く見られました。 ここまで約２時間と思ったより時間がかかっています😅 分岐に戻りイブネ方面に向かいます。 この先からルートは一変し、テープが途切れる事なく続き踏み跡も明瞭になっています。 やはり、ここからは人がかなり入っている様子です。これで少しペースアップが出来ますよ～💦(^_^) この先もアップダウンを繰り返しながら、蛇行している尾根を歩いて行きます。要所要所にテープが有るので、確実にひろいながら進みます。途中で、大きく崩壊したガレ(船窪)を通過しますが、危険個所には立ち入り禁止のロープが張られていました(黒尾山のルートには全く無し) 前方にようやく、イブネ方面の平坦地が見えて来ました(^^) 最後の急登を登り、銚子に上がって来ましたよ～。ここから、クラシ及びイブネ方面に向かいます。 この一帯は鈴鹿の奥座敷と言われている場所で平原状の台地が広がってます。いつ来ても、ここは素晴らしい景色が広がってますよね～(^-^) 苔には、雪が少々付いてました。 また、鈴鹿の山々の展望が素晴らしく、御在所岳・鎌ヶ岳・雨乞岳・釈迦ヶ岳、鈴鹿の名だたる山々が眺望出来ます。 ここで、始めて他の登山者と出合いました。やはり、人気ですね～平日でもここに来られる方がいるとは(^_^) 調度、お昼となりイブネで、昼食としました。 下山路もマイナールートで下ります。クラシ北尾根に入りクラジャンを通過しキツネ峠経てＰ８４３から支尾根からヒロ沢出合へ下るルートです(昭文社の地図には記載は無いです) 北尾根に入り、まずは核心部のクラジャンの下りです。ガレて滑りやすいので慎重に下りました。 この辺りは、ほんと気を使う場所です。 ワサビ峠・お金峠・キツネ峠を通過しＰ８４３から支尾根を下り、ヒロ沢出合に来ました。 ここから先は一般ルートですが、谷沿いの道で足場が悪く気を抜けないルートです。白滝谷出合を経て瀬戸峠に向かう途中で林道と合流しました。この時点で１６時に迫っていたので、そのまま林道を歩き銚子ヶ口登山口まで戻って来ました。なんとか、日が落ちる前に戻る事が出来てホッとしました✋ 今回のルートで、黒尾山～銚子ヶ口まではテープ類は殆ど見られませんでした。また、悪場が連続し不明瞭なところも有りますので、行かれる方は十分に注意をして下さい。 登り・下りとも破線ルート及びマイナールートですので、経験者との同行をよろしくお願いいたします。 安易には、行かないようにして下さい。