南紀田辺の龍神山三星山へ陽だまり山行

2017.01.14(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 11
休憩時間
57
距離
5.7 km
のぼり / くだり
627 / 628 m
54
5
2
1 31
1 1

活動詳細

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日本海側が強力な寒気団の影響で、悪天候の中を吹雪を押して山に行くのを諦め、冬でも温暖な南紀の田辺市にある信仰の山「龍神山(りゅうぜんざん)」と谷を一つ隔てた「三星山(みつぼしやま)」へ変更して登って来ました。 表参道からだと林道歩きが長いので、佐向谷道から周回コースで歩きましたが、雪の降らない南紀の里山でも山肌が白くなって少しばかり積雪があった様です。 南紀田辺で阪和道を降り市内を登山口まで走るのですが、佐向谷道は沢沿いの細い道で、ミカン畑の中を過ぎ更に細くなった林道の荒れた路面に注意しながら進み、Z型のヘャーピンカーブの急坂を登った鳥居の前でした。大きなワゴン車では厳しい林道です‼︎ 其れでも稲美町から3:30程で到着、随分と便利になったものです。 駐車場の案内板には、橋を渡った沢沿いの杣道と反対側の林道の二通り龍神宮参詣道が有りますが、杣道は途中から非常に判り辛い様です。我々は、案内板 にある林道を選択。此方の道は判り易い参詣道です。暫く進むと龍星の辻、先ずは龍神山を目指して沢沿いの杣道を登る。表参道と出合いそのママ表参道を登りましたが、修験坂を登り切った分岐からは護摩の壇経由の道の方が展望も良い様です。龍神宮境内には、御神木のウバメガシの大木がありますが、こんなに大きなウバメガシは見たことか無いですね。拝殿に初詣をして龍神山へ向かうと尾根道になる辺りから強風が吹き荒れジッとしていると寒いです。この辺りは龍之山城址で平坦な所、ウッカリしてると通り過ぎてしまう様な所が龍神山山頂で小さなプレートに其れとなく書いてあるので写真を撮る。その先に三星山分岐が有るが此処は四等三角点の八幡社に寄り道。東西南北其々を向いて祀られた石仏が在る珍しいお社です。此処は展望台で田辺湾から四国や淡路島、奥高野の山々、遥かには大峰や大台などが見晴らせる素晴らしい景色ですが、何しろ風が強くジッとして居れないので三星山分岐に戻り龍星のコルへ向かう。 この道は、里山らしい羊歯の下草の良く踏まれた杣道で、これから向かう三星山も見えてきた。一般的に「コル」と言う地形は、二つの沢の源頭が集まっている処ですが、確かに龍神山と三星山とを繋ぐ尾根ですが、沢の源頭が食い違った(片方は、本流の源頭ですが、もう片方は支流の源頭部)今迄見た事も無い様な所でした。 昼前なので風を避けた南向きのザレた展望の良い所で済ませ、大きな岩峰を巻いて降りた龍星のコルに着く。此処からは気の抜けない岩場の登り道、落葉の積もったザレの登りです。傾斜も増し何かに掴まらないと登れない様なルートですが、立木や木の根に黄色くペンキやテープで目印が有り其れらを掴んでの登りです。この登りのハイライト❗️ロープ2本が掛けてある80度位の2ピッチの岩場。1人ずつ順番に登る。確かに此処を降るのは初心者には難しいですね(^_^;)。 この2ピッチを登り切ると展望のバンド⁇に出る。此処からの眺めも素晴らしい❗️ 少しばかり傾斜も緩くなって岩頭に出るが、横からの強風に煽られ長居も出来ず更に登ると三星の山頂に到着。三等三角点549.16m点名三星山です。 北の方へも踏み跡がある様ですが、我々は西岡のコルから龍星の辻へ降ります。降る途中にも見晴らしの良い岩頭が有りそこへも登り展望を楽しみながら西岡のコルへ。此処からの降りは道もテープを探しながら沢沿いを降り、龍星のコルからの道を併せ龍星の辻を経て登山口まで戻りました。時間も早いので、次のひき岩群散策(https://yamap.co.jp/activity/653982)へ移動です。

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