活動データ
タイム
48:16
距離
85.8km
のぼり
6423m
くだり
7154m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る2016年の目標は、0合目からの富士登山と、今回の奥秩父縦走。 両方実行できて良い形で2017年を迎えられました(^-^) 奥秩父の山々が好きなんですが、ずっと行きたかった奥秩父縦走に年末年始、3泊4日で行ってきました。 このエリアの山屋さん達と話していると、ここを奥秩父ではなく「東アルプス」と呼ぶ方が結構います。 標高2000m~2600と、他のアルプスと比べて標高は足りませんが、何といっても魅力は森林なんです。 このエリアの森林限界は約2500mと言われていますので、ほぼ全ての山の山頂または山頂近くまで魅力的な森林が広がっています。 主脈の長さは70kmで北アルプスと南アルプスの縦走路を除くと日本でも最も長い登山道と言われている道です。 本来の縦走路は瑞牆山荘スタートで、長野県の金峰山から東京都の雲取山を結ぶ奥秩父主脈縦走路ですが、どうしても奥秩父山塊の西端から行きたかったので、どの山かと調べてみると飯盛山という長野県の山だそうです! この山、八ヶ岳裾野から延びる高原を挟んで八ヶ岳と対峙しているので、端で間違いないでしょう。 ということで最寄りの清里駅から出発しました。 ツエルト泊にして少しでも軽量化を計りました。 まあ、冬の山を4日も歩けばイロイロありますね(笑) 4日とも天気が良く、とても充実した旅になりました。 【12/31】7時間/約15km 清里駅→飯盛山→横尾山→カヤトの原(ビバーク) 清里駅から瑞牆山荘へ抜ける為には飯盛山と横尾山の2座を越える事になります。 清里駅から車道を歩き飯盛山登山口へ。ハイキングコースにもなっていてすぐ登れます。可愛い山容の割に展望は360度。下が高原地帯なので、私の好きな山々が全部見える、とてもいい山でした。オススメです! 飯盛山から横尾山まではアップダウンが多い破線ルート。積雪&歩かれていない道で連続藪漕ぎ、道迷い3回。 牧場の鉄扉を開けて中に入ったり鉄線を越えたり、謎のコースでした。 テープ皆無の場所もあり、テント泊装備で迷いながら進むのは、なかなか厳しかったです。 山梨百名山の横尾山頂を越え、下る途中の原っぱでビバーク。 【1/1】9時間30分/約17km カヤトの原→瑞牆山荘→金峰山→朝日峠(ビバーク) 2017年の元旦は、とある山梨百名山の山腹の原っぱで迎えました。。。(笑) 横尾山を下山し、信州峠から車道を2時間歩き瑞牆山荘へ。この車道は長かった! 富士見平まで移動し、金峰山へ登ります。 大日岩を越えた辺りから積雪量増えました。アイスバーンの岩も多く、登りは何とかなりますが下りはアイゼン必須。 日没前でしたが金峰山頂からの展望は見事でした。 大弛峠へ抜ける登山道はかなりの積雪量で、シーズン外でほとんど歩かれていないこともあり、かなり踏み抜きました。シーズン中はかなり人が多い登山道ですが、大弛が通行止めになっている今は縦走登山者しか歩けない場所ですね。 大弛峠手前の朝日峠でビバーク。 【1/2】14時間30分/約18km 朝日峠→大弛峠→北奥千丈岳→国師ヶ岳→甲武信ヶ岳→破風山→雁坂嶺→雁坂峠(テント場泊) 大弛峠へ抜け国師方面へ。 金峰山頂から国師のタルあたりまでがこの山行の中で最も雪が多く、アップダウンも多いので通過に時間がかかりました。ただ、この区間の樹林帯が一番いい雰囲気で、いかにも奥秩父といった感じで素晴らしかったです。 甲武信小屋、冬季休業中で水が出なかったです。雁坂小屋はニュースにもなっていますが、私が行く前日に冬季用の水場付近で滑落事故があり、小屋の方に電話して確認したところ、危険だから行かないで欲しいとの事で、水は断念。 出来れば行きたくなかった、破風山避難小屋の大変で危ない水場で何とかゲットしました(>_<) 破風山は初めて行きましたが、想像以上にカッコ良く、登り応えがあって感動しました! 雁坂小屋でテント泊(3日目にしてやっとちゃんとしたテント場で寝れた 笑) 【1/3】17時間 約36km 雁坂峠→水晶山→雁峠→笠取山→唐松尾山→将監峠→飛龍山→雲取山 最終日はこれまでの遅れを取り戻すべく、ナポレオン並みの睡眠時間で0時に出発。 将監峠までの6時間は闇夜の移動です。丑三つ時の笠取山頂や細かいアップダウンが長く連続する唐松尾山の尾根道などを暗闇の中とは思えないハイテンションで行動。 雲取山の山頂標で「東京都」の文字を見たときは感動しました。 いつも見慣れてますが、プロセスが違うと感動します! 石尾根から奥多摩駅まで下る体力も時間も厳しかったので、鴨沢へゆっくり下って最終バスをノンビリ待って帰りました。 ーーーー 通過した山々の中でも一番好きで良く行く雲取山を目的地にしたので、いいモチベーションを保てました(^-^) 反対から歩くと標高を上げながらの縦走になりますので、さらに歩きごたえがありそう! こっちも是非行きたいです!
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