活動データ
タイム
04:15
距離
10.0km
のぼり
931m
くだり
997m
活動詳細
すべて見る禾生駅から歩道を行くとリニア実験線路が見えてくる。コンビニがあったのでなんとなく立ち入り、特に必要な物がないことを確認すると冷たい缶コーヒーで一服入れる。 川に架かるレンガ造りの何かを右手に見ながら行くと九鬼山⇨の道標あり。リニア線の少し手前で右に折れ川を渡る。一級河川 朝日川とあった。朝日川に架かる時代を感じるレンガ造り建築物は登録文化財にもなっている水路橋とのことだった。これをくぐり少し先の愛宕神社脇から登り始める。「高川山はいい準備運動だった」くらいの勢いで禾生駅を出発したはずだが、やれやれ、最初からなかなかの急登が続く。お昼も近づき気温も上がってきており、時折口にする水が妙にうまい。「天狗岩 3分」と書かれた看板があったので立ち寄った。看板から1分とかからなかったその場所は、狭いが景観は良好だった。都留市が山間の町であることがよく分かる。 来た道を引き返し、再び我慢して登ると平らな尾根に乗り上げ、右手の「富士見平」から富士山が見える。そこは休憩に良さそうな広さがと陽だまりがあった。汚れた残雪を踏みながら少し歩くと山梨百名山の標柱と秀麗富嶽十二景 十番の立て札が並んでいる。やや薄暗い九鬼山の山頂ではあるが、北面には順光で美しく映しだされた山肌が並んでいる。富士はと言えば、木々の窓越しにしっかりとその姿を見せてくれていた。 九鬼山からはしばらく大胆に下る。九鬼山の北斜面のトラバースは神経質でいやらしかった。幅が狭い上に崩落もあり、トラロープが幾重にも張ってある。また氷となった残雪がところどころにあるかと思いきや、落ち葉で隠れた氷に足を取られそうになる。ここは危ないと思いアイゼンを装着し、その2-300m区間を無事やり過ごす。その先は再び日向の尾根道が北に向けて伸びており、広い紺場休場に出る。景観もよく団体さんには好ましい休憩場所であろう。田野倉駅との分岐を馬立山方面へ分けて薄暗い森へ進むと札金峠とあった。コルから馬立山まではざれ気味の地味に堪える登りで息が上がる。途中、一人のハイカーに出くわし抜きつ抜かれつしながら御前山まで行くこととなった。馬立山、沢井沢ノ頭からは木立越しに倉岳山方面の山並みを見ることができる。おむすびをほうばり、茶をすすっていると先ほどのハイカーが横を抜けて行く。痩せ尾根を下り中に先ほどのハイカーと前後し、平坦な道をしばらく歩くと八五郎クレドと思しき岩壁が不意に出現する。その岩壁を巻きながら進むと再び岩肌が浮かんで見えてくる。えいやで登りきると午後の逆光富士が眩しく浮かんでいた。 今日初めてゆっくりと座って休憩する。水筒のお湯はコーヒーを落とすにはまぁ不足ない温度にあったので、改造した鍋の取っ手の具合を確認することはできなかった。風が吹き始めたこの時のコーヒーはとても美味かった。 地図を確認すると猿橋へ降りた方が早いように思われたが、電車移動中に立てた一応の計画通り大月へ下山することにする。地図には岩場注意(危)の印があった。実際は大したことないが慎重に進む。鳥居を二つくぐれば舗装路にでる。甲州街道をコーラを飲みながら駅へ向かうとちょうど良く東京行きの電車が迎えにきて来れた。車内は楽しそうにお喋りする中高年のハイカーで埋め尽くされていた。 10:55 禾生駅 11:03 11:12 落合水路橋 11:15 12:15 九鬼山 12:20 13:38 馬立山 12:38 13:57 沢井沢ノ頭 14:02 14:12 御前山 14:30 15:18 大月駅
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