鹿島市・硯石（SAGAッす、テェヘン山座　その１）

　夜中の雷鳴に吃驚して眼を覚ました。その後も何度か雷鳴を聞きながら、これで雨は小降りか止むだろうと、寝た。７時家を出て、国道444号線(しあわせ街道)で８時１０分平谷に着いた。山は霧に包まれていた。「くまつらさん」と出会い、打ち合わせして、大幹線林道多良岳横断線へ入る。下山口に車１台を駐車して、登山口に向う。小雨の中、弓木林道に入り、弓木橋の直前で川沿いに上り、堰堤手前で山に入る。歩きやすそうなルートを選び、ヤブ漕ぎして、上へ上へ、程なく稜線に出る。他愛も無い話に弾み、足も軽い。周辺の山は、霧の中だが山頂への路は問題ナシ。山頂(741M)の三角点は、今まで見たことの無い立派な石だった。帰路、勘違いから、歩きやすい方向違いへ暫く行ったが、引き返した。地図検討後、正しい方向へ。行く手を阻むが如き、岩場もあったが、直進して正解だった。オブジェ以降の路は歩きやすかった。下山口には、過去の利用者が残置したロープがあり、難なく林道へ降りた。　(蛇足)平岩弓枝「ベトナムの桜」真保裕一「灰色の北壁」「猫背の虎動乱始末」