笹にまみれてもがいていた@三浦アルプス大沢谷周辺未踏ルート周回

2017.02.01(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 27
休憩時間
7
距離
7.4 km
のぼり / くだり
483 / 500 m
17
2 23
18

活動詳細

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 この日は午前中にちょっと仕事が入っていて、それをこなしたら昼ちょっと前からフリーだったので、昼食をすき家かどこかで食べつつ、そのまま軽く山歩きすべく三浦アルプスに向かいました。いつも使う国道357号から金沢柴漁港・船越経由で逗子方面に向かうものの、ものの見事に牛丼屋さんがなくて、仕方ないので葉山に入ってからコンビ二で昼食を買い込んで登山口に近いところまで行って食べました(笑。  当初からそんないい加減な山歩きでしたが、目的地は三浦アルプスで名の付いたピークのうち、唯一踏破したことのない大沢山と、その近くの大沢谷川ルートに定めました。ここを歩くことで、必然的に畠山から南に延びる不動橋までのルートも歩くことになり、これで主だったルートも全部踏破することになります。  今回のルートはどこも展望の開けたところはほとんどありませんが、面白い雰囲気のところは色々ありました。まず、畠山ルートは前半で竹林と広葉樹のコラボが面白い区間を抜け、大沢山から下って分岐する鉄塔ルートにはなぜか使われていない電線が付いた名無しピークがあり、鉄塔31号からはもじゃもじゃ激ヤブ区間を苦労しつつも道を何とか探して抜ける面白さがありました(苦痛とも言えますけどね^^)。それに大沢谷川ルートは意外にも歩きやすい遡上ルートで、他の沢ルートと比べると距離は長目ですが、自然の真ん中にいるような感覚は同じでした。  これで三浦アルプスの主要ルートと様々なバリルートをほぼ踏破しましたが、実はまだ細かい未記載の尾根筋や沢ルートがこっそりたっぷり残っているのが三浦アルプスです。まだまだナゾルート探しに出かけたいですね。 【コース情況】  木古庭の不動橋から始まる畠山へのルートはそこそこの勾配があるものの、道としては問題ありません。途中から西側の大沢山に進む分岐があり、ここから大沢山経由で木古庭の別のところに出られますが、下り始めて少しするとまた分岐があり、正規ルートは左を下る方になります。そちらは全く問題ないでしょう。これに対し、右に登る道は地図には記載されていないものの、思いの他長く整備されて続いていて、鉄塔31号に出ました。しかし、その先で下る道がもう完全に廃道化していて、かすかに進めるところから下ってみましたが、先で激ブッシュで大変難儀しました。しかし、元は鉄塔整備のために一度は切り開かれた道なのは確かで、そんな激ブッシュでも足元を見るとたまに崖の角に土嚢が並べられたところが見え隠れしていました。そうは言っても、とてもじゃないけれどまともに抜けるのは困難で、後でウェストバッグを外すと枯れた茎や葉が裏側にびっしり付いていて、帰宅後にカメラをケースから外すと、その内側にもたっぷり入り込んでいました。とにかく枯れ茎&蔦のもじゃもじゃの中に身を置くような感じでした。  境橋停留所から始まる大沢谷川ルートは、入口がまるでどこかの工場の駐車場みたいですが、右脇にしっかりした林道が延びています。しかし、すぐ先にゲートがあり、その手前左にロープが張られた何か駐車場みたいなところがあって、そこからルートが続きます。案内板はないので、これを見落とすとどうにもなりません。ルートそのものは途中から川の中の脇を濡れないように進みますが、進むのが困難な箇所には適宜左右の斜面に回避する道ができています。途中2箇所支流と合流しますが、どちらも左側の太い方を進みます。先で迂回路を抜けるとまた支流側の合流部に出ますが、それも左に進みます。リボンは思い出したようにちらりと出てくる程度で、あまり参考になりません。川原から離れる迂回路は面倒がらずに見付けたら入るようにしないと、最後の川から離れるポイントを見逃しかねません。水が枯れてきたら右側に上る道を意識して進むと、自然と上の尾根道に出られます。大沢谷川の遡上ルートは、うなぎ淵等の森戸川先のいくつかのルートよりも楽でした。  南尾根と畠山を結ぶルートは結構な急斜面が少し続きますが、ロープも何もないです。丹沢のちょっと厳し目の区間と同等の感覚です。畠山から不動橋までの下りは落ち葉がウザい区間が多いものの、危険区間はありません。最後の竹林を抜けると出口になります。

