活動データ
タイム
08:12
距離
12.6km
のぼり
968m
くだり
968m
活動詳細
すべて見る去年3月。同ルートを辿った。俎嵓山稜を間近に見たくて行ったのだが、悪天でまったく見られず。 そのリベンジとして急遽行ってきた。ただし、ちょい前にかなりの積雪があった模様。ラッセルになるのはほぼ確実。他パーティーいればなんとかなるかな? なんて考えながら道の駅で前泊。起きるとすごい数の車でびっくり。スキー客も多いが、谷川、白毛門あたり狙う登山客も多そう。さて阿能川岳は何パーティーいるかな? >(答え)オレだけ(笑) 去年、4パーティーくらい会ってたのでいるかと思ったが6:30時点ではPに自分だけ。やや敗退確率上がったかな? トレースは当然皆無。ワカン付けず行こうと思ったが、最初の数歩で無理なことが発覚。すぐ付けて早速ラッセル開始。 尾根に出れば風で雪も締まっているだろう。それまでの辛抱、という事で頑張るが最初の1時間弱はかなりハードだった。途中でルートもよくわからなくなり、去年のルートよりはショートカット気味に直登してしまったような。巻けば斜度が落ちるのは分かったが、雪が深すぎて長い距離を歩きたくない、そんな感じでした。ただ真北に続く尾根に乗ってからは時折深いところはあるものの、堅いところと交互にくるのでそれほど足には来ない。それにしてもすごい雪の量。記録的な寡雪だった去年と較べると雪庇のデカさが違う。ジャマだった枝もほとんど雪の下だ。おかげで写真をガンガン撮れる。ただしヒドゥン落とし穴に要注意。埋まったシャクナゲの上に積もっているところはスカッと踏み抜く。。3度ほど80cmくらい落下した。 ヤセ尾根になってからは何か所が注意が必要。なかでも尾根のように見えるが、そのまま進むと真っ逆さまに落ちるような個所あり、ここは左から急斜面を巻く。去年通ってたのですぐ分かったが、初見の人は注意必要。 このあたりから西側の眺望がよくなる。小出俣山とその左奥は仙ノ倉山だろうか?真っ白な山々が美しい。疲労が激しいので多めの休憩を取って進んだ。波打つ雪庇が続く尾根は時折、雪庇を崩しつつ進む箇所も出てくる。雪がヤワいのでなかなか大変なところもあった。 三岩山を越えるといよいよ山頂が見えてくる。東に連続する雪庇をもつ稜線上に、凸点ではないピークを持つのが阿能川岳だ。俎嵓山稜はガスに覆われてはいるが見えている。ただ雪が着きすぎて、岩場の険しさが分かりづらいのはちょい残念。谷川方面は越後側から絶えず沸くガスで見えない。ただ去年に比べれば断然いい景観だ。なにしろ心眼で見るほかなかったのだから(笑) ガスが取れないかなぁとかなり待ったが、完全には取れず。風で体も冷えたので戻る事にする。1時間後にはガスが完全に取れていたが、これっばかりはしょうがない。でも写真は結構満足でした。 帰りは帰りで雪が緩み、気の抜けない箇所多かったが無事帰還。帰りの1/3くらいで男女のパーティーに出会ったが、今日はそれだけ。残雪期の方が人が多いのかもしれない。 阿能川岳、樹林帯が続きますがヤセ尾根で雪庇が育っており初心者が手軽に行ける山ではないものの、楽しい山です。ラッセル好きなら楽しめると思います。ただ今日ほど雪が多いとヤセ尾根のルート選択は注意ですね。 追記:気になったが、2/4(土)に谷川岳のレコがほとんどない。なぜだろう?遠目に見ても流れるガスに覆われてはいたが、悪天だったのかな。→やはりガスと風だったようですね。国境稜線と離れたここや白毛門、は晴れたようです。ついてました。 <コース状況/危険箇所等> 雪庇多し。ヤセ尾根はルーファイ間違うと危険です ワカン必須
活動の装備
- モンベル(mont-bell)LXT-12アイゼン
- その他(Other)ツェルト
- エキスパートオブジャパン(EXPERT OF JAPAN)HS スノーシューズ
- その他(Other)ゴアテックスシュラフカバーウルトラライトワイドネイビーブルー200821
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)レイブンプロ
- カシオ(CASIO)プロトレックTriple Sensor PRG-110Y-1 DR LIMITED EDITION
- ソト(SOTO)マイクロレギュレーターストーブウインドマスター
- ニコン(Nikon)デジタル一眼レフカメラD600ボディーD600
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