物部縦走(大栃~勘定山1334m)

2016.12.24(土) 日帰り

活動データ

タイム

08:56

距離

22.9km

のぼり

2171m

くだり

1867m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 56
休憩時間
34
距離
22.9 km
のぼり / くだり
2171 / 1867 m
6 10
57
1 20

活動詳細

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2016年12月24日(土) 参加者 Tさん、Yさん、Aさん 0600 奥物部ふれあいプラザ(瀬次郎まで車両回送) 0710 奥物部ふれあいプラザ出発 0730 塩峰神社 0745 中屋、槇尾分岐 0820 562mピーク 0835 引き返す(車両キー忘れ) 0905 奥物部ふれあいプラザ(車両キー回収) 1010 立花分岐(鉄塔下) 1110 917mピーク 1200 連合分岐 1220頃 1151mピーク付近(昼食休憩) 1335 1265mピーク(大磯の平付近、南に張り出したピーク) 1405 瀬次郎谷分岐 1435 勘定山 1455 瀬次郎谷分岐 1520 大岩(岩屋) 1600 瀬次郎(下山)  毎年恒例のメンバーで忘年登山。今年は、雪があれば雪山、無ければ旧物部村を韮生筋(にろうすじ)と槙山筋(まきやますじ)とに分ける物部山地?の縦走をしてみようと計画。  今シーズンも残念ながら今のところ雪が少ない。物部の縦走に決まり、ネットでの情報収集とYさんの前日の偵察から主稜線上の藪は、さほどにないと考え大栃から勘定山まで十分、行けるだろうとのことで当日、車両を瀬次郎谷付近の広場にデポし集合場所に集まる。  予定通り集合し4名で出発。大栃から歩き始めるのは不思議な感じだ。八王子宮、塩峰神社、三笠山(401mピーク)と順調に進む。藪は全くなく踏み跡も明瞭。一昔前は、たくさんの人々がここを歩いていたのだろう。  562mピークに登り少し進んだところで重大な忘れ物に気付く。瀬次郎にデポした自分の車のキーをTさんの車に忘れてきたのだ。  Yさんは、下山後、タクシーを呼ぼうと言ってくれたが平謝りしてすぐにザックを下ろし来た道を引き返すことにする。  空身でほぼ下りなので約30分で車に着く。急いでキーを回収し再スタート。自分があえいでいる間に他のメンバーは、自分のザックを歩荷し自分が追い付くためにゆっくりとしたペースで進んでくれていた。  約1時間で立花分岐に着く。周辺は、それまでの道以上に周辺が刈り込まれており快適。周辺で鹿に何度も会う。鹿のおかげ?で藪がなく順調に歩けるが気持ちは複雑だ。途中、電話で話したとおり鉄塔下に自分のザックがあり回収する。立花地区と平井地区を眼下にしてエネルギーと水分補給をして再び歩き出す。国土地理院の地図にある建物記号の場所には神社跡らしき礎があったが建物はなかった。  ここから917mピークまで約1.5kmの急登で途端にペースが落ちる。キーの回収で往復5kmのランニングとザックの重みのせいだけではないようなしんどさに心が折れそうになる。  連合分岐付近は、地形図通りなだらなか広い尾根で連合への分岐であろう目印は、あるものの明瞭な踏み跡はない。 1151mピーク付近でようやくTさん、Yさん、Aさんに追いつく。丁度、昼食休憩となり一息つく。  Aさんから娘さん手製の抹茶パウンドケーキをもらい美味しく頂く。ザックを回収してからここまで歩きながらトレランレースの際の要領でこまめにエネルギー補給と水分補給を行いながら来たので昼食は簡単に済ます。  南池分岐付近もよく分からない。地図にある建物記号の辺りは、窪地で猪のヌタ場となっている小さな池があるが建物の跡らしきものはない。  そこから少し進むと大磯の平付近に至る。以前に来た時は周辺はうっそうとしたスズタケの藪漕ぎであったが全く面影はなく見通しの良い尾根道となっていた。  なだらかな尾根なので好きなように歩くことが出来、鹿の食害の酷さを改めて感じる。  三角点ハンター?のYさんに同行し南に張り出した1265mピークに向かうが全くスズタケがなく快適に進む。1265mピークから南西方向の尾根も踏み跡らしきものが続いており地図で確認するとどうも平家の岩屋へ行けそうだが途中の岩場をうまくかわしながらルートを取らないと厳しそうである。  それにしても以前、一緒に大磯の平へ来たTさんも全く記憶の風景との違いに感嘆していた。 瀬次郎谷分岐を確認して勘定山へ最後の急登を3人の足の速さに喘ぎながらやっとの思いでピークに立つ。似たような高さのピークが南にもあるが北の方がわずかに高いようだ。 記念撮影をして下山を開始する。 瀬次郎谷分岐からの道は、TさんとNさんと一緒に登ったルートだが殆ど記憶がなく急傾斜と足場の悪いガレ場や転滑落すれば先ず助からない箇所が数ヶ所あり危険度は、石立山の比ではないことを4人が互いに話す。 特に怪しいフィックスロープ(よく見る黄色と黒色のトラロープより細い紐のようなロープ)のあるトラバースが3回ほどありクライミングをしている人なら何でもないが身軽でない人はかなり危険であった。 近い内にあの怪しいフィックスロープだけでも安心できる支点とロープで工作しなさなければと思う。 瀬次郎谷には、昔、ミツマタを集め蒸した竈の跡が点在し往時の山の人々の生活が偲ばれる。瀬次郎谷を1時間ほど下降し車道に出て今年最後の山を終える。 車に乗りあとはひたすら忘年会のビールに向けて帰路に着く。

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