三浦アルプス・二子山・仙元山 家を出てからどこか途中の牛丼屋で食事しようと思っていたものの、いつも利用する道には皆無で、結局葉山の木古庭にあるコンビ二で牛丼弁当を買って、そのまま畠山登山道入り口付近に進んで、広くなったところに駐車して昼食タイム。なぜか不思議と牛丼が食べたい日でした(^∇^)b
家を出てからどこか途中の牛丼屋で食事しようと思っていたものの、いつも利用する道には皆無で、結局葉山の木古庭にあるコンビ二で牛丼弁当を買って、そのまま畠山登山道入り口付近に進んで、広くなったところに駐車して昼食タイム。なぜか不思議と牛丼が食べたい日でした(^∇^)b
三浦アルプス・二子山・仙元山 家を出る時からトレッキングシューズを履いていたので、食事後すぐに出発し、目と鼻の先にある畠山ルートに入ります。12時20分頃になります。
家を出る時からトレッキングシューズを履いていたので、食事後すぐに出発し、目と鼻の先にある畠山ルートに入ります。12時20分頃になります。
三浦アルプス・二子山・仙元山 最初はこのように竹林と広葉樹林の入り混じった面白いところを進みます。横に網目のように広がる竹の根と、広がりは少なく下に潜る木の根が地中でどうなっているのか、何か興味がありますね。
最初はこのように竹林と広葉樹林の入り混じった面白いところを進みます。横に網目のように広がる竹の根と、広がりは少なく下に潜る木の根が地中でどうなっているのか、何か興味がありますね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 この辺は竹林ですが、手作り道標が立っています。ちょっとした広場みたいになっていて、簡単なベンチみたいなものが置かれていました。
この辺は竹林ですが、手作り道標が立っています。ちょっとした広場みたいになっていて、簡単なベンチみたいなものが置かれていました。
三浦アルプス・二子山・仙元山 ほどなく竹林は終わり、勾配が増して普通の登山道になります。落ち葉が画像の通り多くて、勾配もけっこうしっかりしているので滑りやすいです。
ほどなく竹林は終わり、勾配が増して普通の登山道になります。落ち葉が画像の通り多くて、勾配もけっこうしっかりしているので滑りやすいです。
三浦アルプス・二子山・仙元山 中間地点まで来ると、大沢山への分岐が現われます。この「大和ハウス工業」製の新しい道標は、南尾根では去年に歩き始めた頃からありましたが、どんどん主要なルートには設置されるようになってますね。
中間地点まで来ると、大沢山への分岐が現われます。この「大和ハウス工業」製の新しい道標は、南尾根では去年に歩き始めた頃からありましたが、どんどん主要なルートには設置されるようになってますね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 せっかくだからカメラを掛けてもう一枚(^∇^)v 今回持って行ったフィルムカメラは、ペトリが自社銘柄で作っていたV6を、ヨーロッパの写真商社のREVUE(レビュー)からの発注を受けて輸出していた「REVUE V6」と言うカメラで、1970年製になります。レンズもPetriの名が消えて「REVUE C.C Auto」となっていましす。交換レンズはペトリの28mmを1本だけ持って行きました。
せっかくだからカメラを掛けてもう一枚(^∇^)v 今回持って行ったフィルムカメラは、ペトリが自社銘柄で作っていたV6を、ヨーロッパの写真商社のREVUE(レビュー)からの発注を受けて輸出していた「REVUE V6」と言うカメラで、1970年製になります。レンズもPetriの名が消えて「REVUE C.C Auto」となっていましす。交換レンズはペトリの28mmを1本だけ持って行きました。
三浦アルプス・二子山・仙元山 大沢山へのルートはそれまでのものよりも利用者が少ないのか、ちょっと草が多目でしたが、踏み跡は充分ですので問題ありません。
大沢山へのルートはそれまでのものよりも利用者が少ないのか、ちょっと草が多目でしたが、踏み跡は充分ですので問題ありません。
三浦アルプス・二子山・仙元山 すぐに大沢山に到着したかと思いきや、手前にあった小ピークでした。
