花塚山縦走 5年9ケ月後の放射線モニタリング登山

2017.01.07(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 24
休憩時間
49
距離
9.0 km
のぼり / くだり
829 / 828 m
1 59
39
37
37

活動詳細

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地元の花塚山 富士遠望の最北限の山といわれ、原発事故直前まで頻繁に登っていた。 何峰にも連なる尾根は、川俣町と飯館村の境となって南北に壁のように鎮座し、山頂直下の川俣町内は放射能の高被曝を免れることができたのだと思っている。 あれからも、年に2回程度は登っていたが、峠の森から山頂に続くコースは事故の前年に登った以来6年ぶりだった。 事故後に購入した小型のシンチレーション式サーベイメータを持参して、全コースのモニタリング登山をしました。 毎時2μSVを越えるとアラームが出る設定にしていたが、一度だけ比曽境付近で鳴った。風も多少あったので、高濃度の汚染物が舞っていたのだろうか? 登山口付近は公園になっていて除染も終わっていて毎時0.2~0.3μsv程度だったけど、比曽境や沢沿い一帯はまだまだ毎時1μsv近い高線量のままである。 下山後の積算線量では4時間24分で2.46μsv。毎時平均0.52μsvだった。 私が住む家屋では毎時0.08μsvなので約30時間分の積算線量と等しいと考えると過剰に危険とも感じなくなるが、野生キノコは年を追うにつれ放射能濃度は逆に上昇しているという現実もあり、未だに目に見えない怖さを感じてしまうのでした。

福島市 登山カードに記入しようとしたらボールペンがダメになっていて書けません。前のページをめくるとH27年7月で終わっていました。
登山カードに記入しようとしたらボールペンがダメになっていて書けません。前のページをめくるとH27年7月で終わっていました。
福島市 峠の森登山口
誰もいません
峠の森登山口 誰もいません
福島市 除染が終っていても毎時0.20マイクロ
除染が終っていても毎時0.20マイクロ
福島市 林道に下りてから急な階段を登っていく
毎時0.41マイクロ
林道に下りてから急な階段を登っていく 毎時0.41マイクロ
福島市 登山道も除染したのだろうか。倒木もなく綺麗に整備されていました。
毎時0.34マイクロ
登山道も除染したのだろうか。倒木もなく綺麗に整備されていました。 毎時0.34マイクロ
福島市 グランドとの分岐
道標も新しい感じです。
毎時0.29
グランドとの分岐 道標も新しい感じです。 毎時0.29
福島市 うっすらと積雪
踏み跡が新しく、往復されているようだ。
毎時0.39
うっすらと積雪 踏み跡が新しく、往復されているようだ。 毎時0.39
福島市 木の階段も最近新らしくしている個所もある
木の階段も最近新らしくしている個所もある
福島市 このコースは良く整備されています。急なところはほとんど階段が設置されているので登りやすい。
毎時0.33
このコースは良く整備されています。急なところはほとんど階段が設置されているので登りやすい。 毎時0.33
福島市 花塚の里への分岐あり
ここから花塚の里に下ったことは、まだなかったなぁ
花塚の里への分岐あり ここから花塚の里に下ったことは、まだなかったなぁ
福島市 木々の向こうに霊山
木々の向こうに霊山
福島市 緩やかな尾根が続いていく
緩やかな尾根が続いていく
福島市 平らな尾根
ゥン?毎時0.63マイクロ 線量が上昇してきたぞ?
平らな尾根 ゥン?毎時0.63マイクロ 線量が上昇してきたぞ?
福島市 境界杭があり0.55μ
境界杭があり0.55μ
福島市 中間地点の道標では、毎時0.72μ
中間地点の道標では、毎時0.72μ
福島市 この尾根は川俣町と飯館村の境界線
東側が飯館村で、山頂までずうっと防火土塁が構築されている。いつの時代だったのだろうか?
この尾根は川俣町と飯館村の境界線 東側が飯館村で、山頂までずうっと防火土塁が構築されている。いつの時代だったのだろうか?
福島市 竪岩(竪石)たていし分岐
どうしようか?しばらく竪岩にも会いに行っていなかった。また登り返せばいいか?
寄り道していこう
竪岩(竪石)たていし分岐 どうしようか?しばらく竪岩にも会いに行っていなかった。また登り返せばいいか? 寄り道していこう
福島市 毎時0.94μ
毎時0.94μ
福島市 ノウサギと一人の踏み跡を追う
ノウサギと一人の踏み跡を追う
福島市 途中からノウサギの踏み跡もなくなり、急坂を下る
途中からノウサギの踏み跡もなくなり、急坂を下る
福島市 分岐から約90m谷に下ると、あった!
分岐から約90m谷に下ると、あった!
福島市 大きな地震が続いていたけど、しっかりバランスを維持してくれていた
大きな地震が続いていたけど、しっかりバランスを維持してくれていた
福島市 標高、約800m
土石流が発生しそうな谷にあり、除染なんて絶対無理な場所

