吉備平野の長良山に登る

▪︎職場の近くにある低山ですが、登り口が見つからない。ぐるりを回っても裾野にある墓地への入り口ばかり。 ▪︎その墓地と言えば墓碑銘は地名や駅名と同じものが多く歴史を感じます。あっ、そう言えば鬼退治で有名な吉備津神社（国宝）にある釜占いは、鬼の首を埋めた場所であり釜のなり方で吉凶を占います。そこの巫女さんになれるのも阿曽という地区に代々住む人ということですから、歴史というものを北海道生まれで育ちの自分はつくづく感じ入る訳です。 ▪︎遂に意を決して（それほどの覚悟は入りませんが）、迷うとお昼休み中に戻れなくなるので、やはり少しは覚悟を決めます。ほぼ円錐形に麓からは見えたのですが、結構山襞が有って尾根を通って高度を稼ぎ、谷に迷い込まないように気をつけます。 ▪︎なんと、一番の高みには三角点の標識があります。国土地理院の関係者はこんなところも踏破するのだとつくづく感心した次第です。 ▪︎下りは降りやすい傾斜の緩いところを辿ると思ったところには出ませんでしたが、何なく下山で来ました。もう少し高いかと思いましたが、ピークは87.8mでした。