すぐに大沢山に到着したかと思いきや、手前にあった小ピークでした。
三浦アルプス・二子山・仙元山 そして一旦下ってから改めて登りに転じると、ほどなく大沢山山頂になります。大沢山は標高157mのピークで、三浦アルプスの中ではそう高い方の山ではないです。
そして一旦下ってから改めて登りに転じると、ほどなく大沢山山頂になります。大沢山は標高157mのピークで、三浦アルプスの中ではそう高い方の山ではないです。
三浦アルプス・二子山・仙元山 頂上はご覧のように他のピークと似たり寄ったりで、周囲が草木に覆われて見晴らしはサッパリだめです。頂上には山名の札も掛けられておらず、いささか寂しいものがありますね。自分が見てきた限りでは、名前のあるピークのうち、高塚・丸塚西峰/東峰・箆塚(へらつか)・新倉山・扇山・権現山等にも名前が掛けられていません。戸根山(ソッカー)にもなかったかな。茅塚は以前手書きのものがありましたが、晦日に行った時には跡形もなくなっていました。他のピークにももちろんもっともっと山名が付けられているんでしょうね。今度小さな木の板にこれらの名前を刻んでそれぞれのピークの木に掛けに行こうかな(^∇^)v
頂上はご覧のように他のピークと似たり寄ったりで、周囲が草木に覆われて見晴らしはサッパリだめです。頂上には山名の札も掛けられておらず、いささか寂しいものがありますね。自分が見てきた限りでは、名前のあるピークのうち、高塚・丸塚西峰/東峰・箆塚(へらつか)・新倉山・扇山・権現山等にも名前が掛けられていません。戸根山(ソッカー)にもなかったかな。茅塚は以前手書きのものがありましたが、晦日に行った時には跡形もなくなっていました。他のピークにももちろんもっともっと山名が付けられているんでしょうね。今度小さな木の板にこれらの名前を刻んでそれぞれのピークの木に掛けに行こうかな(^∇^)v
三浦アルプス・二子山・仙元山 大沢山から木古庭方面根への下りは畠山ルートと似たり寄ったりながら、やはり利用者が少ないために草が多目です。勾配はそこそこですが、歩きづらいほどではないです。
大沢山から木古庭方面根への下りは畠山ルートと似たり寄ったりながら、やはり利用者が少ないために草が多目です。勾配はそこそこですが、歩きづらいほどではないです。
三浦アルプス・二子山・仙元山 少しすると今度は一転して登りに転じまして、トラバース区間から尾根の上に出る形で進みます。
少しすると今度は一転して登りに転じまして、トラバース区間から尾根の上に出る形で進みます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 そのまま登っていると名無しの小ピークになります。このルートは大沢山だけでなく、似たような高さのコブがいくつかあるようですね。
そのまま登っていると名無しの小ピークになります。このルートは大沢山だけでなく、似たような高さのコブがいくつかあるようですね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 名無しピークから下ると、右に何か道らしいものが見えてきたところにこんなゴミが散乱していました。タバコの箱の様子からしてまだ新しいようです。こんなマイナーなところに来るのは三浦アルプスのトレッキングを色々こなしてきた人だと思いますが、ちょっとゴミのばら撒きはどうかと思いますね。回収して戻りたいところですが、軽装で袋を持ち合わせていなかったので、仕方なくそのままにしてきましたが、ちょっとガッカリしてしまいました。
名無しピークから下ると、右に何か道らしいものが見えてきたところにこんなゴミが散乱していました。タバコの箱の様子からしてまだ新しいようです。こんなマイナーなところに来るのは三浦アルプスのトレッキングを色々こなしてきた人だと思いますが、ちょっとゴミのばら撒きはどうかと思いますね。回収して戻りたいところですが、軽装で袋を持ち合わせていなかったので、仕方なくそのままにしてきましたが、ちょっとガッカリしてしまいました。
三浦アルプス・二子山・仙元山 ゴミ散乱地帯の右に見えた道らしきものは、先で消滅しているようで、間違えないように木の枝が入口に横たえてありました。そのまま下ると今度はしっかりした分岐がまた右に出てきました。本線は左に下る側ですが、詳細マップではこちらに尾根筋の線が引かれていたので(道の線は入っていません)、せっかくだからここを右に進んでみます。
