唐松岳 アクシデントは突然に

2017.01.07(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 51
休憩時間
1 時間
距離
9.5 km
のぼり / くだり
978 / 980 m
28
1 29
1 1
42
48
15

活動詳細

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ギリギリまで天気図とにらめっこ 厳冬期は天候が難しい白馬方面が晴れそうだ!行くっきゃない! 金曜の朝、MちゃんにLINE~♪ 「明日、唐松岳はどうかな?」 3連休を共にする約束をしていたMちゃんと、行き先を決め悩んでいたのだ。 返事は即OK 後で聞くと、「最初冗談だと思った」だって(^^;)? 日月とも天気が悪い。土曜に賭けて、いざ唐松へ! 雪不足の為、最上部のゲレンデはオープンしておらず、ゴンドラアダムとリフト2本を乗り継ぎ、八方山荘から9時過ぎ登山開始。 15:20最終リフトに間に合うよう戻らねばならない。13時を引返しタイムリミットと決めた。 八方尾根の積雪は例年より少ない。昨年2月に登った時はけっこう上までアイゼン無しで行けたが、今日は雪面が固く滑りやすい。 夏季トイレ小屋で早々にアイゼン装着。しばらく降雪が無く暖かい日が続いたため溶けて凍った感じだ。 尾根は時折強い風が吹き、少しでも風当りが少ないケルンサイドで小休止を試みる。 この時期にしては寒くない方だけど、行動を止めると身体が冷えてくる。 雪の回廊、痩せ尾根も今年は積雪が少ないせいか、歩きやすい。 唐松山荘直下の岩壁は危険個所となっていた。 下山者からの情報「危険です。気を付けて。滑落した人がいる。」 登りと下りが交互に順番待ち。 慎重に通過すると、目の前にドーンと剱岳が現れた。 あ~ここまで来れた。開始より3時間経過。 さて、山頂を目前にタイムリミットは20分後に迫る。 とても20分で往復できない。 まだ山頂へ向かう人がいる。どうする? 13時半までに唐松山荘へ戻れる計算で山頂を目指すことにした。 稜線は常に強風が吹き付け、雪煙が舞う。 左頬に叩きつける強風。足元をさらう突風 耐風姿勢を取りながら、最後の苦しい登り。 思うように登れない。 息を整えながら、一歩一歩登る。 山頂では360度の大パノラマが待っていた。 風が強―い ((((;゜Д゜))) 早々に写真を撮って下山にかかりたい。 スマホを取り出し、手袋を外したMちゃん。 Mちゃんの手袋が風で飛ばされた!Σ( ̄□ ̄;) 瞬間、2人は拾いに行こうとするが、 ナイアガラの滝のごとく雪煙と共に手袋は谷へ向かって転がり、あっという間に目の前から消えてしまった(>_<)/~~ 予備の手袋は必ず持っていかなければならない。 聞けば、皆さんお泊り組。 なんと、日帰り組は私達しかいなかった(´Д`|||) 13時半に唐松山荘へ戻り、急ぎ足で下山へ 雪の岩壁はだいぶ踏まれて下りやすくなっていた。 その後は快調に下り、時間の余裕を把握すると、写真を撮ったりパンを食べたり、八方池まで来るともう安心。 15:10に八方山荘着、リフト2本乗る。 最後はデポしたスキーで麓まで滑走。 あ~楽しかった♪ 山頂の気温 -7℃ 高気圧に覆われた1日でしたが、やはり稜線は風が強かった(・・;)

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