毎時0.74μ
標高、約800m 土石流が発生しそうな谷にあり、除染なんて絶対無理な場所 毎時0.74μ
福島市 尾ひれもあるように見える(笑)
尾ひれもあるように見える(笑)
福島市 以前と変わらぬ優しいお顔
以前と変わらぬ優しいお顔
福島市 谷を下って「塩の道」を比曽分岐に登り返そう
谷を下って「塩の道」を比曽分岐に登り返そう
福島市 途中にある分岐
0.74μ
途中にある分岐 0.74μ
福島市 分岐
標高は約680m
毎時0.75μ
分岐 標高は約680m 毎時0.75μ
福島市 比曽分岐
この沢を尾根まで登る
毎時0.74μ
比曽分岐 この沢を尾根まで登る 毎時0.74μ
福島市 ここが塩の道で浜から飯館を抜けて内地に塩を運んだと言われている
紅葉の絶景ポイント地
ここが塩の道で浜から飯館を抜けて内地に塩を運んだと言われている 紅葉の絶景ポイント地
福島市 毎時0.82μ
毎時0.82μ
福島市 分岐から約15分で尾根にでました
分岐から約15分で尾根にでました
福島市 毎時0.87μ
風の通り道なので、放射線高いのかなぁ?
毎時0.87μ 風の通り道なので、放射線高いのかなぁ?
福島市 記録では紅葉の時期に来られた方がいたようです。
ここのボールペンは書けたので、記入しました。
記録では紅葉の時期に来られた方がいたようです。 ここのボールペンは書けたので、記入しました。
福島市 まだ新しい記録保管箱だったけど、扉が開けっ放しになっていて左の扉が破損していたので、鍵をきつめに締めて扉が飛ばないようにしておきました。
まだ新しい記録保管箱だったけど、扉が開けっ放しになっていて左の扉が破損していたので、鍵をきつめに締めて扉が飛ばないようにしておきました。
福島市 花塚山北峰に登る
花塚山北峰に登る
福島市 北峰にも展望台があります
北峰にも展望台があります
福島市 竪岩分岐へ下り、このまま下山しようか?
でも、お天気も体調も良いので、花塚山山頂へ登山道を戻りました。
竪岩分岐へ下り、このまま下山しようか? でも、お天気も体調も良いので、花塚山山頂へ登山道を戻りました。
福島市 北峰の大岩
毎時0.93μ
北峰の大岩 毎時0.93μ
福島市 花塚山頂の山影
花塚山頂の山影
福島市 振り返ると北峰(標高882m)
振り返ると北峰(標高882m)
福島市 比曽分岐から急坂を登ると花塚台
比曽分岐から急坂を登ると花塚台
福島市 口太山
口太山
福島市 護摩壇の大岩 懐かしいなぁ・・・
護摩壇の大岩 懐かしいなぁ・・・
福島市 展望台屋根下で毎時0.57μ
展望台屋根下で毎時0.57μ
福島市 中通り阿武隈山系
中通り阿武隈山系
福島市 安達太良・吾妻連峰
安達太良・吾妻連峰
福島市 0.41μ
0.41μ
福島市 花塚の里分岐
0.68μ
花塚の里分岐 0.68μ
福島市 頂へ続く防火土塁
頂へ続く防火土塁
福島市 奇岩帯
奇岩帯
福島市 富士山遠望ポイント
富士山遠望ポイント
福島市 ウーン・・・見えないなぁ
もう少しで荒れる時期に入るので今期も終わりかな?
ウーン・・・見えないなぁ もう少しで荒れる時期に入るので今期も終わりかな?
福島市 花塚山山頂
0.78μ
花塚山山頂 0.78μ
福島市 木々の間から太平洋
船も確認できました。手前は飯館村