ゴミ散乱地帯の右に見えた道らしきものは、先で消滅しているようで、間違えないように木の枝が入口に横たえてありました。そのまま下ると今度はしっかりした分岐がまた右に出てきました。本線は左に下る側ですが、詳細マップではこちらに尾根筋の線が引かれていたので(道の線は入っていません)、せっかくだからここを右に進んでみます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 少し登って行くとこんなキツ目の段差を越えます。これを登ると緩やかな区間になります。
少し登って行くとこんなキツ目の段差を越えます。これを登ると緩やかな区間になります。
三浦アルプス・二子山・仙元山 するとまた小ピークが現われますが、道はそのすぐ左脇を巻いて下るようになっていたので、ちゃんとピークに登っておきました。
するとまた小ピークが現われますが、道はそのすぐ左脇を巻いて下るようになっていたので、ちゃんとピークに登っておきました。
三浦アルプス・二子山・仙元山 このピークには錆びた鉄のポールが立っていて、そこに黒い電線が巻かれていました。ピーク下のルートには崖側に落ちないようにロープが張られているのかと思っていましたが、よく見るとその黒い電線で、しばらく下につながっていました。
このピークには錆びた鉄のポールが立っていて、そこに黒い電線が巻かれていました。ピーク下のルートには崖側に落ちないようにロープが張られているのかと思っていましたが、よく見るとその黒い電線で、しばらく下につながっていました。
三浦アルプス・二子山・仙元山 とりあえずそのまま道を進みますが、ご覧のようにきちんとした道になっています。
とりあえずそのまま道を進みますが、ご覧のようにきちんとした道になっています。
三浦アルプス・二子山・仙元山 しばらく緩く下って行くと、前に鉄塔が立っているところに出ました。この鉄塔は「31」の札が付いていたので、この支線ルートを仮に「鉄塔31号ルート」としておきます。
しばらく緩く下って行くと、前に鉄塔が立っているところに出ました。この鉄塔は「31」の札が付いていたので、この支線ルートを仮に「鉄塔31号ルート」としておきます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 鉄塔の立っているスペースにはぱっと見、その先に進む道がなくなっていましたが、よく見ると画像のような笹の切れ目があり、ここを進んでみることにしました。するとすぐに足元に鉄階段が設けられていて、ここが作業用の道であることがはっきりしました。
鉄塔の立っているスペースにはぱっと見、その先に進む道がなくなっていましたが、よく見ると画像のような笹の切れ目があり、ここを進んでみることにしました。するとすぐに足元に鉄階段が設けられていて、ここが作業用の道であることがはっきりしました。
三浦アルプス・二子山・仙元山 階段は一旦切れますが、笹やその他の草で埋もれて分かりづらいものの、途中からまた階段区間になります。
階段は一旦切れますが、笹やその他の草で埋もれて分かりづらいものの、途中からまた階段区間になります。
三浦アルプス・二子山・仙元山 その階段を下り切ると、正面には進むべき道がなくなり、尾根もなくなってスパッと切れたようになっています。ただし、笹だらけですので、転落するような感覚ではないですが、急斜面であるのは間違いないです。左右に目を凝らすと、左側に鋭角に折れる形で何やらうっすらと笹の少ないところが見えるので、そちらに進みます。
その階段を下り切ると、正面には進むべき道がなくなり、尾根もなくなってスパッと切れたようになっています。ただし、笹だらけですので、転落するような感覚ではないですが、急斜面であるのは間違いないです。左右に目を凝らすと、左側に鋭角に折れる形で何やらうっすらと笹の少ないところが見えるので、そちらに進みます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 笹のヤブこぎがこれでもかと言うくらい続きますが、何とかかすかに足元を注視して道っぽいところを見付けてつづら折れしながら下ります。画像は斜面の上をトラバースするように進んでいるところですが、これは上が笹薮で滅茶苦茶になっているので、無理して下に回避しているところです。
