雪を求めて大江山へ

2016.12.29(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 49
休憩時間
51
距離
5.6 km
のぼり / くだり
483 / 485 m
1
1 20
1 2
1 7
27

活動詳細

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このところ、年末は島田ガイド事務所の雪山低山講習で納めている。今年も昨年同様参加した。 今回申込の時の予定は鈴鹿・綿向山だったが、数日前に湖北マキノの大谷山に変更の連絡、待合せ場所は山科駅。で、朝集合場所に行くと、島田ガイドより「大谷山の雪があまり期待できないので、行き先を変更します。」とのこと。行き先は、丹後半島の大江山だ。参加者(今回は若い女性2人とオッサンの3人)全員が「エーッ!」。全然方角が違うやん!しかし、地図を見るとわかるが京都からの距離は大して違わない。高速を使えば1時間強だ。雪山講習だから雪がないと話にならない。今年冬の笠形山や観音峰の時のような「雪を想像してアイゼンを練習する」ことなど真っ平だ。行き先変更を納得して大江山に向かう。 途中で島田ガイド事務所のスタッフの前田さんを拾い、10時頃大江山に到着した。 今回の雪山講習は参加者3人に対し、島田ガイド事務所は島田ガイドに加えて大場さんと前田さんの3人。ガイドと参加者の比率が1:1という何とも贅沢な講習だ。大場さんは鍼灸師でもあるので、膝が弱点のオッサンも心強い。 準備を整え、10時過ぎにスタート。女性二人は雪山初体験なので、まず島田ガイドよりアイゼンの装着の指導、歩き方等の説明がある。登山道をはずれて、雪の斜面でまずアイゼンなしでの雪上歩行の練習。続いてアイゼンをつけて斜面を登る。かなり勾配のきついところでのピッケルの使い方も練習する。雪が締まっていないのでピックを雪に突き刺してもズルッとなる場面もあったが、良い練習ができた。練習をしつつ雪の斜面を登り、登山道へ。ここでアイゼンの調整をした後、山頂(千丈ヶ嶽)方面へ進む。1時間と少しで山頂に到着。山頂は広い広場のようだ。 昼食を終えたあと、島田ガイドは車を下山口に回送するため一旦下山、大場さんと前田さんと共に鳩ヶ峰方面へ縦走開始。直後に犬の鳴き声がして、腹に赤い布状のものを巻き付けた犬が飛び出してきた。辺りを走り回っている。と、猟銃を持った男性が一人現れた。鳥を撃ちに山に入っているそうだ。とすると、この2匹は猟犬ということ。気のせいか、人を見つめる目が鋭いように思えた。 ゆるやかな稜線の霧氷の中をゆっくり下って、鳩ヶ峰山頂へ。遠く宮津湾が見えるが、天橋立は山陰に隠れて見えなかった。 鍋塚休憩所の駐車場で車を回送してきた島田ガイドと合流、アイゼンをはずして鍋塚山頂へ向かう。鍋塚山頂からなら天橋立が見えるかと期待して登ったが、やはり手前の515ピークの山が邪魔をして見ることはかなわなかった。東に目を転ずると、うっすらと若狭富士とも言われる青葉山が見えた。きれいな富士山の形をした山だ。 今日の大江山が今年の山の登り納めとなった。 振り返ってみると、今年は、膝の怪我、雪の立山、北海道・十勝岳、黒部・下の廊下、東北・栗駒山・鈴鹿セブンの山々、と結構多彩な山の一年だった。71歳を過ぎたが山への意欲はますます大きくなってくる。来年も今年以上にいろんな山を体験したいものだと思っている。

