雪の足尾・塔の峰へ

2017.02.04(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 33
休憩時間
54
距離
10.8 km
のぼり / くだり
1073 / 1073 m
4 45
2 28
41

活動詳細

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足繁く通っている足尾であるが積雪期に登ったことは無かった。理由としては雪山素人だから。 道具はあるが去年登山道で三回遊んだだけで。 しかし冬山とはいえいつまでも登山道に囚われていては成長できない。雪が多少は少ないことを期待して足尾に旅立った。 銀山平・舟石峠駐車場ともに車は無い。どうやら今日は僕一人のようだ。無様に早期撤退する可能性も否めないため好都合。 適当なところから舟石新道を利用して熊ノ平を目指す。日向は雪が解けていて。 日蔭の積雪した危ういトラバース道もチェーンスパイクで安定。 熊の平からは雪が増えて・・と思ったら日当たり良く地面が露出しているところが多い。楽でいいけどアイゼンとスパッツをいつつけようか迷う。 露岩が出てきた。雪と組み合わさると少し手間取ったり。 吹き溜まりで膝まで踏み抜いたので観念してスパッツとアイゼンをつける。 さらに登っていくと雪の量が増えたのでスノーシューもどき(モンベルのアルパインスノーポン)をつける。しかし傾斜が緩くなっていよいよここからかというとこでまた雪が減り地面が露出。灌木を潜り抜けるのに邪魔なのもありスノーポンを外す。 先に進むとあざ笑うかのように積雪量が増えて膝まで踏みぬいたり。面倒なのでアイゼンでそのまま。 傾斜がありつつふわりと雪が積もっていると面倒。足を置く→滑り落ちる。膝で乗ったりもがいたりしていたがつま先でけり込みダブルストックで力任せに登っていく。疲れる。 1528地点辺りの平坦地を通り過ぎ急登へ。11時を過ぎたので13時には辿りつけなくても下山開始を覚悟する。 急斜面+ラッセルなら撤退しようかと思ったが尾根の右側に地面が出ていたり締まっている部分が多く100mくらいは順調に標高を稼ぐ。1600mくらいから積雪量が多くなり膝くらいまで踏みぬき多発。もがきつつのぼる。幸い傾斜がきつい+踏みぬきはそんなになく獣のトレースを拾ったりしつつなんとか1650m、傾斜の緩いゾーンまでやってきた。 先週塔の峰に登った足尾の大先輩は山頂直下でラッセルに難儀したらしいが果たして今週は・・と怯えていたが思ったよりは締まった所もありじりじりと進める。ただ雪がアイゼンに張り付くし膝まで踏みぬくとこも多いので締まってそうなとこ(獣のトレース跡)を探して歩いて行く。スノーポンを今更はめるのが面倒なので力任せに足を引き抜きつつ気合で突破。足がつりかけた。山頂手前まで来ると積雪量が減り楽に。 塔の峰に到着し盟主の姿を拝む。ここまで風は対して吹いていなかったが山頂付近は強い。そのせいかこの辺りは雪が消えていた。 展望地から中倉山、その奥の中禅寺湖南岸尾根や男体山達を眺めて今日ここまで来たことに満足。袈裟丸も忘れない。 一休みして下山にかかる。帰りはさっさと車道に出た方が安全だろうと丸石沢右岸尾根で一気に下ることにした。積雪量、往路より明らかに多く基本的に膝まで沈む。ただ下りなので沈むついでにそのまま下りていけるので楽。 ルート的に去年2回歩いているので時間もめどがつき安心。気楽に雪を楽しみつつ下る。 核心の無名沢周辺も無難に超えて車道に出た。一時間の舗装路歩きで帰る。 車道を通りかかった車から声をかけられ最近この辺りに密猟者が出るから気をつけてとアドバイスをもらう。逮捕者もいるとか。禁猟区でライフルぶっ放して帰る危険な奴ららしい。おお怖い怖い。 無事日没前に車に戻り水沼温泉センターで汗を流して帰った。 詳細は下記 http://blogs.yahoo.co.jp/fu32miffy/37499422.html http://blogs.yahoo.co.jp/fu32miffy/37499960.html http://blogs.yahoo.co.jp/fu32miffy/37500289.html

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