木々の間から太平洋 船も確認できました。手前は飯館村
福島市 山頂よりも先に踏み入れるた境界杭付近
毎時1.04μ
山頂よりも先に踏み入れるた境界杭付近 毎時1.04μ
福島市 この先は荒れたままなので、引き返しました。
この先は荒れたままなので、引き返しました。
福島市 山頂からの富士山遠望は木々が邪魔して困難です。
山頂からの富士山遠望は木々が邪魔して困難です。
福島市 富士遠望ベストポジションの大岩
富士遠望ベストポジションの大岩
福島市 花塚の里に下山します。
花塚の里に下山します。
福島市 後沢分岐
0.79μ
後沢分岐 0.79μ
福島市 中央御室付近
中央御室付近
福島市 行者戻し岩の上で小休止
クサリ場を下ります。
行者戻し岩の上で小休止 クサリ場を下ります。
福島市 姥神
姥神
福島市 登山口
登山口
福島市 放鹿山神社(はなしかやま)
御姫様の悲話を聞いたことがある。
誰かを探しにここまできて、鹿を放した・・・?
放鹿山神社(はなしかやま) 御姫様の悲話を聞いたことがある。 誰かを探しにここまできて、鹿を放した・・・?
福島市 毎時0.22μ
公園は除染されている。
毎時0.22μ 公園は除染されている。
福島市 汚染廃棄物の仮置き場が登山口にあり、まだ大量に保管されたままです。
毎時0.09μ
汚染廃棄物の仮置き場が登山口にあり、まだ大量に保管されたままです。 毎時0.09μ
福島市 道路の下にも仮置き場
こちらは毎時0.22μ
道路の下にも仮置き場 こちらは毎時0.22μ
福島市 ここからスタート地点の峠の森へ林道を2.5km歩く
ここからスタート地点の峠の森へ林道を2.5km歩く
福島市 途中にある仮置き場
中間貯蔵施設に、いつになったら運び出されるのだろうか?もうあの事故から6年が経過してしまうというのに・・・
途中にある仮置き場 中間貯蔵施設に、いつになったら運び出されるのだろうか?もうあの事故から6年が経過してしまうというのに・・・
福島市 まだ道のり半分かぁ・・・
まだ道のり半分かぁ・・・
福島市 林道歩きを約30分
その間、行き交う車両は一台もなく歩ききった。
林道歩きを約30分 その間、行き交う車両は一台もなく歩ききった。
福島市 峠の森、管理棟が見えてきました。
峠の森、管理棟が見えてきました。
福島市 スタートしてからの積算線量は2.46μsv
林道歩きの35分も含め4時間24分の滞在時間だったので毎時平均約0.52μsv。
思っていた以上に高線量が続いていた。
スタートしてからの積算線量は2.46μsv 林道歩きの35分も含め4時間24分の滞在時間だったので毎時平均約0.52μsv。 思っていた以上に高線量が続いていた。
福島市 竹下総理の時代の市町村に1億円ばらまきで作られた水車。自然エネルギーで蕎麦打ちを行っていたが、あの時以降、訪ねる人はいない。水車も止まり、朽ちてゆく。
竹下総理の時代の市町村に1億円ばらまきで作られた水車。自然エネルギーで蕎麦打ちを行っていたが、あの時以降、訪ねる人はいない。水車も止まり、朽ちてゆく。
福島市 グーグルアース3D
グーグルアース3D

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