大切な相棒を失ってしまいました

2016.12.09(金) 日帰り

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一人の時間が出来たので、まだ行ったことのない滝の撮影を楽しんでいました。 三脚からカメラを外したとき、手元が滑り、カメラが川の中へトポンと。 わずか3秒程度のことが、数時間のことのように。血の気が引きました。 慌てて引き上げ、バッテリーを引き抜き、服をタオル代わりに拭ける限りの水を拭きました。 すぐさまキヤノンのサービスセンターへ搬送し相談しましたが、やはり水没=完全故障の扱いらしく、いかなる修理も受付け兼ねると。残念だが買い換えるしかないと。 身内のご臨終を告げられたような気持ちでした。 家に閉じこもっていた自分を外に連れ出してくれたカメラでした。 山の楽しさを教えてくれたカメラでした。 家族との思い出、子供の成長の跡を残してくれたカメラでした。 まだまだ修行が足りぬと刺激を与え続けてくれるカメラでした。 1つのモノに過ぎないのかもしれませんが、私にとっては相棒であり、恩人であり、恩師でした。 長く愛着を持って使おうと、背伸びして買ったものなので、おいそれと買いなおせるものではありません。 今は虚無感でいっぱいです。自分の不注意が原因なだけに、悔やんでも悔やみきれません。 しばらく山に行くこともないだろうと思います。 彼の遺作を見てやってください。

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