大江山連峰トレイル 鬼嶽稲荷神社からスタートとなる。
鬼嶽稲荷神社からスタートとなる。
大江山連峰トレイル 雪山でのデビューとなった、ASOLO(アゾロ)の6B+ GVとGRIVEL(グリベル)のG12ニュー マチック。靴とアイゼンの相性も良かった。
雪山でのデビューとなった、ASOLO(アゾロ)の6B+ GVとGRIVEL(グリベル)のG12ニュー マチック。靴とアイゼンの相性も良かった。
大江山連峰トレイル 神社脇の登山口から入る。
神社脇の登山口から入る。
大江山連峰トレイル 島田ガイドから、雪山初心者の参加者にアイゼンの歩行の仕方・注意があった後、登山道を外れて斜面を登る。
島田ガイドから、雪山初心者の参加者にアイゼンの歩行の仕方・注意があった後、登山道を外れて斜面を登る。
大江山連峰トレイル 20~30cmの新雪なので、アイゼンがしっかりきかない。
20~30cmの新雪なので、アイゼンがしっかりきかない。
大江山連峰トレイル 斜面を上がって、登山道に出た。
斜面を上がって、登山道に出た。
大江山連峰トレイル ここで、初心者のアイゼンの調節。
ここで、初心者のアイゼンの調節。
大江山連峰トレイル しばらくゆったりした登山道を歩く。
しばらくゆったりした登山道を歩く。
大江山連峰トレイル キツツキの巣の跡か?
キツツキの巣の跡か?
大江山連峰トレイル 目の前に赤石ヶ岳(738m).
目の前に赤石ヶ岳(738m).
大江山連峰トレイル 登山道を外れて新雪の感触を感じながら高度を上げていく。
登山道を外れて新雪の感触を感じながら高度を上げていく。
大江山連峰トレイル 大江山山頂の千丈ヶ嶽まで300m。
大江山山頂の千丈ヶ嶽まで300m。
大江山連峰トレイル 山頂は目の前だ。
山頂は目の前だ。
大江山連峰トレイル 大江山山頂・千丈ヶ嶽(832m)。
大江山山頂・千丈ヶ嶽(832m)。
大江山連峰トレイル 山頂で30cm程度の積雪。
山頂で30cm程度の積雪。
大江山連峰トレイル スタッフの大場さんがカメラを構えた。
スタッフの大場さんがカメラを構えた。
大江山連峰トレイル 大場さんに撮ってもらった。大汗かきのオッサンはロングスリーブジップシャツだが、ほかの皆さんはジャケット着用。多分-2℃程度の気温。
大場さんに撮ってもらった。大汗かきのオッサンはロングスリーブジップシャツだが、ほかの皆さんはジャケット着用。多分-2℃程度の気温。
大江山連峰トレイル 登ってきた登山道方面。
登ってきた登山道方面。
大江山連峰トレイル こちらは西側。
こちらは西側。
大江山連峰トレイル 「大江山で見られる植物」の標識。
「大江山で見られる植物」の標識。
大江山連峰トレイル ランチタイムの後、参加者のNさんに撮ってもらった。
ランチタイムの後、参加者のNさんに撮ってもらった。
大江山連峰トレイル 突然現れた犬。
突然現れた犬。
大江山連峰トレイル 2匹目の犬。
2匹目の犬。
大江山連峰トレイル 精悍な目つきをしている。
精悍な目つきをしている。
大江山連峰トレイル 少し人を警戒している。すぐに飼い主のハンターが猟銃を手に現れた。鳥撃ちに来たそうだ。
少し人を警戒している。すぐに飼い主のハンターが猟銃を手に現れた。鳥撃ちに来たそうだ。
大江山連峰トレイル 少し下ると霧氷が現れた。
少し下ると霧氷が現れた。
大江山連峰トレイル ディテールはこれ。
ディテールはこれ。
大江山連峰トレイル 霧氷を見ながら下る。
霧氷を見ながら下る。
大江山連峰トレイル 鳩ヶ峰山頂まで0.4km。
鳩ヶ峰山頂まで0.4km。
大江山連峰トレイル 振り返ると千丈ヶ嶽。
振り返ると千丈ヶ嶽。
大江山連峰トレイル 鳩ヶ峰山頂746m)。
鳩ヶ峰山頂746m)。
大江山連峰トレイル 宮津湾が見える。残念ながら天橋立は見えない。
宮津湾が見える。残念ながら天橋立は見えない。
大江山連峰トレイル 地図の標識があった。天橋立は515ピークの向こう側のようだ。
地図の標識があった。天橋立は515ピークの向こう側のようだ。
大江山連峰トレイル もう一度千丈ヶ嶽を振り返る。
もう一度千丈ヶ嶽を振り返る。
大江山連峰トレイル オオカメノキの冬芽。ザンザイをしているようだ。
オオカメノキの冬芽。ザンザイをしているようだ。
大江山連峰トレイル 鍋塚休憩所の駐車場横の案内板。ここでアイゼンをはずした。
鍋塚休憩所の駐車場横の案内板。ここでアイゼンをはずした。
大江山連峰トレイル 同じく案内板。
同じく案内板。
大江山連峰トレイル これから向かう鍋塚山。
これから向かう鍋塚山。
大江山連峰トレイル 鍋塚山頂(763m).
鍋塚山頂(763m).
大江山連峰トレイル 鍋塚山頂から宮津湾の眺望。やはり天橋立は見えない。
鍋塚山頂から宮津湾の眺望。やはり天橋立は見えない。
大江山連峰トレイル 天橋立が見えなくて残念でした!。
天橋立が見えなくて残念でした!。
大江山連峰トレイル 東側にはかすかに青葉山(693m)が見える。若狭富士と呼ばれる。
東側にはかすかに青葉山(693m)が見える。若狭富士と呼ばれる。
大江山連峰トレイル 雪が融けてきた登山道を下る。
雪が融けてきた登山道を下る。
大江山連峰トレイル 今日の復習。鬼嶽稲荷神社→大江山・千丈ヶ嶽→鳩ヶ峰→鍋塚山→鍋塚休憩所。
今日の復習。鬼嶽稲荷神社→大江山・千丈ヶ嶽→鳩ヶ峰→鍋塚山→鍋塚休憩所。

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