木曽駒ケ岳 雪山講習(初級)

2017.01.18(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 22
休憩時間
4 時間 3
距離
500 m
のぼり / くだり
48 / 38 m

活動詳細

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 ※ 山行記録ではありません。 紆余曲折がありましたが、モンベルの雪山講習に参加してきました。 本日は快晴無風の絶好の登山日和、雪の状態も良くアイスバーン化して滑落者も出ていた乗越浄土手前の急登も新雪にトレースが付いて登りやすくなっているようです。 講習より木曽駒山頂を目指したい気分ですが、そこは何も知らないに等しい雪山初心者。グッとこらえて講習に臨みます。 本日の参加者は男性5名。意外に少ないです。私のチケットナンバーは011だったのでキャンセルが多かったのでしょうか? 参加者の方々は見事なモンベラー、服はもちろんヘルメットからアイゼンまで全身モンベル(^^;)、ここまでくると違和感なし。かえってメーカーが統一されているせいかチグハグ感なく恰好良く見えるから不思議です。 千畳敷駅の休憩スペースで、服装、装備のチェックを兼ねてハードシェルの機能説明や冬靴の紐の締め方など細かい説明から講習スタートです。 今日は男性のみ5名と余裕があるので、じっくり進めましょうとの講師さんの言葉で和気藹々で進みました。 午前中はザック、アイゼン無しでの倒れ方による滑落停止パターンの練習、動作が様になるまで繰り返し行われました。 午後からはアイゼンを装着してアイゼン歩行の練習、次いでアイゼン装着滑落停止、最後にザックを背負っての滑落停止を時間いっぱいまで皆さんで繰り返し練習して終了となりました。 本日は雪山としては最良の条件だったため、楽々の講習で本当の基礎の基礎という感じでした。特にアイゼンの歩行技術などは、ガリガリのアイスバーンや急斜面のトラバースなどで大事になってくるものでトレースの付いた新雪の上などは誰でも歩けます。 要は形を覚えて、後は実戦で身に着けて行くことが大事と講師は仰っていました。まず、滑落しない歩行技術を身に着ける事だそうです。実際に滑落してしまうような所では、滑落停止が完璧に出来ても止められない事も多いようです。 最後にギアの使用感など。 天候は登山日和で気温も-5度程度と陽射しの暖かい日だったのであまり参考にはならないのですが、レイヤリングはジオラインL.W、スーパーメリノウールM.Wハイネックジップシャツ、フェニックス化繊シャツ、モンベルライトシェルベスト、フレネイパーカ。下はジオラインタイツEXP、フェニックス秋冬パンツ、シモンオーバーパンツ。 これで、見学時も行動時も快適、上下ともちょっと汗ばむ時もありましたが、ムレはなく透湿性もOKでした。 モンベルのOutDryアルパイングローブは水の侵入はいっさいなく、指先が冷えることもなく快適でした。ただ、インナーグローブをを別途使用すると指の動きが制限され細かい作業はいっさい出来なくなります。 今回雪山専用に用意したザックはマウンテンダックス フリーダム40 ¥13,500。 所有の30Lでは入りきらず、65Lではスカスカでどっちつかず。中止になった12月22日は65Lで行ったのですがヘルメットの収まりが悪いのでギア類がキッチリ収まるザックを物色していました。 雪山に特化したザックで有名なのはオスプレーのバリアントと言う事で、靴を買った専門店に行ったのですが生憎、黒色のLサイズしかなくベストなMサイズは取寄せとのことで予約して帰ったのですが、ネットで上記のザックを発見。 マウンテンダックスはテントでその高品質に触れ、なじみがあるので品質に不安なし。オスプレーは一気室で、フロントにヘルメットの入るポケットがあるのですが、アイゼンと同時に入れられるのかが不明。その点、フリーダムは2気室になっており、ヘルメットとアイゼンが綺麗に収まります。アイゼンは道中で付け外しするものなので個別に出し入れ出来るザックが最低条件だったので、こちらの方が使い勝手は良さそうです。 実際収納してみるとポケットも多く、細かい所も良く考えて作られており手抜き個所は一切ない感じです。オスプレーより一万円安く、色も好みで収納した姿はカッコイイしで大満足のザックとなりました。 ただ、アルパインザックをベースにしているとは言え、オールラウンドな使用を目指しているザックなので背面メッシュとなっているのが雪山用としては不安のある所です。メッシュは雪が入り込むのです。まぁ、浮いているメッシュではなく全周でクローズドされているので問題は少ないと思っていますが。今回の使用では特に雪が付着するといった事はありませんでした。

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