笹のヤブこぎがこれでもかと言うくらい続きますが、何とかかすかに足元を注視して道っぽいところを見付けてつづら折れしながら下ります。画像は斜面の上をトラバースするように進んでいるところですが、これは上が笹薮で滅茶苦茶になっているので、無理して下に回避しているところです。
三浦アルプス・二子山・仙元山 道(?)はこんな按配で、悪いことにこの笹の茎に加えて蔦が結構もじゃもじゃあって、進むとやたらに絡まって通せんぼします。一々それをくぐったり掃ったりして、笹ジャングルを進むと、帽子はやたら引っかかって取れたり、笹の枯葉や茎の断片が粉みたいになって降りかかってきたりで、とにかく滅茶苦茶でした。
道(?)はこんな按配で、悪いことにこの笹の茎に加えて蔦が結構もじゃもじゃあって、進むとやたらに絡まって通せんぼします。一々それをくぐったり掃ったりして、笹ジャングルを進むと、帽子はやたら引っかかって取れたり、笹の枯葉や茎の断片が粉みたいになって降りかかってきたりで、とにかく滅茶苦茶でした。
三浦アルプス・二子山・仙元山 そんな中でもわずかに茎が薄くなったところを探して2度折り返しながら下ると、そんな笹ジャングルに廃棄されて久しい農機具が置いてありました。先を見ると民家の屋根も近いようです。とにかくこのぐちゃぐちゃゾーンから離れたいと思っていましたが、もうすぐのようです。
そんな中でもわずかに茎が薄くなったところを探して2度折り返しながら下ると、そんな笹ジャングルに廃棄されて久しい農機具が置いてありました。先を見ると民家の屋根も近いようです。とにかくこのぐちゃぐちゃゾーンから離れたいと思っていましたが、もうすぐのようです。
三浦アルプス・二子山・仙元山 そしてやっと脱出成功! 左上の鉄塔から下りながらこちら(東側)に折れて進んできた訳です。あんなもじゃもじゃ地帯でも、実は崖側の端に土嚢が並べられているのを見付けて、かつて鉄塔管理用にここを利用していた痕跡がありましたが、今ではご覧の通り。草刈機で地面が見えるようにすれば道も復活できそうなんですけどね。
そしてやっと脱出成功! 左上の鉄塔から下りながらこちら(東側)に折れて進んできた訳です。あんなもじゃもじゃ地帯でも、実は崖側の端に土嚢が並べられているのを見付けて、かつて鉄塔管理用にここを利用していた痕跡がありましたが、今ではご覧の通り。草刈機で地面が見えるようにすれば道も復活できそうなんですけどね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 そして進行方向にはこんな廃屋が。元はここが畑だったことが伺え、この建物も農作業用のものみたいです。現在は完全に使われていませんでした。
そして進行方向にはこんな廃屋が。元はここが畑だったことが伺え、この建物も農作業用のものみたいです。現在は完全に使われていませんでした。
三浦アルプス・二子山・仙元山 廃屋のところも笹まみれでしたが、隙間から下に抜けられるところがあり、出たのがこちら。柵があって右側に直接出られませんが、一旦左に進んで民家の脇から道に出られました。
廃屋のところも笹まみれでしたが、隙間から下に抜けられるところがあり、出たのがこちら。柵があって右側に直接出られませんが、一旦左に進んで民家の脇から道に出られました。
三浦アルプス・二子山・仙元山 坂道を下ると木古庭の県道に出まして、そのまま西に少し歩いて境橋バス停に進みます。ここを山側に折れると大沢谷川ルートの始まりですが、ぱっと見、どこかの工場の駐車場入口みたいです。ここの右端を進むと林道のようになっていて、すぐ先で正面に柵があって入れなくなります。その左にはよく私有地の駐車場入口にロープが張られたところがありますが、そんなようになったところがあって、そこから川沿いに進むのがルートです。
坂道を下ると木古庭の県道に出まして、そのまま西に少し歩いて境橋バス停に進みます。ここを山側に折れると大沢谷川ルートの始まりですが、ぱっと見、どこかの工場の駐車場入口みたいです。ここの右端を進むと林道のようになっていて、すぐ先で正面に柵があって入れなくなります。その左にはよく私有地の駐車場入口にロープが張られたところがありますが、そんなようになったところがあって、そこから川沿いに進むのがルートです。
三浦アルプス・二子山・仙元山 しばらくは川沿いに設けられた道をずっと歩きます。こんな具合に橋が設けられたところもありました。
