豪雪の阿能川岳 撮影リベンジ ラッセル山行

2017.02.04(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 12
休憩時間
27
距離
12.6 km
のぼり / くだり
968 / 968 m
1 3
56
1 43
33
1 33
39
29

活動詳細

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去年3月。同ルートを辿った。俎嵓山稜を間近に見たくて行ったのだが、悪天でまったく見られず。 そのリベンジとして急遽行ってきた。ただし、ちょい前にかなりの積雪があった模様。ラッセルになるのはほぼ確実。他パーティーいればなんとかなるかな? なんて考えながら道の駅で前泊。起きるとすごい数の車でびっくり。スキー客も多いが、谷川、白毛門あたり狙う登山客も多そう。さて阿能川岳は何パーティーいるかな? >(答え)オレだけ(笑) 去年、4パーティーくらい会ってたのでいるかと思ったが6:30時点ではPに自分だけ。やや敗退確率上がったかな? トレースは当然皆無。ワカン付けず行こうと思ったが、最初の数歩で無理なことが発覚。すぐ付けて早速ラッセル開始。 尾根に出れば風で雪も締まっているだろう。それまでの辛抱、という事で頑張るが最初の1時間弱はかなりハードだった。途中でルートもよくわからなくなり、去年のルートよりはショートカット気味に直登してしまったような。巻けば斜度が落ちるのは分かったが、雪が深すぎて長い距離を歩きたくない、そんな感じでした。ただ真北に続く尾根に乗ってからは時折深いところはあるものの、堅いところと交互にくるのでそれほど足には来ない。それにしてもすごい雪の量。記録的な寡雪だった去年と較べると雪庇のデカさが違う。ジャマだった枝もほとんど雪の下だ。おかげで写真をガンガン撮れる。ただしヒドゥン落とし穴に要注意。埋まったシャクナゲの上に積もっているところはスカッと踏み抜く。。3度ほど80cmくらい落下した。 ヤセ尾根になってからは何か所が注意が必要。なかでも尾根のように見えるが、そのまま進むと真っ逆さまに落ちるような個所あり、ここは左から急斜面を巻く。去年通ってたのですぐ分かったが、初見の人は注意必要。 このあたりから西側の眺望がよくなる。小出俣山とその左奥は仙ノ倉山だろうか?真っ白な山々が美しい。疲労が激しいので多めの休憩を取って進んだ。波打つ雪庇が続く尾根は時折、雪庇を崩しつつ進む箇所も出てくる。雪がヤワいのでなかなか大変なところもあった。 三岩山を越えるといよいよ山頂が見えてくる。東に連続する雪庇をもつ稜線上に、凸点ではないピークを持つのが阿能川岳だ。俎嵓山稜はガスに覆われてはいるが見えている。ただ雪が着きすぎて、岩場の険しさが分かりづらいのはちょい残念。谷川方面は越後側から絶えず沸くガスで見えない。ただ去年に比べれば断然いい景観だ。なにしろ心眼で見るほかなかったのだから(笑) ガスが取れないかなぁとかなり待ったが、完全には取れず。風で体も冷えたので戻る事にする。1時間後にはガスが完全に取れていたが、これっばかりはしょうがない。でも写真は結構満足でした。 帰りは帰りで雪が緩み、気の抜けない箇所多かったが無事帰還。帰りの1/3くらいで男女のパーティーに出会ったが、今日はそれだけ。残雪期の方が人が多いのかもしれない。 阿能川岳、樹林帯が続きますがヤセ尾根で雪庇が育っており初心者が手軽に行ける山ではないものの、楽しい山です。ラッセル好きなら楽しめると思います。ただ今日ほど雪が多いとヤセ尾根のルート選択は注意ですね。 追記:気になったが、2/4(土)に谷川岳のレコがほとんどない。なぜだろう?遠目に見ても流れるガスに覆われてはいたが、悪天だったのかな。→やはりガスと風だったようですね。国境稜線と離れたここや白毛門、は晴れたようです。ついてました。 <コース状況/危険箇所等> 雪庇多し。ヤセ尾根はルーファイ間違うと危険です ワカン必須

