冬のアポイ岳、ピンネシリ縦走は断念

2016.12.17(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 43
休憩時間
47
距離
18.2 km
のぼり / くだり
1517 / 1517 m
2
41
36
2 7
1 15
38
30
2

活動詳細

すべて見る

前日のowliverさんに続いてアポイ岳。 この日も登山者は1人だった。 この時期、雪が少なく晴れが多く、ダニの心配もない。 アポイ岳ピークまで、雪は少ないが、snow on iceのところが多く、四合目過ぎに登りが急になって登りづらくなって、軽アイゼンを使用した。ただ、その後に岩が多く、アイゼンの歯を岩に当てないように登ってみたが、時々ガリッとした。七合目くらいから見通しが良くなり、その代わり冷たい強風が凄かった。それでも、アポイ岳ピークまでは順調だった。 時間に余裕があったので、吉田岳・ピンネシリへの縦走往復にチャレンジした。冷たい強風の中のツボ足ラッセルだったが、それだけならばピンネシリまで行けると思った。 吉田岳までは良かったが、その後の道がわかりづらくなった。道を示すロープが見えるところは良いが、後は、笹やハイマツの少ない道筋で判断、動物の足跡も参考になったが、最後までは案内してくれず間違った方向に誘導されそう(笑)。 それで、ハイマツの通せんぼ、跨いでいけるところは良いが、跨げず潜れずのところあり、強引に乗り越えて行こうとしたが、そうしても、その先の道が開けず、この道は間違いかと少し引き返して見ても、他に良い道はわからず。尾根からはずれないように進めば良いので、多少ずれても進めそうだが、ハイマツの群生のトラップあり。それでも先の方にピンテが見えたので強引に進んでみた。ピンテは林の中にしかなかった。 このピークがピンネシリかと思って、ハイマツを乗り越えながら進んで、強引にピークに登ってみたが、更に先にあるのがピンネシリのようだった。これより先に進むと日没までに下山できそうもないので引き返すことにした。帰りに不安もあったので。 帰り道、ハイマツを強引に乗り越えたところがわかりづらくなっていて少し迷ったが、向かうべく尾根の方向に向かうようにして、自分のトレースを発見した。それでも、吹きさらしのところは、自分のトレースも消えかけていた。それでも何とかアポイ岳ピークに戻れてホッとした。 アポイ岳ピークからの下山は、七合目付近の岩の多い坂には雪が消えていた。それで軽アイゼンを外したが、日陰の五号目以下は滑った。軽アイゼンを再度使おうかと思ったが、そのまま下りた。釧路出身でスケート経験が長いので、平地のアイスバーンならば何とかなるが、イレギュラーな登山道なので、何度も滑って転んだ。それで、得意の早足下山は出来ず、慎重に下山して、日没ちょっと前に下山できた。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。