しばらくは川沿いに設けられた道をずっと歩きます。こんな具合に橋が設けられたところもありました。
三浦アルプス・二子山・仙元山 まだ道は川の中を進むことはなく、左右の岸にしっかりした歩道があります。ここに右へ進む細い踏み跡が見えますが、地図には何も記載がないので、どこに出るのかは全く分かりません。
まだ道は川の中を進むことはなく、左右の岸にしっかりした歩道があります。ここに右へ進む細い踏み跡が見えますが、地図には何も記載がないので、どこに出るのかは全く分かりません。
三浦アルプス・二子山・仙元山 本線にはこんな具合に結構倒木またぎ・くぐりがしょっちゅう出てきます。とても無理っぽいところには、良く見るとどれにも回避できるようになっていますので、そう難しいことはありません。
本線にはこんな具合に結構倒木またぎ・くぐりがしょっちゅう出てきます。とても無理っぽいところには、良く見るとどれにも回避できるようになっていますので、そう難しいことはありません。
三浦アルプス・二子山・仙元山 こうして川のすぐ上をトラバースして進む区間が続きますが、ちょっと狭くなった上に斜めっているので、要注意です。まぁ、滑り落ちても「イテテ…」で済むような高さなんですけどね(^∇^)b
こうして川のすぐ上をトラバースして進む区間が続きますが、ちょっと狭くなった上に斜めっているので、要注意です。まぁ、滑り落ちても「イテテ…」で済むような高さなんですけどね(^∇^)b
三浦アルプス・二子山・仙元山 こんな門みたいになった木が通せんぼしていますが、ここは中をくぐって簡単にクリア。
こんな門みたいになった木が通せんぼしていますが、ここは中をくぐって簡単にクリア。
三浦アルプス・二子山・仙元山 一度左から右に渡渉した後、いよいよ川の中を進むことになります。雨が降ってから結構日にちが経っているので、水量はちょろちょろレベルですから、靴が濡れてしまうことはありません。
一度左から右に渡渉した後、いよいよ川の中を進むことになります。雨が降ってから結構日にちが経っているので、水量はちょろちょろレベルですから、靴が濡れてしまうことはありません。
三浦アルプス・二子山・仙元山 川の中の区間でこうした倒木は厄介ですよね。上から越えるにはもじゃもじゃの蔦が問題ですから、左下からしゃがんで潜り抜けるしかないです。
川の中の区間でこうした倒木は厄介ですよね。上から越えるにはもじゃもじゃの蔦が問題ですから、左下からしゃがんで潜り抜けるしかないです。
三浦アルプス・二子山・仙元山 結構川の中を進む区間が長いですが、適宜斜面側に回避する箇所が設けられていて、問題なく進めます。ここには赤テープやリボンが見えますが、全体的にはマーキングは少なく、途中2つの支流が右側にありましたが、そちらに進むことなく太い方の本流を進むようにします。
結構川の中を進む区間が長いですが、適宜斜面側に回避する箇所が設けられていて、問題なく進めます。ここには赤テープやリボンが見えますが、全体的にはマーキングは少なく、途中2つの支流が右側にありましたが、そちらに進むことなく太い方の本流を進むようにします。
三浦アルプス・二子山・仙元山 森戸川上流の中の沢の「うなぎ淵」みたいな淵が現われました。ここは淵の右脇から進んでも良いのですが、苔の乗った岩は滑るので、右斜面側から回避して進んだ方が良いでしょう。
森戸川上流の中の沢の「うなぎ淵」みたいな淵が現われました。ここは淵の右脇から進んでも良いのですが、苔の乗った岩は滑るので、右斜面側から回避して進んだ方が良いでしょう。
三浦アルプス・二子山・仙元山 水が枯れてきました。川には丸い大きな石が目立つようになってきて、それまでの舐め滝の岩のような赤黒い一枚岩的なところや、黒っぽいヌタヌタの砂&落ち葉はなくなりました。こうなるといよいよ山側に一気に登る区間になってきます。
水が枯れてきました。川には丸い大きな石が目立つようになってきて、それまでの舐め滝の岩のような赤黒い一枚岩的なところや、黒っぽいヌタヌタの砂&落ち葉はなくなりました。こうなるといよいよ山側に一気に登る区間になってきます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 沢から離れて右側に進む道があり、そちらに進むとどんどん高度を増して離れていきます。ここを見過ごさないように注意する必要があるでしょう。水が枯れてきたら右斜面側に直進して登るルートを意識して進めば間違いないでしょう。
