二泊三日 無謀すぎた燕岳 ソロテント泊登山 敗退

1/16 夜行バスに乗り、大阪から長野県松本駅に向かいました。 1/17 朝6:20に松本駅に到着。 電車に乗り換え、安曇追分駅に向かいます。 約40分の道のり。 事前に予約したタクシーに乗り、 宮城ゲートに向かいます。 約20分 2400円でした。 ここから登山開始。 登山といっても、封鎖された道をひたすら道路に沿って歩くのみ。 危険な場所などは全くない。 先日の大寒波により、宮城ゲートからすでに積雪。 ただの道路とはいえ、山道。 ノートレースのくるぶし上くらいまで積もった雪は、ラッセルといって良いでしょう。 後半10キロ過ぎたあたりから結構しんどかったです。 何とか四時間くらいで、中房温泉に到着。 時間的にこの日はゆっくりしようと考え、 テントを張り、温泉街を散策。 当然登山者は誰もいません。 宿には二人ほど人がいらっしゃり、 念のため見回りをしたり、 たまに来る登山者の安否を確認しているとのことで、 宿泊はもちろんできず、温泉も入れないとのこと。 テント泊代金を支払い、電源の切れた冷蔵庫に入っているコーラを購入。 宿の前に水場があり、プラティパスに満タン詰め込み陣営でゆったり。 天候はとても良く、風もほとんど吹いていません。 テントの中も、地熱のおかげで温かく。 軽く着込む程度で快適そのもの。 持ってきたビールに、日本酒をチンチンに熱くし、 満天の星空に乾杯し就寝。 1/18 朝4:00起床。 サーモスのボトルにお湯を詰め込み、 朝ごはんをしっかり食べ、 4:30出発。 まだ真っ暗の中ヘッドライトでアタック開始。 始まるや否や、急勾配に見たこともない激積雪。 基本、膝上くらいの積雪でもちろんノートレース。 吹き溜まりには胸くらいまで浸かってしまうほど。 完全に予想外でした。 幾ら何でも、これは自分のレベルにはまだ早いと感じ、 早々に撤退。 テントに潜り込みしばし沈思熟考。 考えた結果、日が出てから再挑戦しようと決定。 1時間ほど仮眠し、再スタートを切った。 自分のトレースに沿って進むと難なく進める。 トレースの有り難みがとても良くわかり、 引き返した場所に到着。 今度は太陽を味方につけ、百人力。 ガシガシ進みます。しかし、 進めば進むほど、雪が深くなり、 第一ベンチまでに2時間がかかりました。 この時点で、山頂は時間的にアウト。 できるところまで行くと決め、 途中休憩を挟み、第二ベンチまで到着。 ここで、スタートして四時間。 通常ならもう、合戦小屋に着いてる頃。 鬼ラッセルおそるべし。 もう少し時間があったので、さらに少しだけ進み、 ここで終了。 天気の良さに、後ろ髪を引かれながら、 撤退。 この天気で山頂に立てれば、 とんでもない景色に出会えたことだろう。 今回は諦めるが、いつかリベンジしてやる。 1/19 7:00起床 朝食を済ませ、陣営撤収。 8:30下山開始 帰りは自分でつけたトレースに沿って歩き、 二時間四十分くらいで宮城ゲートに到着。 山頂まで行けなかった代わりに、 タクシーを使わず安曇追分駅までトコトコ歩く。 景色を楽しみながら。 自分は今、はるか長野県を出発し、 大阪まで戻るんだと実感。 寂しい反面、ホッとした。 とても考えさせられる、勉強になった山行でした。 松本駅で、信州の酒を飲み。 野沢菜の天ぷら、信州サーモン、 馬刺しを食べ、バスにて出発。 こんな旅もありだな。 中房温泉 テント一泊700円 ビール 350ml 450円 コーラ CCレモン 100円 水汲み場あり 冬季トイレあり 温泉は営業してませんが、見回りの方は在中 反省点 出発は会社から。（シャワーあるしね） アルピコバス早めに予約。 行きの夜行バスで、充電器のコードを忘れたことに気づく。パーキングで何とか購入できた。 iPodバッテリーへたり過ぎ。 夜明け前の暗闇鬼ラッセルにビビりすぎ。 お菓子買いすぎ。 軽スパイクの頼りなさ。 陣営撤収時の要領の悪さ。 ラジオ電波悪すぎ、安もんすぎ。 アウトグローブの防水性のなさ。 濡れたものを身につけない。基本だ。 （濡れたマフラーを着乾かそうと、テント内で身体に巻きつけたのが間違いだった。少し具合悪くした。） 歯ブラシわすれた。 お酒飲みすぎ。 靴擦れテーピング貼りわすれ、途中で使用。 改善点 ザック肩パッドあれば楽かも。 ワカンちゃんとしたやつ必要か。 飯盒のもう少し大きいのがあれば良いな。 ゲイターの縫い目強化 登山靴や、グローブの防水メンテナンス ショートスキーでもあれば帰り楽しそう。 ラッセル勉強。 日本酒お猪口あれば良いな。 道具防水スプレーやっといた方が良いな。 少し大きめのタオルはあった方が良い。 夜行バスには飲み物が付いているから飲んで良いんだ。 行きの夜行バスで、袋を貰っとくと便利。 軽い外履きがあればトイレなど便利。 ラジオのアンテナにつける針金か電線。 首の負担がゼロフック。 良かった点 やはりマフラーは必需品。 中房温泉のテント泊は地熱で快適。 体力絶好調。 ラジオ最高。 ロウトは便利。 ポカリスエット粉末の使い勝手の良さ。 ミニボトルに入れたミロ粉末。 やはり保温水筒が便利。 天気が三日間良かった。 テント二重構造で、内張が結露しなかった。 つま先ホッカイロが効果大。 食べたもの コンビニ オニギリ、テリタマサンドイッチ 冷凍チャーハン400g◎ ラ王しょうゆ味 栗城さんよく食べてる？ チキンラーメン 冷凍ピラフ400g◎ 辛ラーメン カレーうどん ツイストドーナツ◎ ハムカツパン ドライフルーツ◎ きのこの山 ポールウインナー10本入り◎ ビール 500ml二本 ビール 350ml二本(現地調達） 日本酒ミニ缶 二本 コーラ 二本 グリーンダカラ 一本 ポカリスエット 一本 ポカリスエット粉末◎ ミロ粉末◎ 食べなかったもの あんぱん カレーパン グミ キャラメル チョコビスケット カレーせんべい チーズサラミアソート ラーメン一食 即席リゾット三食 梅酒