谷川岳天神平スキー場 出発!
出発!
谷川岳天神平スキー場 ハードなラッセル写真なし。ここから尾根です
ハードなラッセル写真なし。ここから尾根です
谷川岳天神平スキー場 雪庇についた木の陰がいい感じ
雪庇についた木の陰がいい感じ
谷川岳天神平スキー場 去年は味わえなかった西側の眺望
去年は味わえなかった西側の眺望
谷川岳天神平スキー場 往き(帰りも撮りました)
往き(帰りも撮りました)
谷川岳天神平スキー場 もっさりしてます
もっさりしてます
谷川岳天神平スキー場 木々の雪もたっぷり
木々の雪もたっぷり
谷川岳天神平スキー場 わかりづらいけど超ヤセてて怖い。。
わかりづらいけど超ヤセてて怖い。。
谷川岳天神平スキー場 ボリューミーです
ボリューミーです
谷川岳天神平スキー場 間近で
間近で
谷川岳天神平スキー場 記録的な寡雪だった去年より断然雪多いです
拍手あり2
記録的な寡雪だった去年より断然雪多いです 拍手あり2
谷川岳天神平スキー場 ルート上雪庇を突き崩して登らざるを得ない箇所あります。これは突破後
ルート上雪庇を突き崩して登らざるを得ない箇所あります。これは突破後
谷川岳天神平スキー場 ちょっとポーズw
ちょっとポーズw
谷川岳天神平スキー場 見えるのはいいのですがね
見えるのはいいのですがね
谷川岳天神平スキー場 さあいい景観出てきました!
さあいい景観出てきました!
谷川岳天神平スキー場 振り返る
振り返る
谷川岳天神平スキー場 俎嵓山稜も見えてきました
俎嵓山稜も見えてきました
谷川岳天神平スキー場 ここは滑り台のように降りた。帰りは登るの一苦労。。
ここは滑り台のように降りた。帰りは登るの一苦労。。
谷川岳天神平スキー場 波打つ雪庇は美しい
波打つ雪庇は美しい
谷川岳天神平スキー場 通りたくないが下を通過
通りたくないが下を通過
谷川岳天神平スキー場 右のてっぺん平らなのが吾妻耶山(あづまやさん)
右のてっぺん平らなのが吾妻耶山(あづまやさん)
谷川岳天神平スキー場 あれは浅間山かな?
あれは浅間山かな?
谷川岳天神平スキー場 もうすぐ阿能川岳です
もうすぐ阿能川岳です
谷川岳天神平スキー場 北西方面眺望よし
北西方面眺望よし
谷川岳天神平スキー場 到着!
到着!
谷川岳天神平スキー場 どうですか? これが見たかった景色です!
どうですか? これが見たかった景色です!
谷川岳天神平スキー場 ところどころ激しいラッセルで結構クタクタ
ところどころ激しいラッセルで結構クタクタ
谷川岳天神平スキー場 俎嵓山稜をバックに
俎嵓山稜をバックに
谷川岳天神平スキー場 重いレンズ。ボケ味抜群。赤城山をバックに
重いレンズ。ボケ味抜群。赤城山をバックに
谷川岳天神平スキー場 これは来たルート
これは来たルート
谷川岳天神平スキー場 谷川岳はガス
谷川岳はガス
谷川岳天神平スキー場 ちょっと北側おります。関越トンネルの換気口ですね
ちょっと北側おります。関越トンネルの換気口ですね
谷川岳天神平スキー場 奥は国境稜線 万太郎かな?
奥は国境稜線 万太郎かな?
谷川岳天神平スキー場 川棚ノ頭?
川棚ノ頭?
谷川岳天神平スキー場 でっかい
でっかい
谷川岳天神平スキー場 迫力ある
迫力ある
谷川岳天神平スキー場 関越トンネル群馬側入り口付近
関越トンネル群馬側入り口付近
谷川岳天神平スキー場 いつの間にかアニマルトラックが
いつの間にかアニマルトラックが
谷川岳天神平スキー場 小出俣周回なんて、とてもじゃないが無理でした
小出俣周回なんて、とてもじゃないが無理でした
谷川岳天神平スキー場 赤谷湖
赤谷湖
谷川岳天神平スキー場 崩れないでね~~
崩れないでね~~
谷川岳天神平スキー場 意外と急ね
意外と急ね
谷川岳天神平スキー場 ふっくら
ふっくら
谷川岳天神平スキー場 来るときと違う影の付き方。つい撮ってしまう
来るときと違う影の付き方。つい撮ってしまう
谷川岳天神平スキー場 波打つ雪庇気に入りました
波打つ雪庇気に入りました
谷川岳天神平スキー場 そろそろこちらの眺望はお別れ
そろそろこちらの眺望はお別れ
谷川岳天神平スキー場 奥に吾妻耶山
奥に吾妻耶山
谷川岳天神平スキー場 往きにあった細いリッジ。雪がヤワ過ぎて帰りも怖い
往きにあった細いリッジ。雪がヤワ過ぎて帰りも怖い
谷川岳天神平スキー場 汚れてなくてすごくキレイでした
汚れてなくてすごくキレイでした
谷川岳天神平スキー場 帰り歩いてたら、1mほど東側の雪庇が崩落。写真でえぐれてる部分。大した音も無くサラサラ~~と落ちていきました。さらに、足の左15cmくらいのところに亀裂も。写真に写ってます。
帰り歩いてたら、1mほど東側の雪庇が崩落。写真でえぐれてる部分。大した音も無くサラサラ~~と落ちていきました。さらに、足の左15cmくらいのところに亀裂も。写真に写ってます。
谷川岳天神平スキー場 日が傾き木々の影が逆につきます
日が傾き木々の影が逆につきます
谷川岳天神平スキー場 上州武尊山もようやくガスが取れました
上州武尊山もようやくガスが取れました
谷川岳天神平スキー場 帰りに2人組にすれ違った。これは掘り起こしてくれたみたい
帰りに2人組にすれ違った。これは掘り起こしてくれたみたい
谷川岳天神平スキー場 往きも撮ったやつ。開いたかな?
往きも撮ったやつ。開いたかな?
谷川岳天神平スキー場 あと少しの目印
あと少しの目印
谷川岳天神平スキー場 フルワカンでした。またワカンだんご出来た。。
フルワカンでした。またワカンだんご出来た。。
谷川岳天神平スキー場 パノラマ1
パノラマ1
谷川岳天神平スキー場 パノラマ2
パノラマ2
谷川岳天神平スキー場 パノラマ3
パノラマ3

活動の装備

  • モンベル(mont-bell)
    LXT-12アイゼン
  • その他(Other)
    ツェルト
  • エキスパートオブジャパン(EXPERT OF JAPAN)
    HS スノーシューズ
  • その他(Other)
    ゴアテックスシュラフカバーウルトラライトワイドネイビーブルー200821
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    レイブンプロ
  • カシオ(CASIO)
    プロトレックTriple Sensor PRG-110Y-1 DR LIMITED EDITION
  • ソト(SOTO)
    マイクロレギュレーターストーブウインドマスター
  • ニコン(Nikon)
    デジタル一眼レフカメラD600ボディーD600

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