恵那山 雪中行軍

期待通り、また、寒波がやって来た。 雪山へGO！ 前回同様、資金難に陥っているので遠出はできない。 そこで、今回は下道オンリーで行ける恵那山。 相性が良くないお山ですが、雪山にはお邪魔していないので、敢えてチャレンジ。 向かう途中のR153の表示灯はマイナス12度。 激寒です。 路面は国道は凍結防止剤が撒かれていたが枝道は雪だらけ。 四駆のＬギアで恐る恐る車を走らせるがゲ−トまでは進めず、1.5kmぐらい手前の路肩スペースに４時に駐車。 すでに1台の車が待機中。 今回は自分の活動限界時間を9時間に設定。 ５時に出発し、１１時でストップ。 食事をして３時に下山。 出発し林道を進むとトレースはかなりある。 結構な人が入っているようだ。 これなら、頂上までのトレースも大丈夫だろう。 と、甘い憶測はその後消し飛んだ。 どうやらスタートはトップのようだが、登山道に入り、900mの標識あたりから真新しい足跡が？ 不思議に思って進むと、テントを発見。 あの昨晩の極寒の中、テン泊するとは！ツワモノです。 その先で、テン泊の方々に追いつく。女性。 さらにその先に男性の姿が。 追いついてみるともう一人。 3名のパーティらしい。 追いついた先には、全くトレースがない真新しい雪原が。 お話を聞くと昨日５合目までトレースをつけてテン泊したが、どうやらテントから先は昨夜の雪でトレースが消えたらしい。 ここからは出会ったパーティの方と交代しながら膝丈程度のラッセルが数時間続く。 その後、頂上手前600mぐらいからは腰高程度のラッセル。 ここまでのラッセルで精魂尽き果てていたところ、ヤマッパーのふぅさんが追いついてこられた。 (yamap機能で私のことが解ったようです) 聞けば、今朝待機していたお隣の車とのこと。 ここからはふぅさんの頑張りで1時間程度掛かって登頂。 山頂は結構寒く、着いて食事の準備をしていると、みるみる両手の指先に痛みが発生。堪え難い。 テンクラの予報で2000m付近は氷点下13度だったので15度以下くらいかもしれない。 危険を感じ早々に食事をして下山を開始。 しばらくして冷えは治まってきたが、左右の中・薬・小指に激しい痛みがある。凍傷？ 下山時は天気が悪化、曇天の強風。 急いで下山し、一目散に帰路についた次第です。 関西から来られた3人組の方、ヤマッパーのふぅさん。 お疲れ様でした。 4人のおかげで登頂出来ました、ありがとうございました😊 記憶に残る山行が出来ました。 【今回の検討事項】 グローブは4枚重ねのレイヤリングだったが、どこをミスった？ 雪が積もった分、枝が近くザックのピッケルが引っかかりまくって歩きづらい。70あるのでもっと短くするか。 【ルートの状況】 チェーンスパイクでラッセル前までは行けました。トレースのおかげ。 ラッセルはわかんを装着。しかし、深いのでそれでも膝まで埋まります。 ８合目付近からはワカンでも股下までハマります。無ければ底なし？ スノーシューがおすすめ。 【追申】 あれから1週間経って、中指と薬指は無事回復したが、小指の爪はまだ痛みがあり、中心が浮いてきている。剥がれるね、これは。あと、右踵が痛む。 2週間経って痛みは無くなった。今の所、剥がれずにおさまっている。右踵はまだ痛む。足底筋膜炎のようだ。治るまで登れないなぁ(^^;