沢から離れて右側に進む道があり、そちらに進むとどんどん高度を増して離れていきます。ここを見過ごさないように注意する必要があるでしょう。水が枯れてきたら右斜面側に直進して登るルートを意識して進めば間違いないでしょう。
三浦アルプス・二子山・仙元山 登り区間は他のルートと変わらない感じです。落ち葉の量が結構ありますので、足を滑らせないようにじっくり進むことを心掛けます。
登り区間は他のルートと変わらない感じです。落ち葉の量が結構ありますので、足を滑らせないようにじっくり進むことを心掛けます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 少しするとあっさりと乳頭山から畠山に進むルートに合流します。ここにも「大和ハウス」道標が立っていますが大沢谷川ルートもメジャーになったものですね(^∇^)b
少しするとあっさりと乳頭山から畠山に進むルートに合流します。ここにも「大和ハウス」道標が立っていますが大沢谷川ルートもメジャーになったものですね(^∇^)b
三浦アルプス・二子山・仙元山 分岐を右の畠山方面に進みます。畠山への道は思いの他勾配がきつく、なかなか疲れます。勾配が結構ありますが、別段ロープも階段もないので、それまですたすた歩けたのに、ここでスピードダウンしちゃいます。
分岐を右の畠山方面に進みます。畠山への道は思いの他勾配がきつく、なかなか疲れます。勾配が結構ありますが、別段ロープも階段もないので、それまですたすた歩けたのに、ここでスピードダウンしちゃいます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 勾配がきつくても、ご覧のように木の根が階段状になってくれるので、実はそう難儀するような区間はありません。歩き応えがあっていかにも「登山している」気分にさせてくれる道です。
勾配がきつくても、ご覧のように木の根が階段状になってくれるので、実はそう難儀するような区間はありません。歩き応えがあっていかにも「登山している」気分にさせてくれる道です。
三浦アルプス・二子山・仙元山 そしていよいよ畠山山頂に到着! 午後3時15分でした。ここにも「大和ハウス」道標が立てられていましたが、この山名のプレートも有志の方によって新しく付け替えられましたね。
そしていよいよ畠山山頂に到着! 午後3時15分でした。ここにも「大和ハウス」道標が立てられていましたが、この山名のプレートも有志の方によって新しく付け替えられましたね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 そしてずっと昔から置かれた馬頭観音像。手を合わせて安全登山を願います。
そしてずっと昔から置かれた馬頭観音像。手を合わせて安全登山を願います。
三浦アルプス・二子山・仙元山 せっかくだから記念写真。この日は小さいウェストバッグに交換レンズとその他の細かい撮影機材を突っ込み、飲み物も600ccのペットボトルのお茶1本だけでしたが、不思議とのどが渇かず、ここで円形のテーブルみたいになったベンチに座って100ccくらい飲んだだけでした。気温は10度以上あったので、結構登りでは汗をかきましたが、水を欲する感じではなかったです。
せっかくだから記念写真。この日は小さいウェストバッグに交換レンズとその他の細かい撮影機材を突っ込み、飲み物も600ccのペットボトルのお茶1本だけでしたが、不思議とのどが渇かず、ここで円形のテーブルみたいになったベンチに座って100ccくらい飲んだだけでした。気温は10度以上あったので、結構登りでは汗をかきましたが、水を欲する感じではなかったです。
三浦アルプス・二子山・仙元山 山頂にはこんな花がそこかしこに咲いていました。当初、ニラみたいな葉の形から、下の方に咲いているスイセンの花かと思いましたが、花がスイセンのように横向きに咲いておらず、皆下向きに頭を垂れていました。何と言う花なんでしょう?
山頂にはこんな花がそこかしこに咲いていました。当初、ニラみたいな葉の形から、下の方に咲いているスイセンの花かと思いましたが、花がスイセンのように横向きに咲いておらず、皆下向きに頭を垂れていました。何と言う花なんでしょう?
