活動データ
タイム
01:30
距離
3.3km
のぼり
297m
くだり
305m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るお正月に娘と蛇崩ルートを目指したのですが、登山道を見失い藪の急斜面を一時間以上もかけて登るという苦く辛い思いをさせてしまったので、もう娘との山登りは無理かなと思っていたのですが、娘の方から、また山登りがしたい!と言ってきました。なんで?と聞くと、楽しかったから、と答えます。 あれだけ怖い思いをしてギャン泣きしたのに、子ども中では楽しかったという経験になっているようです。それともパパに気を使っているのでしょうか。 妻にこのことを話すと、コッソリと娘に聞いてくれていました。妻の「なんで山登りに行きたいの?」と問いかけに娘は「パパが助けてくれるから!」と答えたそうです。 我が家にとっての山登りは眺めが良くて気分が良いとか、辛いとか楽しいとかではなく、「パパが助けてくれるもの」になっているようです。言われてみれば、長女との木曽駒ヶ岳のテント泊も強風と大雨で必死に娘を守りましたし、前回の国上山でも同様です。自分に身に覚えがあるだけに複雑な思いですが、今回ばかりは助けなくても良い普通の登山をやりたいと思います。 あいにくの雨だったので、娘には雨具を、私は傘をさしていざ参る! ビジターセンターから国上寺の登り口に向かいます。登山道はぬかるみでグチャグチャでしたが、長靴だったので、問題ありません。 途中の展望広場まで行ってみますが、展望はまるでなし。それでも娘は楽しいを連呼し、雨の登山を楽しんでくれています。急な上り坂や雨や風にも感謝できるような強くて優しい子に育って欲しいと願いつつ、いよいよ頂上が見えてきました。娘に道を譲り、先に行っていいよと言うと、「パパと一緒にゴールしたい」と泣けるようなことを言ってくれます。手をつないで山頂広場に入って山頂の標識で記念撮影。将来のために三角点の儀も教え込みます。 ピストンで帰りたいと言う娘でしたが、なんとか頼み込み、蛇崩ルートへも誘い込みます。というのも娘と一緒に以前、迷った場所を検証したかったのです。 問題の場所に差し掛かると、沢の音が聞こえます。この沢で足止めにあい、斜面の藪を登ったので・・・と、周りを見渡すと、登った急斜面がありました。正規の登山道までほんの20メートルくらいでしたが、この沢を登ることができませんでした。娘もこの急斜面を見て驚いた様子です。 今回は迷うことなく周回でき、無事にちごの道で戻ってくることができました。蛇崩付近からは雨も上がり、気持ちの良いハイキングになりました。子どもにとっては弥彦山や角田山より時間も短く、アップダウンも少ないので、ちょうど良いコースだと思います。未就学児でも一緒に楽しめるルートではないでしょうか。 駐車場に戻ってからは念願のカップラーメンタイム。娘は適度の運動と空腹を満たしてご満悦の様子でした。娘と山登りができて、パパはとても幸せでした(^^)
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