三浦アルプス・二子山・仙元山 少し休憩後、畠山を後にして昼に途中で曲ってしまった畠山-不動橋ルートを下ります。勾配は平均的なもので、全く危険なところはないですが、時折斜面をトラバースする区間があります。
少し休憩後、畠山を後にして昼に途中で曲ってしまった畠山-不動橋ルートを下ります。勾配は平均的なもので、全く危険なところはないですが、時折斜面をトラバースする区間があります。
三浦アルプス・二子山・仙元山 下って行くと小鳥がこちらに気付いて道沿いに下って逃げますが、すぐまたこちらが追い付いてまた逃げていきます。何度かそれを繰り返し、少し離れたところからそっと近付いて見ると、この鳥が路面をしきりに突っついて小さな木の実か何かを食べていました。10mくらい離れたところからズーミングして撮っておきましたが、どうやらこの小鳥はアオジと言う鳥のようです。可愛らしいですね。
下って行くと小鳥がこちらに気付いて道沿いに下って逃げますが、すぐまたこちらが追い付いてまた逃げていきます。何度かそれを繰り返し、少し離れたところからそっと近付いて見ると、この鳥が路面をしきりに突っついて小さな木の実か何かを食べていました。10mくらい離れたところからズーミングして撮っておきましたが、どうやらこの小鳥はアオジと言う鳥のようです。可愛らしいですね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 しばらくすると、今度は左(東)に折れる分岐が現われました。地図には大谷戸橋方面に進む道は線引きされていませんが、そもそも大谷戸橋がどこなのかさっぱり分かりません。方向的に横横道路をくぐって木古庭の東側に出るのでしょう。
しばらくすると、今度は左(東)に折れる分岐が現われました。地図には大谷戸橋方面に進む道は線引きされていませんが、そもそも大谷戸橋がどこなのかさっぱり分かりません。方向的に横横道路をくぐって木古庭の東側に出るのでしょう。
三浦アルプス・二子山・仙元山 下り一辺倒ではなく、こんな登りもあります。右には何やら道っぽいものがありますが、どうもこのすぐ脇の名無しピークに出て終わりみたいな雰囲気です。実際は大沢山の北側に出られたりして。
下り一辺倒ではなく、こんな登りもあります。右には何やら道っぽいものがありますが、どうもこのすぐ脇の名無しピークに出て終わりみたいな雰囲気です。実際は大沢山の北側に出られたりして。
三浦アルプス・二子山・仙元山 そのうち昼に登った道になって、下の方の竹林の間を抜けます。なかなか雰囲気の良いところです。
そのうち昼に登った道になって、下の方の竹林の間を抜けます。なかなか雰囲気の良いところです。
三浦アルプス・二子山・仙元山 そしていよいよ畠山ルートの入口に到着。午後3時45分頃でした。3時間半の行程ですが、あまり休んでいませんし、丹沢のバリルートのような厳しい勾配の登りはほとんどありませんから、結構距離が稼げました。
そしていよいよ畠山ルートの入口に到着。午後3時45分頃でした。3時間半の行程ですが、あまり休んでいませんし、丹沢のバリルートのような厳しい勾配の登りはほとんどありませんから、結構距離が稼げました。
三浦アルプス・二子山・仙元山 舗装路に出て振り返ると、昼に登った大沢山とその下の「電線ピーク」が見えます。車を止めておいたのはもう数十メートルのところですが、今回は一度大沢山に登ってから県道まで下って小さく一周し、再び畠山に登って大きく一周したので、合計二周したことになりますね。見晴らしは悪いけれど、色々変化に富んだコースを短時間に楽しむことができました。三浦アルプスってホント面白いですね(^∇^)v
舗装路に出て振り返ると、昼に登った大沢山とその下の「電線ピーク」が見えます。車を止めておいたのはもう数十メートルのところですが、今回は一度大沢山に登ってから県道まで下って小さく一周し、再び畠山に登って大きく一周したので、合計二周したことになりますね。見晴らしは悪いけれど、色々変化に富んだコースを短時間に楽しむことができました。三浦アルプスってホント面白いですね(^∇^)v

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